【毒親脱出物語】「いい子」を演じた24年間とリュック1つで毒親から逃げた朝の話

毒親から逃げるシェルターはもうオワコンってマジ?「避難すれば安全は嘘」説のリアルな現実&今すぐ取るべき現実的な選択肢

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うき

元公務員(市役所10年)。24歳でリュック1つで家を出て、保証人ゼロ・貯金50万で自分の部屋を確保した、毒親脱出の当事者。親に言われた通り公務員になり、10年で辞めた。
詳しいプロフィールはこちら

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「一度逃げたのに戻ってしまった…もう終わりだ」と絶望しているあなたは必読。

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毒親から逃げるのに、シェルターって安全なの…?

一時的とは聞くけど、スマホ没収や外出禁止なんて本当にあるの…?

逃げた後に自立できるか、本当に大丈夫?現実的に、どう準備すればいいのかな…?

↑本記事は、上記のような不安や違和感を抱えているあなたに向けて書いてます。

「シェルター」とは「一時的な避難所」のことですが、

つまりは今、世の中で

「シェルター、もう安全じゃなくね?」
「逃げ込めば解決なんて、嘘じゃね?」

という疑念が蔓延しているわけです。

実際、僕はネットで毒親育ちの方のリアルな相談をよく読むんですけど、
ヤバさしか感じない悲痛の声がかなりたくさんあるんですよね。

シェルター入りたいです。
毒親に潰されっぱなしです。
どうやったらシェルターに入れますか?

(出典:Yahoo!知恵袋

毒親からの精神的虐待、DVに悩んでいます。双極性障害、解離性障害、複雑性ptsdを患っています。長らく働けておらず、ほぼ監禁状態です。
毒親の支配下から逃げられず、精神疾患も悪化してしまい逃げる術がありません。毎日体が動かず、早く死にたいです。
どうすれば良いでしょうか、、、本当に早くしにたいでです 今日は親が遠出してますが、わざわざポストに頼んだ商品が入ってるという話をする為に電話がきます。死んでしまいたいです シェルターに入った方が良いでしょうか?鬱が酷くなり、外に出てもまととに動けない状態です 何からはじめたらよいでしょうか 症状はこのまま酷くなる一方だと思います 通っていた精神科にも行けなくなってしまいました

(出典:Yahoo!知恵袋

※実際にネット上で見つかる切実な声の一例

もちろんシェルターは、すぐに実家に連れ戻される場所ではありません。

ですが一方で、

  • ぶっちゃけ滞在は2週間
  • 外部と連絡するスマホが没収されたまま、避難の期限だけ重ねるしかない
  • シェルターの組織構造や避難ルールが、自立の準備に適合できていない
  • 不安は増えるのに準備が進まない一方

という現実もあります。

それでも周りからは、
「シェルターがあるんだから安全でしょ」
「逃げられたのに文句言うのは贅沢」
とか言われ、モヤモヤを飲み込んだり。

そこでこの記事では

本記事でわかること
  • シェルター避難を取り巻く9つのリアルな現実
  • 「避難=安全」が嘘になりつつある構造的な理由
  • 準備なしで逃げる人ほど危ない「実家逆戻りルート」
  • 「本当に人生を自立させる」毒親育ちが必ず取るべき行動原則
  • お金も身寄りもない当事者が今から取れる現実的な脱出手段

このような話を、噛み砕いてわかりやすくお話しします。

 

うき

毒親育ちがこれを知らずに逃げるのは本当にマズい…
と言うか、「そんなことも知らずにシェルター探してるの?」扱いされかねない話なので、

5分でいいのでぜひ最後まで読んでみてください!

 

【うきのプロフィールと実績】

「実家にいれば生活は安定だし親孝行にもなるよね…」というありがちな義務感で実家にとどまるも、

過剰な監視・ヒステリックな暴言・自由のない生活などに発狂。

毒親の実家暮らしを続けるも、精神の限界に達しついに決死の家出を決意する。

しかし、準備不足がたたり親にすぐ見つかって速攻で連れ戻され本気で絶望。

最後の手段として、今度は周到な「準備」をスタート。

親の監視下で働き、保証人不要の物件や寮付き求人の情報を集める血の努力を開始。

約2ヶ月で水面下の準備を整え、保証人不要の部屋を自分名義で契約して2回目の脱出に成功。

実家時代に渇望し続けた「親の足音に怯えない自由な生活」を実現。

現在は当事者の立場から、同じように実家に連れ戻されて絶望している人をサポートしている。

>>詳しいプロフィールはこちら

>>家出を連れ戻された僕が自由な生活を手に入れるために確立した方法はこちら

※ 今まさに身体的な暴力を受けている、または命の危険を感じている場合は、この記事を読むより先に、迷わず110番(警察)または「DV相談+」(0120-279-889/24時間受付)へご連絡ください。

目次

毒親からシェルターに逃げればすべて解決して「安全」になるのか?

ハッキリ言って、今の毒親家庭の状況を考えたら、

「シェルターに逃げれば安全かも…」と思ってしまうのは、めっちゃ自然

と言わざるを得ないんですよね。

①シェルターに逃げ込めば、親の支配から永久に解放されるという「勘違い」

理由を一言で言ってしまえばシンプルで、
シェルターの役割を、ほとんどの人が誤解しすぎているんですよね

  • 「シェルターに入れば、もう親に見つからない」と思っている
  • 「しばらく住めるから、ゆっくり考えればいい」と期待している
  • 「相談すれば行政が全部助けてくれる」と信じている
  • 世間では「逃げればなんとかなる」という声があふれている
  • 一方でシェルターの現実は「原則2週間」「スマホ没収」「外出禁止」「労働不可」のまま

こういう現実を冷静に考えたら、

え、2週間で追い出されるの…?

逃げた先でも自由がないの…?

って不安に感じる方が自然ですよ。
(何も知らなかったら逆にヤバいですしね…笑)

ネット上や知恵袋で目に入る話としても、

  • シェルターに入ったのに、結局実家に戻されている人がいる
  • 相談窓口で「親子のことは家庭内で」と門前払いされた声
  • 2週間で退所を迫られ、行き場がなくなった体験談
  • シェルター内でスマホを没収され、完全に孤立した話

みたいな声が積み上がってきたんですよね。
(しかもウソじゃなく事実がめちゃ含まれてるんです)

もちろん、ネットには極端な話も多いですよ。
「シェルターは地獄!」って言っておけばバズる可能性もありますしね。

ただ、

その声が成立するだけの”現実”が確かに存在している

のも事実ですし、

「でもシェルターがあるんだから逃げられるでしょ?甘えるなよ」

 

…みたいに言われても、

いや、こっちは実際に実家で毎日殴られてるんだが?

って話じゃないですか。

②そもそもシェルターとは、一時的な「緊急避難所」であって「永住地」ではない現実

ここも誤解されがちなんですけど、

シェルターが「逃げたら安心」に見えるのって、前提条件が違う

んですよね。

そもそもシェルターって、
ざっくり言えば暴力や虐待から逃げてきた人が、身の安全を確保するために一時的に避難する施設のこと。
運営元と対象者によって、いくつか種類が分かれているんですよね。

毒親から逃げたいあなたに関係するのは、主にこの4つです。

  • 児童相談所の一時保護所:原則18歳未満が対象。虐待を受けた子どもを保護する公的施設(滞在は原則2ヶ月以内)
  • 子どもシェルター:義務教育を終えた15〜19歳くらいが対象。NPO等が運営し、家庭にいられない10代後半を保護
  • 女性相談支援センター(旧・婦人相談所):成人女性が対象。2024年施行の「困難女性支援法」で名称変更され、DVに限らず困難を抱える女性の相談・一時保護を行う
  • 民間シェルター:NPOや社会福祉法人が運営する緊急避難先

(出典:こども家庭庁/内閣府男女共同参画局/困難女性支援法)

で、この記事でこれから話す「原則2週間」「スマホ没収」「外出禁止」といった制限は、
主に③④のような”緊急一時避難”を前提にした話です(①の児童相談所は原則2ヶ月と基準が少し違います)。
どのタイプにも共通するのは、
あくまで”一時的に身を守る場所”であって、”永住できる新しい家”ではないという点なんですよね。
(※成人男性が親から逃げる場合は、使える公的シェルターが限られ、生活困窮者向けの一時生活支援や民間シェルターが中心になります。)

多くの人がイメージするシェルターって、ざっくり言うとこんな感じです。

  • 安全な個室があって、落ち着いて暮らせる
  • 必要な期間ずっと滞在できて、退所を急かされない
  • スマホも自由に使えて、外部との連絡も取れる

だから、
「とりあえずシェルターに逃げ込んで、ゆっくり次の生活を考えればいい」
でも成立するように見えたんですよ。

でも、現実は?

そんな甘い想定が通用しないなんて、
一度でもシェルターを利用した人なら全員知っていますよ。

  • シェルターに駆け込んで安全を確保し、
  • ゆっくり体力と気持ちを回復させて、
  • そのまま新しい生活にスムーズに移行する…                                                 

…などというお花畑ルートは、                                            誰がなんと言おうと最初から存在していないのです。

今やシェルターは、いやシェルターだからこそ、

何も準備しないまま飛び込むと、                                     あっという間に”行き場のない人”と化して                                実家に逆戻り待ったなし

という現実があるんですよ。

では、具体的にシェルターにはどんな制限が待っているのか?

逃げた先の現実は、どんな状態なのか?

次のパートで、シェルター避難に潜む“9つの現実と制限”を紐解いていきますね。

うき

ここから先は、
シェルターに本気で逃げようとしているあなたに絶対に知っておいてほしいリアルな話です。
覚悟して読んでみてください。

シェルター避難に潜む9つの物理的・精神的な現実と制限

さて、いよいよ本題です。

感情論やイメージではなく、

「事実ベースで見たときに、なぜシェルターは『安全な逃げ場所』ではないのか?」
ということですね。

ここで、ちょっと想像してみてください。

もし、あなたの友達から、こんな話を聞いたら…                                  

え、私が逃げ込もうとしている場所?                   んー…

・滞在できるのは原則2週間で、
・スマホは没収されて、
・外出も仕事も全部禁止だけど、


でもみんなが安全だって言ってる場所だし、安心して!

…とか言ってたら、どうします?

「おい、大丈夫かコイツ」ってなるでしょ??

でも、これがシェルターを取り巻く現実なんですよ。

別に感情的に煽りたいとかでもなんでもなくて、

  • 法律やガイドラインで定められている事実
  • 実際にシェルターに入った人が経験した現実
  • 制度上、避けることが難しい構造的な制限

これらを単純に並べていくと、                                             「準備なしでシェルターに逃げ込むのはキツいよね…」という結論に行き着く、                      というだけの話なんですよね。

リアルな9つの現実
  • 期間制限:滞在可能期間は「原則2週間程度」
  • 通信制限:スマホ使用の禁止や没収
  • 外出制限:外出は原則禁止で外部との連絡も遮断
  • 共同生活:見ず知らずの他の避難者と集団生活
  • 持ち物制限:リュック1つで逃げ出す
  • ペット不可:ペット同伴を禁止
  • 労働の禁止:仕事に行くことができない
  • 窓口の対応:「親子で話し合って」とたらい回し
  • 退所後の不安:自立資金も住む場所もないまま自立を迫られる

順番に見ていきましょう。

①期間制限:公的シェルターの滞在可能期間は「原則2週間程度」という時間制限

「原則2週間」。

これが、シェルターの最大の制限なんですよね。

ホテルだって病院だって民間の施設だって、                                                        「2週間で出て行ってください」なんて普通は言いませんよね。

そして実際、内閣府の「婦人相談所における一時保護について」では、一時保護は
「概ね2週間程度」と明記されています

※内閣府男女共同参画局「婦人相談所における一時保護について」。一時保護は2週間を目途とされています。
なお児童相談所の一時保護は原則2か月以内=厚生労働省「児童相談所運営指針 第5章 一時保護」と基準が異なります)

シェルターとは元々、一時的な緊急避難のための場所であって、
そこで新しい人生を設計するための場所ではないんですよね。

公的なシェルターでこれなのだから、
民間の一時保護施設ではさらに短い場合もあるんですよね。

…と、制度の話をズラズラ並べましたが、
そんな国の資料を読むまでもなく、

実際にシェルターに駆け込んだ人自身が1番この時間制限のヤバさを
感じ取っているのではないでしょうか。

シェルターの滞在期間がめちゃくちゃ短いってのは、調べれば出てくる話でしたが、
いざ自分が逃げる側になって初めてそのヤバさに気づくという感じですね。

  • 入所した瞬間から退所のカウントダウンが始まる
  • 延長が認められても、せいぜい数週間が限度
  • その間に次の住居と仕事を見つけなければならない

要するに、

「シェルター=ゆっくり回復できる場所」

という認識自体が完全な幻想だった、と言えるんですよね。

うき

そして2週間という制限の中で何が起きるかというと、         退所後の不安が全部、避難中のあなたにのしかかるんですよね…

②通信制限:親に居場所を特定されないため、スマホ使用の禁止や没収の現実

「滞在期間が短い」だけでなく、

入った瞬間からスマホを取り上げられ、
外部との連絡手段が完全に断たれるんですよね。

(根拠:厚生労働省委託事業「婦人保護事業における通信機器等の取扱い及び婦人相談所におけるSNSを活用した安全な開設、運用方法等に関する調査研究」(令和元年度)。使用場所・時間帯の制限、写真撮影やSNS投稿の禁止等が報告されています)

これは「電波が届きにくい」とかそんな生ぬるい話ではなく、                                    明らかな「没収」です。

安全確保のために、親や知人にGPSで居場所を特定されるリスクを排除する措置として、
スマホの使用が原則として認められない施設が多いんですよ。

  • 仕事探しのために求人サイトを見ることすらできない
  • 友達や恋人に「今どこにいるの?」と聞かれても返事ができない
  • 脱出後の生活を準備するための情報収集が、物理的に不可能になる

これが本当にやばい。

普通の生活で言えば、                                                •「仕事先に連絡ができない」のに加えて                               •「次の住居を探す手段もない」状態、                                     社会との接点が次々消えていく…                                       まさにこれを「孤立」と言いますよね。

一昔前までは、                                                   「シェルターに入れば、とりあえず連絡手段くらいは確保できるだろう」                        というイメージがありました。

でも今は、状況が全く違います。

実際に入った人ほど実感があるはず

入った瞬間にスマホ没収されて、完全に世界から切り離された…

これが単なる「噂」とかではなく                                             施設のルールとしてハッキリ決まっている、というわけなんですよね。

うき

その結果、                              退所後の生活設計を、シェルターの中では一切進められない         という詰みの構造が生まれます。

③外出制限:安全確保のため、外出は原則禁止で外部との連絡も遮断される閉塞感

すると、次に表面化するのが閉塞感なんですよね。

(根拠:上記・厚労省調査研究、および児童一時保護所の実態報道=中日新聞「『刑務所みたい』私服、外出、持ち物も制限 一時保護所は生まれ変われるか」

シェルターに入ると、

安全確保のために外出そのものが                                                原則禁止されます。

「外に出たいけど、親に見つかったら終わりだし…」

そうして、

  • 買い物にすら自由に行けない
  • 散歩や気分転換も禁止
  • 家族や友人に会うことすらできない

といった閉鎖空間に閉じ込められた結果、

精神的に追い詰められたり、                                          •「ここにいても何も変わらない」

と絶望したりするケースも珍しくなくなっているんですよね。

スマホ没収、外出禁止、見知らぬ人との共同生活、窓のない部屋…

閉塞感で精神を追い詰められる理由なんて、ゴロゴロ転がっていますよ。

対岸の火事ではなく、シェルターに入った瞬間から「自分の自由」が消えるかもしれないんですよ。

しかも滞在期間が延びるほど、 焦りは増す一方で、 「ここにいても状況は何も変わらない」という絶望がどんどん深くなっていくということです。

うき

そうして、
外出禁止の中で追い詰められるほど、退所後の準備はさらに遅れる
という負のループに入っていくんですよね。

④共同生活:見ず知らずの他の避難者と、狭い部屋で集団生活をする精神的ストレス

総じて、

安全な個室で一人で過ごせるわけではなく、 見ず知らずの他の避難者と同じ空間で集団生活をすることになります。

なんなら、「集団生活」どころか 「相部屋」「大部屋」という実態もありますからね。

(根拠:内閣府検討会 第2回 北仲構成員提出資料(平成31年3月12日/NPO法人全国女性シェルターネット作成)。同資料には「単身女性が、センターの相部屋が嫌だとのことで、民間シェルターに委託で入った」という当事者事例が報告されています。また内閣府「DV等の被害者のための民間シェルター等に対する支援の在り方に関する検討会」報告書にも、「年齢・国籍・障がい・疾病等の属性があると集団生活への適応困難」を理由に一時保護されないケースがあるとの指摘があり、集団生活が前提であることがうかがえます)

各所で噂には聞く話ですが、

「まあ仕方ないよね」で流していい問題ではなく、 ガチのマジで本気でキツい状態にあることがよくわかると思います。

  • DV被害者、児童虐待の当事者、ホームレス状態の人…
  • 年齢も事情もバラバラな人が同じ空間にいる
  • 精神的に不安定な人同士が同居するストレス

トータルで精神的な負荷がものすごい

ここで普通なら、 個室を用意するとかカウンセラーを常駐させるとか、 何らかのケアが入りそうなものですが…

シェルターの運営って、 「予算が足りない」「人手が足りない」のが現実なんですよね。

  • 施設の規模に対して避難希望者が多すぎる
  • プライバシーを確保できる個室が圧倒的に不足
  • 心理的サポートの体制も十分ではない

よって、精神的な負荷は減らないですし、 むしろ増える一方なんですよ。

その結果、一体何が起こるか?

親から逃げてきた 進むべき道が見つからない

⬇︎

精神的に追い詰められる

⬇︎

「ここにいても無理だ」と感じる

行き場がないから実家に戻る

⬇︎

親の元に逆戻り

支配がさらに強化される

⬇︎

以下、無限ループ

うき

実際に、
      ・シェルターでの共同生活がストレスで眠れなかった、
・知らない人の泣き声や怒鳴り声が夜中に聞こえてきて怖かった…

という声は、ネット上にも本当にたくさんありますよ

⑤持ち物制限:リュック1つで逃げ出すため、ほとんどの私物を実家に置いてくる損失

普通の引越しと比べた”持ち出せるモノの差”が、想像以上にエグい

という現実、知っていますか?

例えば、

リュック1つに入りきらない物は、
全部実家に置いてくるしかないんです…

という声、よく聞きます。

写真、思い出の品、大事にしていた本やぬいぐるみ…全部、親の支配下に残すしかないんですよね。

(根拠:中日新聞「『刑務所みたい』私服、外出、持ち物も制限」。一時保護所では私物の持ち込みが制限される実態が報じられています)

その結果、何が起きるかというと、

「身分証明書もスマホも通帳も、
逃げるときには持ち出せなかった」

ことに後から気づくんですよ。

あれ…私、手元に何もなくね…?

という、

生活を「ゼロから全部やり直す」しかない状態

になってしまうんですよ。

うき

実際、僕も24歳で実家を出たとき、
持ち出せたのは着替えと財布くらいでした。
卒業アルバムも、子どもの頃に集めていたカードも、
全部置いてきました。
…もう二度と取りに戻れないって分かっていても、
それでも逃げるしかなかったんですよね。

⑥ペット不可:多くのシェルターがペット同伴を禁止しており、家族同然のペットを見捨てる葛藤

いくら実家がつらくても、ペットがいるから逃げられない…

なんてことも言われがちですね。

ペット = 家族同然                                              → この子を置いていくなんてできない

しかし、この思いすらも公的なシェルターの前では、ほぼ無力というのが現実なんです。

(根拠:内閣府民間シェルター検討会報告書。同報告書は「一時保護の場面において公的機関が対応できない場合が多い男児同伴、子どもが多い場合、疾患、ペットの同伴等にも、必要に応じて柔軟に対応している」ことを民間シェルターの特徴として挙げています。裏を返せば、公的な一時保護所ではペット同伴が難しいということ。※逆に言えば民間シェルターなら相談の余地がありますので、諦める前に相談を)

実際、
公的な一時保護所ではペット同伴が認められないのが実情です

家族同然のペットですよ???

冷静に、とんでもない選択を迫られてるんじゃないですか?

つまり、

「ペットと一緒に逃げて、新しい生活を始める」

という脱出の理想パターンが、
シェルターでは成立しないんですよね。

え、じゃあこの子を見捨てて逃げるしかないの…?

と感じるのも、無理ありません。

うき

ペットを置いていく罪悪感で逃げられない人って、本当に多いんです。
ベッドや餌皿を片付けるときの胸の痛みは想像を絶します。

でも、
あなたの命が最優先だということだけは忘れないでほしいんですよね。

 

⑦労働の禁止:避難期間中は仕事に行くことができず、キャリアが一時中断するリスク

「仕事に行けない」。

避難中は、安全確保のために外出が原則禁止となるため、仕事に通い続けることが事実上できません。

  • 今の仕事を「突然いなくなる」形で辞めることになる
  • 退所後に復職できる保証はどこにもない
  • 避難期間中の収入はゼロ、貯金を切り崩すしかない

つまり、逃げるために入った場所が、逃げた先での生活基盤まで壊してしまう

という矛盾した構造になっているんですよね。

うき

「逃げたいのに仕事を辞められない」
「でも仕事を続けたらシェルターには入れない」
…この板挟みで動けなくなっている人、本当に多いんですよね。

 (※「就労禁止」を明文で定めた公的規則は公表されていません。ただし、内閣府の検討会に提出された内閣府検討会 第2回 北仲構成員提出資料(平成31年3月12日/NPO法人全国女性シェルターネット作成)では、公的シェルターは「外出は原則禁止」で、「どうしても散歩がしたくて、こっそり15分ほど外出したため保護が打ち切りになった」という実例まで報告されており、通勤を伴う就労の継続は事実上不可能です。同資料では民間の「ステップハウス」が「通勤や通学が可能」な施設として対比されています。※民間シェルターでは就労の継続が可能な場合もあります

⑧窓口の対応:駆け込んだ相談窓口で「親子で話し合って」とたらい回しにされる冷たさ

そして、シェルターに入る前の段階で立ちはだかるのが、
相談窓口の冷たさなんですよ。

  • 「親子のことは家庭内で解決して」と門前払い
  • 暴力の証拠がないと対応できないと言われる
  • 担当者によって対応がバラバラで、たらい回しにされる

僕は元市役所職員だから、行政の内情をよく知っています。

前例主義、事なかれ主義、シビアな家庭問題は「触りたくない」という空気。

窓口に来た相談者が「親子で話し合って」と追い返されたとしても、
その職員が冷たいのではなく、
組織として「踏み込まない」ことが暗黙のルールになっているのが現実なんですよね。

うき

勇気を振り絞って相談に行ったのに
「ご家族と話し合ってください」で片付けられたとき…
もう、本当に世界が終わったような気持ちになりますよね。

(※これは公的統計ではありませんが、内閣府の検討会に提出された内閣府検討会 第2回 北仲構成員提出資料(平成31年3月12日/NPO法人全国女性シェルターネット作成)には、「DVではない」「緊急性がない」と支援を断られた・「もう一度よく考えて来所して下さい」と言われた等の窓口対応の具体例が多数報告されています。参考:同ネット「日本のDV対策の現状 ここがおかしい。」

⑨退所後の不安:シェルターを出た後、自立資金も住む場所もないまま自立を迫られる恐怖

そして最後、シェルターを出た後に待っている現実。これが、9つの中で最も恐ろしいかもしれません。

実際、警察庁の統計によると、10歳代・20歳代で行方不明者全体のおよそ4割(令和4年:計3万1,807人を占めています。

(出典:警察庁「令和4年における行方不明者の状況」R04yukuefumeisha.pdf

しかも原因・動機別では「家庭関係」が1万2,899人
家に居場所を失った人が、行方不明という形で毎年これだけ表面化しているという現実なんですよね。

  • 退所後の住居が決まっていない
  • 自立資金(初期費用+生活費)がない
  • 保証人になってくれる人がいない

この3つが揃わないまま退所を迫られるという、文字通りの「詰み」が待っているんですよ。

うき

だからこそ、
シェルターに入る「前」の段階で、
退所後の生活設計を始めておくことが死ぬほど重要なんですよね。
次のパートで、その「本当の自立」の中身を分解していきます。


(参考:NPO法人全国女性シェルターネット「日本のDV対策の現状 ここがおかしい。」。また内閣府の検討会に提出された内閣府検討会 第2回 北仲構成員提出資料(平成31年3月12日/NPO法人全国女性シェルターネット作成)には、「退所後の行き先が決まっていないと保護しない」「一時保護の前後で支援が断絶している(切れ目がある)」等、退所後支援の不足が具体的に報告されています)

シェルターという「一時避難」と「本当の自立」の中身を分解する

ここまで読んで、

一時避難だけでは自立できない…

と現実から目を背けたくなったかもしれませんね。

なのでここでは、
「シェルターでの“避難”と“自立”はどう違うのか?」
というテーマを、感情論なしで整理します。

ポイントはシンプルで、

「自立」という言葉の中身を、ちゃんと分解すること

なんですよね。

具体化して考えると、
自立の具体的な意味って、こんな感じの4要素ですよね。

  • 物理的自立:住む場所(屋根)がある
  • 通信の自立:自分だけのスマホがある
  • 金銭的自立:自分の稼ぎ(仕事)がある
  • 精神的自立:自分の人生を自分で決断できる

ではこの4要素、
シェルターに入っただけで本当に手に入るのでしょうか?
本当に「自立」と言えるのか、

順に見ていきますね。

①自立に必要なのは「住まい」だけではない(物理的自立)

まず、住まいを確保できるという一点においては、シェルターはめちゃ強いです。
(少なくとも、避難している2週間は…ね)

わかりやすいのは、雨風をしのげて、親の侵入を防げる安全な部屋にいるときですね。

うき

一時的な避難部屋としては十分。
毒親の暴力や過干渉から身を守る機能が高いのは確かです。

 

あとは表面的な話でいうと、                                            入所した瞬間は「これで毒親から逃げ出せたんだ…」的な安堵感もけっこう味わえますね。                 実家にいるときは、親から毎日サンドバックにされる顔色伺いの日々だったのに、                     不思議なもんです。 

この一時的な安全性の高さは、シェルターの強みですよ。

ここは確かに「避難」として成功ですね。

た・だ・し、

避難時はともかく、退所が近づくにつれて、

・滞在期限の2週間が近づく

・ 次の住居が見つからない

・そもそもお金がない

という現実が容赦なく襲いかかってくる以上
ある意味当然の帰結かなと。

物理的自立も徐々に崩れていくと思われます。

 

②親にバレずに通信できる「自分だけのスマホ」がなければ仕事も探せない(通信の自立)

次に、通信面。

シェルターでの携帯使用って、こんなルールなんですよね。

  • 原則として使用禁止または一時没収
  • 外部への情報収集や連絡は一切できない
  • 急な求職活動や部屋探しに即応しにくい

これ、毒親からちょっと離れるだけの一時避難なら、
そこまで問題になりませんでしたよ。

でも今は、

ネットやスマホで
仕事も住まいも探して契約する時代

ですからね。

しかも前章で見た通り、

  • スマホが使えないと求人情報の検索すらできず、行動力に格差がつきまくり
  • 連絡手段が遮断され、すべての前提が崩れた

というわけです。

つまり、

避難期間はどんどん減る
でも準備は全く進まない
退所後の備えも弱すぎる

という構図になりやすいんですよ。

一応「一時的に安全な部屋にいる」って意味では
確かに物理的自立なんだけど、
それより「連絡手段がない」ことの損失がはるかにデカくて速いので
プラスどころかむしろマイナスなんですよね…

親にバレずに公衆電話でも使えば連絡できるでしょ?甘えるなよw

 

…とか言われたりしますが、

「公衆電話で何とかなる」
って、自立の準備としてはちょっと厳しくないですか?

うき

「最低限の連絡」だけをキープしてるならともかく、
情報から完全に切り離された状態で「自立の準備」を進めるのは、
ちょっと…

③親から物理的に離れて生き抜くための「自分の稼ぎ」が必要(金銭的自立)

現時点では、
シェルターで暮らしている間は親から物理的に離れていられる、というのは事実です。

  • 実家に連れ戻されない(ように見える)
  • 簡単に親が踏み込んではこない
  • 物理的な安全は脅かされない

…少なくとも、「避難期間中は」、ね。

しかし、これめっちゃ重要なのですが、

「物理的に避難できた =本当に自立できた
ではありません。

甘い想定では、ここを完全に混同して
「家を出られたから解決」と唱えているフシがありますしね。

なぜなら、本当の自立って、こういう要素で決まるからです。

  • 自分の力で稼ぎ続け、生活コストを支払っていけるか?
  • 再び親の支配が及びそうになったときに逃げ道(貯金や仕事)があるか?
  • 自分の人生の選択肢を広く持てるか?

ある程度資金がある人は、この複合要素を加味しても、
全然自立できると言えるはずですよ。

しかし手ぶらで逃げた読者の場合、 

「一時的に命は守られているけど、
生活や将来は守られていない」

という状態に、普通に陥りやすいんですよ。

実家からは離れられたけど、ずっとお金と将来の不安に怯えている…

という違和感は、まさにそれを示したものと言えますね。

そして前章で見た通り、実際に

  • 2週間の期限切れが迫る
  • 仕事ができないので貯金がゼロになる
  • 自立資金もなく次の住居も契約できない

などなど、実家に戻らざるを得なくなる未来は、十分すぎるほどありますよ

「シェルターに逃げれば大丈夫」という話ですら、
入所者の多くが結局自立できずに実家に連れ戻されている現実や、
退所後の支援の薄さ

という事実もあり、完全にガッタガタになりました。

そもそもどう考えたって、

自立資金もない状態で、
何の準備もなしに飛び出した人がそのまま新しい生活を維持することは不可能ですしね。

もちろん、例外的にうまくいく人もいるし、
反論しようと思えばできる部分もあると思います。

ですけど、そもそも

退所後にこんな不安を抱えてる時点で、
「自立」って呼べなくね??

という…

でも、シェルターに入っている間は安全だよね…?

とは言いますが、

裏を返せば

2週間の期限が切れちゃえば終わり

ということです。

にもかかわらず、

  • スマホも使えず情報収集もできない状態を強制される
  • 自立に必要な資金や仕事のアテが皆無なまま

という避難ルールゆえに、

「実家に戻る以外の選択肢を持てない」

状態になりやすいのも、手ぶらで逃げた人の歪みなんですよね。

④親の呪縛や世間の声に怯えない「自分の決断」を持つこと(精神的自立)

ここまでの話を踏まえると、
ひとつ、かなり重要な事実が見えてきますよ。

本当の脱出とは、
もはや「物理的に逃げること」ではなく「親との精神的な決別」を求められている

ということです。

昔のイメージでいう脱出って、

  • とにかく家を飛び出せばOK
  • シェルターに入れば大きな問題は起きない
  • 物理的に離れること自体が価値

こんな世界でした。

でも実際はどうかというと、

  • 親が連れ戻しようと手紙を送りつけてくる
  • 「親を見捨てるなんて冷たい」と世間に言われる
  • 自分の力で生きる責任が年々重くのしかかる

と、めちゃくちゃ精神的プレッシャーの波を受けるんですよね。

にもかかわらず、

力及ばず植え付けられた罪悪感・自己否定・依存心は、ほぼ昔のまま

というねじれた構造が起きていますしね。

家を出たはずなのに、
頭の中ではまだ親の怒鳴り声や足音に怯えている…

そう感じるのは、かなり正常なんですよ。

要するに本当の自立とは、

「物理的に離れた上で、
自分の人生を自分の責任で決めていくこと」

に他ならない。

頭の中でまだ親の支配を許している状態を「自立」と呼ぶのは、
正直かなり苦しいですよね。

うき

ただの「一時避難」と「本当の自立」の違いが分かったところで、
じゃあシェルターは一切役に立たないのか?というと、
そんなことはありません。
次のパートで、シェルターの本来の価値を整理しますね。

それでも、シェルターは「逃げるきっかけ」として最善の選択肢になり得る

ここまで読むと、

じゃあもうシェルターなんて逃げる意味ないの?

と不安になるかもしれませんね。

ですが、ここで話を終わらせるのはまだ早いんですよ。

シェルターは「ただの避難所で終わらせれば無意味」
でも「次のステップへの足がかりにすれば最強の武器になる」

場所でもあるんですよね。

①命の危険がある時、実家にいるより100倍マシである事実

まず、シェルターという一時保護施設って、

  • 親の侵入を物理的にシャットアウトする力
  • 行政の保護下にいるという法的アプローチ
  • 最低限の衣食住が保障されている安全

を、かなり高いレベルで提供してくれます。

一言で言えば、
「親の暴力や怒鳴り声から一瞬で離れられる」
ってことですね。

実家にいると絶望すぎて麻痺しがちですけど、
客観的に見るとものすごい防衛力なんですよ。

でもそれって、ただの2週間の一時しのぎでしょ?

 

そう思うかもしれませんが、
ぶっちゃけ使い方次第ですよ。

たとえば、

  • 親の監視から一時的に完全に逃れること
  • 恐怖で震えていた心身を落ち着かせること

においては、シェルターの安全性は抜群に向いていますね。

問題はシェルターの良し悪しではなく、

「その安全な時間を、次の自立の準備のために一切使っていない」

ことなんですよね。

 

②親と物理的な「最初の距離」を強制的に作るリセット効果

もう1つ、見落とされがちなポイントがありますよ。

それは、
シェルターは「毒親から強制的に引き剥がしてくれる場所」
だということなんですよね。

すなわち、

親の妨害を受けることなく次の準備ができる

ということでもありますしね。

  • 実家の目の前の怒鳴り声から一旦離れられる
  • 自分の命を守る最低限の土台が確保できる
  • 物理的な距離を置いて冷静に選択肢を考えられる

つまり、

「実家で心が完全に壊れるまで我慢する」のではなく、
「壊れる前に距離を置いて仕込める」

場所なんですよ。

まだ間に合う。
心が手遅れになる前に動ける。

それがどれだけ大きなことか。

完全に監禁されたり身動きが取れなくなってから、大慌てで逃げ出して
地獄を見るような人がいっぱいいるわけですから。

この2週間という短い安全期間をどう使うかで、
退所後はもちろん、
1ヶ月後の景色ですら本当に別物になりますしね。

僕自身、アパート契約書が親にバレて
契約解除を迫られたときはめちゃくちゃ絶望しましたが、

そこから                                                      水面下で引っ越し準備を整えてリュック1つで脱出し

今では自分の住まいで親の足音を一切気にせず自由に生きる「主体的に自分の人生を選択できる」ようになれました。

準備なしでシェルターに逃げ込み、そのまま実家に連れ戻される「最悪の共依存ループ」

ここで1つ、
非常〜〜〜に大切な話をしますね。

①シェルターの期限が切れ、自立資金もないため実家に帰るしかなくなるルート

ここまで読んで、

やっぱシェルターの制限ってキツいよな…

と、

「とりあえず家を飛び出すだけ」で終わる人

が1番危ないんですよ。

明日も毒親の元にいれば、
親は不機嫌だしそれどころじゃないから、

すぐに準備のことは後回しになり、とにかく今すぐ飛び出すことしか頭にない感覚になるんです。

つまりは、こういったシェルターを出た後の自立の難しさ・退所後の危険性を、
こういう感覚で捉えちゃっているんですよね。

  • どこか他人事として捉えている
  • 「退所後の路上生活」としての危機感を持っていない
  • 単なる「家出の通過点」くらいの感覚

これがマジでやばいんですよね。

そうして、

「シェルターにいればとりあえず安全だ」

という現状ゆえに、
自立の準備を先送りし続けてしまうのですよ。

  • 退所後の不安にフタをする
  • 「なんとかなる」と現状維持を正当化する
  • そして何もせずに毎日シェルターで同じ日々の繰り返し

これでは、
避難期限が切れたとき「行く宛がない」状態
になってしまいますよ。

  • いつ、シェルターの職員から「次の行き先は?」と迫られるか?
  • いつ、所持金が底を突くか?
  • いつ、行政のサポートが打ち切られるか?

これ、全くわかりません。

2週間後かもしれないし、数日後にいきなりこうなるかもしれないですしね。

だけど、本当に「その期限」が訪れてからでは、
もう本当に取り返しつかないのですよ。

うき

僕みたいに、

・準備もなしに家を飛び出して
・期限が切れてもお金も住居もなくて
・逃げ場がなくて実家に戻るしかなくなる

とかなったら本当に悲惨です。

 

僕はアパートを借りて抜け出せたけど

自立支援が薄い以上、
こういう事態に陥る確率は非常に高いわけですから、

「なんとかなるよね」で済ませている場合ではないはずですよ。

 

②「やっぱり自分は一人では生きられない」と諦め、親の支配に完全服従する余生

そして結局、あれこれ理屈をこね回しても、
根本的な問題は全て

頼れる選択肢が
「親の家に戻るしかない」

という、親への依存状態に収束するんですよね。

  • 逃げ先 = 実家のみ
  • 資金・仕事 = 親から離れては生きられない

先述しましたが、僕は高校生の時、                                          家出に失敗して実家に連れ戻されたとき、

「自分の部屋の鍵もスマホも自由」が何にもない

という現実にぶち当たり、絶望したことをよく覚えていますよ。

このように

親から離れて生きていくための資金もスマホも準備しないまま                              実家に連れ戻されてズルズル年だけを重ねてしまう。

門限は17時、
友だちの家に泊まるのも禁止…

という日常の中、
親に逆らう気力も奪われた人間が、
30代・40代になって、一人で何ができるでしょうか?という話なんですよ。

そうして、

「実家にい続ける以外の選択肢がない」                                        「親の言う通りにする以外、何もできない」

という、巨大な呪縛を抱えて生きるしかなくなってしまう…

…という「この家から逃げ出したい」という願いはずっと頭の片隅にあるけれど、

引越し費用なんて用意できないしな…

今は準備できないし、シェルターに入ってから考えようかな…

と、目の前の準備にフタをしてしまうんですよね。

そうして、

  • 今はお金がないから無理
  • 今はスマホがないから無理
  • もっと親が優しくなったら

などなど、
毒親育ちの得意技「動かない正当な理由」を駆使し、

何の準備もしないまま
気づいたときには脱出の選択肢が完全になくなっているのですよ。

ついには、

あのとき、準備をしてでも家を出ておけばよかったなぁ〜〜

と後悔し始める…というわけです。

そう、「準備なしでもなんとかなる」と言って
本当に自立できた人、見たことあるでしょうか?

うき

一度連れ戻されると、親の監視レベルは以前の10倍になります。
部屋のドアノブを外されたり、スマホを常に検閲されたりする地獄。
だからこそ、
二度と連れ戻されないための「3つの行動原則」が必要なんですよね。

 

シェルターを「ただの避難所」で終わらせず、自立の踏み台にする3つの行動原則

ここまでの話で、

じゃあ結局、どうすればいいの?

と感じていると思います。

なのでここでは、
実際にシェルターから実家逆戻りを防ぎ、本当の自立を果たした人が、共通してやっている行動を整理しますね。

どれも特別な才能は不要です。
ただし、やるか・やらないかで退所後に大きな差がつきますよ。

①原則1:避難している水面下で、親にバレない「自分名義のスマホ」を確保する

まず、これ。

親名義のスマホだけに、自分の連絡手段をフルベットしない

という選択なんですよ。

  • 親がスマホの契約を止めないという前提を疑う
  • 親名義の回線にすべてを委ねない
  • 自分でコントロールできる自分名義の回線を作る

一般論として、

連絡手段が親に握られている状態って、
精神的にも、脱出の準備的にも、かなり脆いのですよね。

逆に、「自分名義のスマホ」があるだけで、
脱出の準備のやりやすさは爆裂に変わります
(これは想像つくと思いますしね…笑)

…とはいえ、
「じゃあ今すぐ新しく契約しよー!」

で本当に身分証やお金なしで作れたら、苦労はないわけで。

そこで重要になるのが次の話なんですよ。

②原則2:初期費用ゼロで住まいと仕事が同時に手に入る「寮付き求人(リゾバ)」を狙う

「実家に戻らないと生きていけないという無力感」

に、人生を預けないこと。
これが超大事なんですよね。

前提として、脱出の第一歩を踏み出せないのは、
結局のところ「住まいと初期費用」が足りないことが原因ですからね。

ゆえに、

  • 初期費用がほとんどかからない
  • 住む場所と食事が付いている
  • 親から遠く離れた場所で働ける

こういう条件を
最初から選択するんです。

ここで大事なのが、
狙うべきは「住まいと仕事がセットになっている」寮付き求人(リゾバ)ということです。

  • 「親に保証人を頼まなければ借りられない」アパートではなく、
  • 「親の署名なしで即日住み込める」仕事

身も蓋もない言い回しですが、

逆に「住む場所と収入を同時に確保できない」のなら、                               結局のところ親の支配からは逃げ切れないはずですよ。

うき

例えば僕は脱出準備中に
「何か親を説得できれば変わるかも…!」と話し合いを試みようと
したのですが、

まあ…それで何か変わるかというと、
何も変わらなかったですね…(苦笑)

「親子の情に意味がない」と言いたいわけではないのですが、
「共依存を解消&連れ戻しの不安を抹消」という意味では、
どれだけ言葉を尽くしても無駄だったと思います。

 

逆に、「親と離れて自立する」ことに直結したのがこれ

再現性はかなり高いと思いますしね。

手元にお金がなくて、準備する余裕なんて…

正直、その気持ちはよく分かりますよ。

ただ、やっぱり

「お金が貯まってから」動こうとすると、
一生その日は来ません。

そもそも実家で搾取されているのに貯金が増える可能性は低いですし。

だからこそ、

完璧なアパート契約を目指さず、初期費用ゼロの寮付き求人から始める

これをやった人だけが、
親の支配から完全に抜け出せるのですよ。

③原則3:シェルター退所と同時に、保証人不要の格安賃貸を契約して自分の城を持つ

そして何より、

「自分の契約で家を借りる」

ことですよ。

「あれこれ親の目を気にして迷って、現実には何の契約も進められていない」

という状態では、何の意味もないどころか、
我慢している分だけ時間も精神的にもマイナスですしね。

もちろん、いきなり高級アパートを借りる必要はないです。

その代わりに、

  • 親の保証人は不要
  • 初期費用は極小(できれば数万円)
  • 審査も通りやすい

という形で、格安の賃貸を水面下で契約します

そんな都合よく部屋を借りられる?

 

借りられます。

というのも、保証人不要の格安賃貸は

「強烈なアドバンテージ」を持っているからです。

貯金20万円(初期費用5万円程度)もあれば、十分に自分だけの城を確保して脱出できるのですからね。

この仕組みを使わないのは、正直もったいない話ですよ。

大事なのは、

「親の許し(完璧な答え)」を探すことではなく、
「自分だけの契約(一歩)を踏み出す」ことなんですよね。

とは言え、具体的に何から始めればいいのか?

…は、実際に僕がどうやってアパートを探して契約したかというのは                              1つの例として参考にはなると思うので、こちらをどうぞ。

お金も身寄りもない毒親育ちが、今すぐ選択できる3つの「現実的な脱出手段」

ここまでの話を踏まえると、

「毒親から逃げ切れるか」どうかは、
場所ではなく“自立の手段”で決まる

というのが、最終的な結論なんですよね。

では実際に、
お金も身寄りもない毒親育ちが取りうる現実的な選択肢には何があるのか?

ここでは、
机上の空論ではないリアルな選択肢を、3つに絞って整理しますね。

選択肢①:公的シェルター・一時保護施設(初期費用ゼロだが制限だらけ)

ここまで読んでも、
まだ「でも結局、シェルターしかないのでは?」と思っているかもしれません。

でも、ここまでの9つを踏まえて言うと、

シェルターへの避難は、
やっぱりかなりの茨の道なんですよね。

「絶対不可能」ではないですけど、
相当なハードモードを覚悟すべきなんですよね。

行政のパンフレットや相談窓口を見ると、

DVや虐待から逃げる手段として
やたらシェルターへの避難を勧めてたりしますが、

あれは大半が一時しのぎの安全確保が目的なんですよね。
(「緊急避難」ってやつです)

思考停止で「まずはシェルター避難を考える」でいいのか?
は、冷静に考えるべきですよ。

うき

ちなみに僕は1回目の家出、
準備不足で速攻で親に見つかって連れ戻されました(苦笑)

どこに逃げるかばかり考えていて、
逃げた後にどうやって生きていくかを、
何も考えていなかったんですよね。

まあ自分が甘かっただけかもしれないですけど、
準備なしで逃げるのが厳しいのは事実かなと…

 

特に、

  • まとまった自立資金がない
  • 親が保証人になってくれない
  • 自立のための仕事のアテがない

上記1個でも該当していると、途端にめちゃくちゃ厳しくなりますからね。

理由は単純で、

シェルターでの一時的な避難って、
退所後の自立生活を立てる上では全く役に立たないからなんですよね。

うき

相談窓口で頑張って、

・いかに親の虐待がひどいか
・毎日いかに怯えているか

みたいな話をしても、
必ずシェルターに入居できるかわかりません。

 

結局、シェルターでの生活だけでは、

「本当に毒親から脱出できるのか?」

を語れないんですよね。

というのも、これは脱出計画時の僕の体感ですけど、

何の準備もなしに逃げた人に用意される生活レベルって、
実家にいる時とどっこいか、それ以上に貧困で苦しいか、という感じなんですよ。

これ、かなりキツくないですか?

それでもまだ、
圧倒的な事前の準備と資金があれば、

その後の新生活もしっかり立ち上げてやっていけるはずですよ。
でも、心の底の脱出の動機が、

  • 「とにかく今すぐ逃げたいから」
  • 「実家から一瞬でも離れたいから」

みたいな衝動的な感じだと、
さらに修羅の道になりますからね。

だって、資金も住まいもないから
シェルターに頼ろうってのに、

その2週間の保護期間が終わった後の自立計画が何もなかったら、苦しくなるに決まっていますよ。

まして、一時的に避難できたとしても、
その後の退所時にまた行き場を失うことは容易に想定できますしね。

うき

僕はまさに
「実家にいるのが嫌だ、とにかく逃げたい!」
が動機で焦って飛び出そうとしたから、

もし何の準備もなしにシェルターに入っていたら、
退所後に間違いなく実家に連れ戻されて超苦しかったでしょうね…

 

しかも現実問題、

シェルターに逃げ込んだところで、
実家より状況が良くなるとは限らないですからね。

  • 共同生活でプライバシーがない
  • スマホも外出も禁止で自由がない
  • 職員や他の避難者との人間関係で疲弊する

みたいに、
フタを開けたら何の解決にもならなかった
ってことは、めちゃめちゃあり得る話なんですよ。

総じて、シェルター避難をやっ
て功(本当の自立)見込みがあるのは、

  • 最低限の自立資金がある
  • 次の住居や仕事のアテがある
  • 親からの追跡を完全に遮断できる手段がある

上記のうち、最低でも2つを満たすことが条件になるんですよね。

②手段2:民間の寮付き求人・リゾバ(即日仕事と住まいを確保可能)

「リゾバなら住み込みだし、
すぐにお金も住む場所も手に入って良さそうじゃない?」

って思うかもしれません。

でも、結論を言っちゃうと、

何の準備もなしに飛び込む寮付き求人は、
必ずしも全員にとって「自立のゴール」にはなりませんからね。

理由はシンプルで、

自分の体調や精神的な余裕がなければ続けられない

からなんですよ。

まず、寮付き求人の大原則として、

  • 体力的にきつい仕事が多い
  • 慣れない環境でいきなり一人で働くプレッシャーがある

要するに、

しっかりと心身が回復していれば稼げるけれど、
回復していなければすぐに心折れて実家に逆戻りする

という、残酷なほど当たり前なルールが
100%ついて回るのですよ。

これは、

  • 工場の住み込みだろうが
  • 観光地のリゾバだろうが

何をやろうが絶対に避けては通れないルールです。

だから、

ある程度体力とメンタルが回復している場合は、

最高の選択肢なんですよね。

でも、そうでなくて
精神的にボロボロの状態で逃げる場合は、正直言って超キツいです。

実際に寮付き求人で3ヶ月間働いた場合の収支をシミュレーションしてみましょう。

毎月手取り18万円で、家賃・食事付きなので生活費は極小。

  • 毎月15万円貯める生活
  • それを3ヶ月も続ける!

これで手に入るのは、約45万円の貯金です。

一時的な資金としては大きいですけど、
その過酷な労働のリターンとしては、ずっと続けるには厳しくないですか?

これで

完全に自立できた!

と将来も安心なんて、正直なりませんよね。

しかもこの間、

親はあなたの捜索を続け、
家へ引き戻そうとするリスクもある

わけですしね。

要するに、

「親から離れている安心感」は得られますけど、
「自立後のアパートを借りるまでの決定的な余裕」

には届きにくい状態になりがちなんですよ。

半分諦めかけていましたが、
寮付き求人からスムーズに自立できる人って、

メンタルが安定している
つまり仕事の継続力が高いからなんですよね。

ボロボロの読者がマネしようとしても、
構造的に無理なんですよ。

稀にボロボロの状態で逃げてそのままうまく自立できたと言う層もいますけど、

ぶっちゃけ「運」が良かっただけと言えますしね。

だって、もっと逆戻りの危険が高いのが、
寮付き求人は「その派遣期間が終わったら次の住まいを探さなければならない」という期限がある点です。

今すぐ完全に安心したい時に、
永続的な解決にはならないんです。

うき

僕自身も脱出前に色々調べましたが、
正直「これだけでずっと生きるのは無理だな」と悟りましたね。

一時的な資金稼ぎとしては優秀ですが、
人生の永続的な打開策としては弱すぎですし…

 

なので結論としては、

寮付き求人は「一時的にお金を貯めるためにやるもの」

であって、

毒親育ちが現状を打破するための
メイン戦略にはならない

という立ち位置になるんですよね。

③手段3:保証人不要の格安賃貸アパート(自分の城を作る最終結論)

最も再現性が高く、
確実な選択肢がこれです。

「保証人不要の格安賃貸アパート」

これが、唯一にして最大の自立のゴールなんですよ。

ここでいう「自分の城」は、
自分で契約した誰にも脅かされない住まいを持つことを指すので、

いきなり高級マンションを借りるような壮大な話ではなく、
家賃2〜3万円台の格安アパートくらいに捉えてくださいね。

うき

本気でアパートを借りれば、

・親の干渉を一切遮断できたり
・誰の顔色も伺わずに好きな時に眠れたり
・自分の人生を自分の責任で完全にコントロールできたり


という、
未来を爆発的に広げてくれます(実体験ですしね)。

 

本当の脱出のゴールである「本当の自立」とは、

親に依存せず
自分の名義だけで部屋を借りて生きる

ことなんですよね。

その名義がなければ
どれだけシェルターに逃げ込んだって不安は消えないですし、

自分の名前だけで家を借りて生き抜く力さえあれば、
どんな状況でもへっちゃらですよ。

なのにもったいないことに、
「アパートの契約」と聞いた瞬間、

毒親育ちの無職なんだから、部屋を借りるなんて無理だし…

反射的に「諦める」人が多いんですよね。

ですけど、本当に

実家に耐えられなかったり、
• 将来に恐怖を感じているなら、

自分自身の命と未来を守るためにも、
ここで諦めて思考停止はマジでNGですよ。

格安賃貸の裏ワザをちゃんと読んでほしいんですが…

確かに毒親からの自立には、「保証人」という高いハードルはあります。

ただ、ぶっちゃけ話、毒親育ちにとって
「自分名義でアパート借りられるかな…??」
っていう心配って、

オブラートをひっぺがして言うと、

保証人を親に頼めなくて審査に落ちたらマズい!って話ですよね。

そして、アパートの審査に通るかどうかは、
保証人不要の物件や保証会社を使えば、「親のサイン」がなくても通るものがほとんどなんですよ。

で、僕らにとって重要な
「親に居場所がバレるかバレないか」で言えば、

住民票の閲覧制限(DV等支援措置)が通れば、
役所から親に住所が渡ることはありません。

親が使いがちな追跡ルートの中で、いちばん確実な一本を止められるからなんですよね。

逆に考えると、親に居場所が知られる経路って、そんなに多くないんですよ。

  • 明らかに親に直接新居を教えてしまう
  • 住民票を移した後に「閲覧制限」をかけ忘れる

この2つは、
自分の行動でふさげます。

実家の近くに住まない+住民票の閲覧制限をかける
この基本を外さないだけで、

自分でふさげる入口は全部ふさげるということなんですよね。

※「閲覧制限」は、申し出れば自動で通るものではありません。

  • 先に警察・配偶者暴力相談支援センター・児童相談所などに相談する
  • その相談機関の意見を添えて、市区町村に支援措置を申し出る
  • 市区町村が必要性を確認して、はじめて適用される(期間は1年。終了1か月前から延長の申出ができます)

対象は「DV防止法」「ストーカー規制法」「児童虐待防止法」およびこれらに準ずる行為の被害者です。
成人の毒親ケースは「準ずる行為」に当たるかどうかの判断になるので、まずは相談窓口で状況を話すところからになります。

それと、この制度がふさいでくれるのは「役所から住所が漏れる経路」です。
SNSや共通の知人、郵便物から伝わるルートは別なので、そこは自分で気をつける必要があります。

(出典:総務省「配偶者からの暴力(DV)、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者の方は、申出によって、住民票の写し等の交付等を制限できます。」https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/daityo/dv_shien.html

じゃあ現実的に、
実家から車で数時間の離れた土地で、
住民票の閲覧制限をかけて、
ひっそりと暮らしているあなたを, 親はどうやって特定すれば良いのでしょうか?

うき

僕も脱出時は「親に見つかったらどうしよう」とビビってましたが、

尾行や非通知電話以外のリアルなトラブルは一切なく、
「完全に無風」のまま新生活を送っていました。

閲覧制限が通っていれば、
親が役所から住所を取ることはできませんしね。

 

そして何より、現実的に、

  • このまま実家にいれば「心身の崩壊」は確定
  • シェルターもただの2週間の一時しのぎ
  • リゾバも体力的にいつかは終わる

という状況で、
アパートを借りる以外に本当に自立できる可能性があるでしょうか??

確かに、住民票を移していなくても親が何らかの手段で住所を調べて
乗り込んでくる可能性はあります。

でも、極小の低確率でバレる心配をするくらいなら、
実家で毎日のように親の機嫌に怯えて心が壊れる心配をした方がマシかなと笑

正直、そんな砂粒みたいなリスクより、

実家で親の顔色を伺いながら自分の意見も言えない中身のない人間
のまま、何もしないで一生を終える

ことの方が、
1億倍くらいリスク高いと思いませんか??

うき

「中身のない人間」というのはまさに高校時代に友人に言われたときの僕で、
見事に自分の意見を何一つ言えない空っぽの現実を突きつけられましたね…

 

あれはダメ、あれは無理、
と言い訳をしている間に、
いつあなたの精神的な限界が来て心が壊れるかわかりません。

いい子のように親の言いつけを守っても、
親はあなたの人生を守ってくれません。

次の不機嫌で
無視が1ヶ月続いたり、
些細なことで「親に向かって」と怒鳴り散らされたりするかもしれない。

そうしてあなたの人生が台無しにされたとき、
あなたの親は10000%確実に、
あなたの幸せより親の世間体や支配の保身を選びますからね。

もっと言うとこれは、

親の言いつけをご丁寧に守って
自分の人生・未来を潰し続けるか?

勇気を出して自分だけの契約を結んで道を切り開くか?

という話に直結してくるんですよね。

当然、

  • 実家の目の前に部屋を借りない
  • 共通の知人に新居を教えない
  • 閲覧制限の手続きを怠らない

これは最低限のラインです。

ただ、このある意味「脱出のルールとして当たり前」のラインを守ったうえで、

水面下で、
誰にも言わず、親のサインなしで、
自分だけの城を契約する。

これが今のあなたにとって最も合理的な戦い方ですよ。

まとめ:「シェルターは一時しのぎ」と知ることが、本当の「親ばなれ」のスタートライン

改めて整理すると、

シェルターという存在そのものが
「逃げる価値がない」わけではありませんからね。

ただし、

「避難すれば安全」という幻想を信じて
何も備えない人にとっては、
一瞬で実家に連れ戻されてしまう現実

なのは、ほぼ間違いありませんよ。

9つの現実
  • 期間制限:滞在可能期間は「原則2週間程度」
  • 通信制限:スマホ使用の禁止や没収
  • 外出制限:外出は原則禁止で外部との連絡も遮断
  • 共同生活:見ず知らずの他の避難者と集団生活
  • 持ち物制限:リュック1つで逃げ出す
  • ペット不可:ペット同伴を禁止
  • 労働の禁止:仕事に行くことができない
  • 窓口の対応:「親子で話し合って」とたらい回し
  • 退所後の不安:自立資金も住む場所もないまま自立を迫られる

こうした現実を踏まえると、

「シェルターに逃げれば安全だから大丈夫」

という考え方は、
もはや過去の遺物と化したと言わざるを得ないんですよね。

ただし、ここで大事なのは、

「手ぶらで逃げる=詰み」ではない

という点なんですよ。

毒親育ちの中でも、

  • 避難期限が切れるのを指をくわえて待つ人
  • 避難しただけで思考停止する人
  • 不安はあるけど何もしない人

こうした人から順番に、
選択肢を失って毒親の元に連れ戻されていくんですよね。

でもね、

  • 避難前から小さく動く
  • 自らの名義で家を借りる力を持つ

こうした人は、                                                  同じ毒親育ちでもまったく違う未来を手に入れていますからね。

いきなり大きなリスクを背負う必要はありません。

たとえ今すぐアパートを借りられなくても、

  • 自分の名義で動いたという事実
  • 親なしでも部屋を借りられるという確信
  • 自分の人生の主導権を握っている感覚

これが手に入るだけで、
精神的な余裕がまるで違いますし、

実家に戻る必要はないし、
自分のイエで生きていける!

という、圧倒的に強い立場に立てるんですよね。

脱出を考えた今この瞬間が、
1番コストが低く、
1番選択肢が多いタイミングなんですよ。

「親に監視されているから何もできない」ではなく、

「この制約の中で、何が最も合理的な脱出方法か?」

を考える。 

うき

その結果が、僕の場合は
水面下で保証人不要の格安アパートを契約することでしたね。

 

だって、これは                                               無茶な夜逃げでも危険な暴挙でもないし、

むしろ準備なしに飛び出すほうがよっぽど危ないですからね。

大きな決断はいりません。

ただ、小さくでも「自分の人生を取り戻す側」に回る

それだけで、数年後どころか                                               半年で人生の景色がガラッと変わりますよ。

「このまま親の言いなりで生きて本当に大丈夫だろうか…」
「でも、何から始めればいいかわからない…」
そんな毒親育ちのあなたのために脱出ロードマップを作りました。

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