※今まさに身の危険がある方は、警察(110)へ。
※18歳未満の方は、児童相談所虐待対応ダイヤル(189)へ。

もう精神的に限界で今すぐにでも家を出て逃げ出したいのですが、
まず必要になってくるのはお金ですよね。



ギリギリまでバレずに
スムーズに引越し手続きするにはどうしたらいいですか?



頼れる親戚や友人もいないし
ホテルの泊まり方やアパートの借り方もわかりません
毒親のいる実家から抜け出して手に入れたい、「安全な一人暮らし」。
通帳を見られること、給料の一部を家に入れること、自分宛ての郵便を開けられることから、ようやく解放される生活です。
その一人暮らしが始まる一歩手前の日を、少しイメージしてみてください。↓


- 不動産屋で担当者から部屋の鍵を受け取って、「もう出られる」と分かり、
- 「居場所を突き止められて強制的に実家に連れ戻される恐怖」は抱えながらも、いつ出るかを自分で決められる状態になる……
それでも、こんな日を迎えられたら…!
実家を出て暮らす道は、「気合いで出るか、お金が貯まるまで待つか」の二択しかないと思っていませんか?
それ、全然違います。



実際、24歳だった僕は通帳と残高を親に見られていましたが、
お金が足りるか分からないまま仕事帰りに1人で不動産屋に通って部屋を探し始めました。
手取り約15万円から毎月約3万円を家に入れていて、貯金50万円だった僕でも実家を出られました!
ただ、肝心の「どうやって安全に出るか」という手順がわかりませんよね。
僕も、実家の自分の部屋で、夜にスマホで「実家から脱出する方法」みたいなワードを調べていました。
保証人?初期費用?住民票の閲覧制限?スマホの名義変更?
毒親の実家を出て暮らすために、この記事では普通の一人暮らしの準備とは違う進め方をしていきます。
親に見つかっても、生活を邪魔されないようにするためです。
郵便・携帯・お金・保証人といった親とのつながりを、順番に絶ちながら動いていきます。
気合いではなく順番に動くための「脱出ロードマップ」をご紹介します。
本記事でわかること
- 親と話さずに自室に入り、今夜をやり過ごす手順
- ネット銀行の口座や自分名義のスマホを用意する「今日できる最初の一手」
- 部屋を借りるのに実際にかかった初期費用の額
- 家を出たあと、僕のところへ親から実際に何が来たか



準備を進めて実家を出ました。
見つかりはしましたが、連れ戻されはしませんでした。
そのときのことも含めて、最後に書いてあります!
親から離れて暮らし続けられるかは、「順番」で決まる


そもそも、毒親に悩んで実家を出たい人が目指すゴールって、
「今夜、家を出ること」だと思っていませんか?



でも、家を出たあと、
どうなっていたら「実家を出て暮らし続けられている」と言えるのか、そのイメージが、
意外と曖昧じゃないでしょうか?
「ただ実家を出る」ための道と、「毒親から離れて暮らし続ける」ための道があります。
どちらも「実家の玄関を出る」ところまでは同じですが、
もう少し深く考えてみると、この2つの道はまったく違うものです。
分かれ目になるのは、親とのつながりを絶つ「順番」です。
実家を出たいと考えたときに頭に浮かぶ道って、
まさに「ただ実家を出ること」を目指す道のことですよね。
- とにかく気合いで今夜家を飛び出す
- まとまった貯金を作ってから親を説得して出る
でも、家を出れば終わり、ではないんです。
家を出て1〜2ヶ月のころ、アパートの駐車場に停めていた僕の車が、ナンバーから母に見つかりました。
そのまま尾行され、僕が部屋に入るところを見られて住所を知られてしまったのです。
これが、僕に起きた現実です。
なので、まず、
僕らの「本当のゴール」を、ちゃんと置き直しませんか?
親から離れて目指すべき「本当のゴール」とは?
先に結論を言ってしまうと、
僕らのゴールは「実家の玄関を出ること」の、もう一歩先にあります。
それは、
「親に見つかっても、携帯もお金も部屋も邪魔されずに暮らし続けられる状態を作ること」です。
僕らが「実家を出たい」と願うときに、本当に望んでいることは何でしょうか?
Yahoo!知恵袋に、こう書いた人がいます。
「親の顔色だけを伺って、
これから何十年も卑屈に生きていくのは嫌です」
そして、家でどれだけの時間を過ごしているかというと、
- NHKの「2025年 国民生活時間調査」では、国民全体の平均で、平日に自宅にいる時間は15時間31分です。
1日の3分の2近くを、家の中で過ごしている計算です。
実家にいる僕らにとって、そのうち起きている時間は、親の顔色をうかがいながら過ごす時間になっているはずです。
それでも家を出られないのは、一人暮らしの初期費用が足りないからだと思っていませんか?
かといって、いきなり勢いで家を飛び出すなんて事態は、避けなければいけません。
「実家の玄関を出ること」と「暮らし続けられる状態を作ること」は似ているようですが、
違いが出るのは、親に見つかったあとです。
家を出たあとも、親は追ってくることがあります。
携帯が親名義のままだったり、通帳や残高を見られたままだったりすると、そこから暮らしを邪魔されかねません。
また、ちゃんと準備して出る場合でも、郵便の届き先を実家のままにして部屋を契約すると実家の郵便受けから出る準備が親に丸見えになってしまいます。
実家にいる僕らの人生を壊すのは、
「手元にお金がないこと」もそうですが、
何よりも「親とのつながりを絶つ順番を知らないこと」
なんですよね。
- 「実家で耐え続ける」しか選択肢がない
- 親の目が届く場所から離れられない
- 通帳を見られていて身動きが取れない
僕らは、順番を知らないままだと、実家の「逃げ場のなさ」から抜け出せません。
だから、僕らがゴールとして目指すべきは、
- 部屋の契約書を不動産屋か郵便局留めで受け取る
- 自分名義のスマホを契約する
- お金をネット銀行の口座に移す
- 保証会社を使って、保証人なしで部屋を借りる
- 部屋を借りる契約の緊急連絡先を友人か住まい探しを手伝う団体にする
これが、親に見つかっても暮らしを邪魔されないための準備です。
言い方を変えれば、目指すのは
「親に見つかっても見つからなくても暮らしが続く」状態です。
これを一番の目標にしませんか?
リュック1つで家を出て、1年間暮らし続けられた僕の実例



「絶対に居場所を突き止められない完璧な脱出」なんて目指すと、一歩も動けなくなると僕は思っています。
リュック1つで家を出た僕は、車のナンバーから母に見つかって尾行され、住所を知られてしまいました。
携帯は18歳でたまたま自分名義、書類は不動産屋での手渡しと郵便局留め、部屋の緊急連絡先は彼女と友人に頼んでありました。
母にアパートの周りを車でうろうろされても、1年間、一度も連れ戻されはしませんでした。
どうでしょうか。「絶対に親に見つかってはいけない」と思わなくていいなら、少し動けそうな気がしてきませんか?



ただし、「家を出さえすれば終わり」と飛び出しても、親とのつながりが残ったままになります。
ここから先、具体的にどんなつながりがあって、どこから手をつければいいのかを、ひとつずつ確認していきませんか?
実家を出たいのに出れない構造的な理由とは?





逃げた後、親からの鬼電話やLINE、何らかの方法で直接会いに来て怒鳴ってくるということを考えた時の恐怖。
↑こんな恐怖を感じているなら、
その感覚は、本当に正常です。
親とのつながりが残ったままだと、出たあとも親に見つかって、暮らしを邪魔されかねないからです。
実家を出たくてネットを調べても、
現実的に抜け出せる気がしないんですよね。



僕も家を出るとき、2回つまずいています。
高校のときは準備せず勢いで飛び出して、家の近くの公園にいて、その日の夜に母に見つかって連れ戻されました。
24歳で準備したときも、新居の契約書を母に先に見られました。
郵便の届き先を変える前に、契約を進めていたんですよね…
家を出ようとしてつまずいたのは、
気合いが足りなかったからではありません。
順番を、間違えていたからです。
それは、親とのつながりをどの順番で絶っていくかという話です。この章では、郵便と住所、携帯とお金、保証人と緊急連絡先の3つを見ていきます。
最大のつながりは「郵便と住所」
実家から抜け出そうとするとき、
真っ先につまずくのが
「郵便と住所のつながり」
です。
そもそも一人暮らしは、
普通なら次の2つの手順で進みます。
- 部屋を探して賃貸の契約書類を交わす
- 引っ越したら役所で住民票を移す
で、実家を出られない人にとって厄介なのが、
「実家に書類が届くこと」です。



要は「郵便物を勝手に開けられないか?」ですね。
極論、自分の郵便物を親に勝手に開けられない家なら、
自宅に書類が届いても、普通に契約が進みます
身もフタもない話、
この手の「普通の一人暮らし準備」は、
結局「プライバシーがある家の人向けの手順」なのです。
僕の家のように自分宛ての郵便物すら勝手に開けられた家では、
新居の契約書類が郵便受けに届いたときも、
母が先に封を切って中身を見ていました。
そしてもうひとつ、
制度の側から見ても、郵便のつながりは残ってしまいます。
親と同じ世帯にいる間は、住民基本台帳法12条により親は住民票の写しを請求できます。
総務省の案内では、住民票の閲覧制限(支援措置)を申し出て認められると、親から住民票の写しなどを請求されても役所は原則として交付しません。
ただ、閲覧制限をかけても郵便の届き先は変わりません。
つまり制度で止められるのは住民票の請求だけです。
郵便は自分で手渡しや局留めにしない限り、新居の手がかりが実家のポストに届いて親に見つかります。



郵便の届き先が実家のままで、
新居の契約書を親に見られずに部屋を借りられると思いますか?
借りる途中で契約書が実家に届いて親に知られてしまえば、
親とのつながりは残ったままです。
構造的に、そうなってしまうんです
親名義の携帯とお金が脱出計画を壊しがち
親名義の携帯や見られている口座も、
実家からの脱出とマジで相性が悪いです。
一人暮らしをするときに大事なのは、次の2つです。
- 自分のスマホを、自分だけで管理できること
- 自分の稼いだお金を親に見られず自由に使えること
この2つなんですが、
親が携帯の名義を持ち、口座の残高を見ていると、このつながりを親に握られたままになってしまいます。
具体的には、次の2つです。
- ドコモの「イマドコサーチ」の利用条件によると、親名義の回線だと親は最初から自分のスマホの位置を検索できる。検索のたびに通知が出ても、親が探せる状態は変わらない
- 通帳や残高を親に見られていると、給料からいくら貯金したかが筒抜けになる



僕も、口座は自分名義でしたが、通帳と残高を親に見られていました。



だからこそ、親から逃げて一人暮らしを目指すなら、
「自分名義のスマホと、ネット銀行の口座」を先に持つ
という発想が欠かせないわけです
親以外の保証人と緊急連絡先がなく、いざという時に親へ連絡が行ってしまう
実家を出ようとする人がつまずくのが、
「申込書に保証人の欄と緊急連絡先の欄がある」という点。



仮にいい部屋が見つかったとしても、
不動産屋で申込書を書く段階になって、やばい!となるんです。
申込書に保証人の欄がある、
緊急連絡先の欄もある、
この保証人の欄をどう埋めればいいのか…?
ここで、前に進めなくなるんですよね
そんな状態では、
手元に多少の貯金があったところで、
いつでも家を出られるという安心感は持てないですよね。
だからこそ、
「親を一切通さずに契約を完結できるルート」の手順を知っておくことが必須です。
なぜなら、
日本賃貸住宅管理協会の平成26年度調査では、賃貸借契約の約97%で
何らかの保証を求められていた
という結果が出ているから。親を頼れない人は、ここで止まってしまうんです。
そう、どんなに実家を出たいと願っていても、
保証人と緊急連絡先は、
申込書のほうから聞かれてしまう
のです。
親を書くと、いざという時に親へ連絡が行ってしまいます。



僕自身、24歳で申込書の保証人欄を前にしたとき、
「親に頼むしかないのか」と固まったのです
家賃保証会社を使って、保証人なしで借りる道はあります。具体的な方法は「STEP2 保証人なしで部屋を借りる」で書きます。
僕がそれを知ったのは、不動産屋の人が教えてくれたからでした。
知らないまま進めば、保証人を親に頼むことになりかねません。
郵便と住所、携帯とお金、保証人と緊急連絡先。
この3つの親とのつながりが残ったままの状態で、
安心して一人暮らしを始められるでしょうか?
見つかってしまっても、本当に親に邪魔されずに暮らしを続けられるでしょうか?
だからこそ、親から逃げて自立を目指すなら、
気合いで飛び出す前に
「親とのつながりを1つずつ絶つ順番」
これを、先に知っておいてほしいんです。
この順番を知っていれば、
- 部屋の契約書を不動産屋か郵便局留めで受け取る
- 自分名義のスマホを契約し、お金をネット銀行の口座に移す
- 保証会社を使って保証人なしで部屋を借り、緊急連絡先を友人か住まい探しを手伝う団体にする
僕の実家に部屋の契約書が届いて、母に開けられました。だから、部屋を契約する前に受け取り方を決めましょう。
保証人と緊急連絡先は、申込書を書くときに聞かれるので最後に回します。
この3つのつながりを絶つ順番は、親を「毒親」と呼ぶかどうかとは別の話です。
なお、「自分の親は毒親とまでは言えないかも」と迷う方は、【毒親度診断】うちの親って普通じゃないの?20問で判定&次の一歩まで丸わかりで現状をチェックしてみてください。
実家を出たいのに出られない理由とは?〜絶対にやってはいけない4つの逃げ方〜


ここまでの話を踏まえると、
もう薄々気づいていませんか?
よくある逃げ方は、どれも、
つながりを絶つ順番を飛ばして出ようとするもの
です。



具体的には、この4つで家を出ようとするのは絶対にNG!
- 勢いで飛び出す
- 親を説得してから出る
- 保証人を親に頼む
- 郵便の届き先を変える前に契約する
実家を出たいのに出られない理由は、どれを選んでも同じです。
順番を飛ばして動くと、出る前に親に知られて先回りされてしまうからです。
ダメな逃げ方①:勢いで家を飛び出す
出ました、「勢いで飛び出す」。
今すぐ家を出たいと思ったときに、真っ先に浮かぶ逃げ方です。
でも、この勢いで飛び出す逃げ方は、
マジでうまくいかないので、まったくおすすめしません。
なぜか?
理由は単純で、
お金も行くあても無いまま勢いで家を飛び出しても、
結局は親の手の届くところから離れられず、実家に戻るしかない
からです。
実際、高校時代の僕がそうでした。
お金も行くあてもなく、行ったのは家の近くの公園でした。当日の夜に母に見つかって連れ戻されました。
連れ戻されたあとは、監視が強まりました。
高校の僕みたいに連れ戻されて、監視が強まるような脱出を本当にしたいですか?
ダメな逃げ方②:親を説得してから出ようとする
2つ目は、「親を説得してから出る」。
確かに、親を説得できた経験なら、僕にもあります。
高3の春、親が座っているところへ自分から行って、「やっぱり就職じゃなくて大学行きたい」と切り出しました。
すると、「お金はない」「就職って言ってたじゃないか」と全否定されたんです。
ですが、担任を味方につけました。
そして「国立+奨学金ならいける」という親が反論できない材料を出したら、説得が通ったんです。
じゃあ、家を出る話も、親に切り出したらどうなるでしょうか?
材料をそろえて説得しようとした時点で、家を出るつもりが親に知られてしまいませんか?
大学の進学と違って、家を出る話は材料があっても話した時点で親が先に動けてしまいます。
僕の場合は22〜24歳のころ、結婚を意識して「どうやって説得しようか」と悩みました。
ですが、毎週末彼女に会いに行くたびに母の不機嫌な顔を見たり、声のトーンを聞いたりしてきたんです。
そして、「あの親が認めるわけがない、話し合いも無理」と悟りました。
「黙ってアパートを借りて出るしかない」。そこに行き着きました。
話してから準備するのでは、準備する前に親に知られてしまいませんか?
ダメな逃げ方③:保証人を親に頼んで部屋を借りる
はい出ました、「保証人を親に頼む」。
「保証人は、親に頼むしかないのか…」と思ったときに、やってしまいがちな失敗です。
頼んだ時点で、出る準備を親に知らせてしまう
からです。



店で保証人欄を前にして、僕も固まりました。
店の人に保証会社(家賃の支払いを保証する会社)を使えると言われて、親に保証人を頼まずに契約できました
親に頼まずに借りる方法があるのに、頼んだ時点で出る準備ごと親に知らせてしまうのが、この逃げ方の失敗です。
ダメな逃げ方④:郵便の届き先を変える前に契約する
最後の失敗は、郵便の届き先を実家のままにして、部屋を契約することです。
もうしつこいかもしれませんが、
郵便の届き先を実家のままにして契約すると、
出る準備ごと親に知られてしまうんです。
「実家を出たいのに出れない構造的な理由とは?」でお話ししたように、新居の契約書類が郵便受けに届いたとき、母が先に封を切って中身を見ていました。
契約書を親に先に開けられてしまうような脱出を、本当にしたいですか?
ここで、「じゃあ、親に先回りされずに家を出るには、具体的にどんな順番で動けばいいの?」と思ったあなたは、
ぶっちゃけめちゃくちゃ筋がいいです。
この後、まずは「今夜」をどうやり過ごすかのところから進んじゃってください。
(※「まだ逃げる以外の選択肢も比べたい」という方は、毒親から逃げる方法5選!本当に自立できる現実的な手順を脱出者が本音で語るも参考にしてみてください)
今夜を、どうやり過ごすか


ここまでかなり暗い話ばかりしてしまいました。
「実家から逃げるなんてムリなのか?」というと、順番を守ればそんなことはありません。
必要なのは、「親とのつながりを、順番どおりに絶っていくこと」。
結論、下の流れで進めます。
- 今夜:今夜を、どうやり過ごすか
- STEP1:親とのつながりを、動く前に全部絶つ
- STEP2:保証人なしで部屋を借りる
- STEP3:家を出ても、親は頭の中に住み続ける
とはいえ、これだけではわかりにくいと思うので、
まずは「今夜」のやり過ごし方から順に説明していきます。
この手順を使える人と、先に窓口やシェルターへ行く人



これからお話しする脱出の手順には前提条件が2つあります。
1つは「身の危険がなく、今夜は自分の部屋でなんとか過ごせること」。もう1つは、自分で部屋を借りるため18歳以上であることです。
今まさに身の危険がある人や18歳未満の人は、記事の冒頭にある窓口へ相談してください。
身の危険はないけれど、今夜は自分の部屋でも過ごせない人は、毒親から逃げるシェルターの記事を読んでみてください。



この記事でお伝えするのは、身の危険がなく、今夜は自分の部屋でなんとか過ごせる18歳以上の人が家を出るための手順です!
親と戦わずに自室でやり過ごす:僕が実家でやっていた平日の過ごし方



私は父親と同じ空間にいるだけでいてもたってもいられないほど父親が嫌いです。
それが理由で、ほぼ毎日私は家にいるとき自分の部屋にこもって精神を自衛するしかない生活が続いています。
父親が起きているときはトイレも行けません。



平日の夜は実家の自室にいました。
親に話しかけられたときは、返事だけして自室に戻っていました。
22〜24歳の僕は、その部屋で当時の彼女と連絡を取り、毎週末は彼女に会いに行っていました。
彼女の家に泊まる日も多かったです。
会いに行くたびに、母は顔も声のトーンも不機嫌になりました。
「またか」ってうんざりでしたが、いつものことだと思ってスルーしていました。
でも、その不機嫌は、僕の中にじわじわ積もっていったんです。
1年は耐えましたが、2年目で限界が来ました。
僕には逃げ場が家の外にあったんです。
でも、親に話しかけられても返事だけして自室に戻ることは、外に頼れる場所がなくてもできます。
今夜は親と話すな。返事だけして自室に入ればいい
今の僕から見て、あの頃していたことを1行で言うとこうです。
「親と話すな。返事だけして自室に入れ」
「話さないと、余計に怒らせるんじゃないか」と怖くなるかもしれません。
返事はするので、黙って無視するのとは違います。



今夜さえ乗り切れば、明日から順番どおりにつながりを絶っていけます。
その「明日」で、僕は一度つまずいたのですが……。
STEP1 親とのつながりを、動く前に全部絶つ
まずSTEP1は、
【親とのつながりを、動く前に全部絶つ】ことです。
このSTEP1で絶つのは、郵便・携帯・お金の3つです。
保証人と緊急連絡先は、申込書を書くときに聞かれるのでSTEP2に回します。
住所(住民票)は、STEP2の閲覧制限と記事の最後のよくある質問で扱います。
家を出る準備をしていたころ、
夜、僕は唐突に、
母に呼び出された。
テーブルに置かれたアパートの契約書を前に、「この書類は何なんだ」みたいなことを言われた。
封が切られていて、中身が出ていた。
母が先に開けていたので、書類が届いたこと自体、僕はそこで初めて知った。
心拍数が跳ね上がった。
頭では、
「どう言い訳するか」を考えた。同時に、実家から脱出するゴールは変わらないので、それを達成するにはどうすればいいかと頭をフル回転させていた。
結局「契約解除してこい」と言われて、「してきます」と嘘をついた。
実際には、契約は解除しなかった…
(その夜は自室に戻っても眠れず、親にバレたと彼女に連絡した…)
母は、僕が解約したと思い込んでいました。
僕は実家にいながら、引っ越すまで水面下で準備を続けました。
契約書が郵送で実家に届いたから、母が先に開けたのです。だから、動く前に受け取り方を決めます。
当時の実家では、
契約書を開けられただけではありません。
出かけるたびに玄関で「どこ行くの」と聞かれ、行き先を報告させられていました。
僕は、自分の行動を全部チェックされている窮屈さを感じていました。
行き先の報告についてはこの章では扱わず、リンク先に書いています。
>>【実体験】親の監視が気持ち悪い…こんなのおかしい!やめさせずに切る現実的な対策は?
今日は、ネット銀行の口座か自分名義のスマホのどちらか1つを用意してください。
申し込むときは、カードや郵便が家に届かないかを先に確かめてください。
郵便のつながりを絶つ:書類の届き先を「手渡し・郵便局留め」にする
- 不動産屋の店舗で直接「手渡し」で受け取る。
部屋の契約書は、不動産屋で受け取りたいと伝える。
- 郵便局の「局留め」を指定して受け取る。
郵送が必要な書類は送り先を郵便局留めにしてもらい、窓口に取りに行く。
書類の受け取り方を、不動産屋での手渡しと郵便局留めに変えたのは、
母に契約書を開けられたあの夜のあとです。



受け取り方を手渡しか局留めに決めるのが先、契約はそのあとです。
携帯のつながりを絶つ:自分名義のスマホを用意する
ドコモの「イマドコサーチ」では、スマホが親名義だと親ははじめから居場所を検索できます。
検索のたびに通知が出ても、親が探せる状態は変わりません(ドコモ「イマドコサーチ ご利用条件」)。
親名義だと、親が居場所を探せる状態のままです。
だから、家を出る前に、自分名義のスマホを1つ契約してください。
SIMは、お店で受け取るか、カードを郵送しないeSIMにしてください。
で、僕自身の携帯事情はどうだったかというと、
18歳の大学進学のタイミングで、持っていた1台を、たまたま自分名義に変更していました。
深く考えてはいませんでしたが、結果的に、24歳で家を出たとき、スマホから位置を追跡されることはありませんでした。
>>【審査なし】毒親から逃げるための格安SIM おすすめ3選|携帯ブラックでも契約できる
お金のつながりを絶つ:ネット銀行の口座を作る
通帳と残高を親に見られているままだと、お金のつながりが1つ残ります。
やることは2つあります。1つめは給料の振込先を移すこと、2つめは紙の通帳を無くすことです。
給料の振込先を、ネット銀行の口座に移してください。
振込先を親の許可なしに変えていいのかというと、労働基準法の施行規則(7条の2)では、
振込先を決めるのは、働いている本人です。
18歳未満でも、親が本人の給料を代わりに受け取ることは、法律で禁じられています(労働基準法59条)。



僕の口座は自分名義でしたが、
通帳と残高は親に見られていました。
家を出るための貯金もその口座に入れていたので、実はお金のつながりを絶てていませんでした。
当時の僕のお金の内訳は、次の表のとおりです。
| 項目 | 当時の僕の実例 |
|---|---|
| 手取り月収 | 約15万円 |
| 実家に入れた額 | 毎月約3万円(何に使われたか説明なし) |
| 貯めた金額 | 50万円 |
1つめの振込先を、「みんなの銀行」のように通帳もキャッシュカードも出さない口座にしましょう。そうすれば、2つめの「紙の通帳を無くす」も一緒に済みます(みんなの銀行 公式FAQ)。
三菱UFJ・三井住友・みずほ・ゆうちょなら、今の口座を通帳レスに切り替えると、紙の通帳への記帳ができなくなります(三菱UFJ Eco通帳/三井住友 Web通帳/みずほ e-口座/ゆうちょダイレクト+)。
記帳されなくなれば、親が通帳を開いても切り替えたあとの残高は見えません。
白状すると僕自身も、実家を出る前に郵便・携帯・お金の3つのつながりを、全部絶てていたわけではありません。
郵便は、契約書が実家に届いて失敗しました。携帯は、18歳でたまたま変えていて助かりました。お金は、通帳と残高を見られたままでした。
僕が後から変えたのは、郵便だけでした。動く前に、1つずつ絶ってください。
郵便・携帯・お金を絶てたらSTEP1は終わりで、保証人と緊急連絡先はSTEP2で絶ちます。
STEP2 保証人なしで部屋を借りる
続いてSTEP2、
【保証人なしで部屋を借りる】。



毒親から逃げるためにアパートを借りたいのですが、連帯保証人の欄はどうすれば良いでしょうか?
ここで手が止まりますよね?
STEP2で絶つのは、
保証人と緊急連絡先の、2つのつながりです。
絶ち方は、次の2つです。
1. 保証会社を使って、保証人なしで借りる
2. 緊急連絡先は、友人か住まい探しを手伝う団体にする
保証会社を使って、保証人なしで借りる
不動産屋は、勤め先の市役所の近くにありました。仕事帰りに1人で通って、申込書を書いたときのことです。
申込書にあったのは、保証人の欄。
前のほうで書いたとおり、僕はその欄の前で固まって、絶望しました。
結果から言うと、絶望する必要はありませんでした。
そのあと、
店の人に、保証会社を使えると言われたんです。
保証会社の正式な名前は、家賃債務保証会社です。保証人の代わりに家賃を保証する会社で、初回料を払って使います。
結局、保証人の欄は空欄のまま契約できました。
数字でも見ておきます。
日本賃貸住宅管理協会の平成26年度(2014年度)の調査では、
賃貸契約の約6割で、家賃債務保証会社が使われていました。
僕のように、保証会社を使って保証人なしで借りられることがあります。
緊急連絡先は友人に頼み、頼める人がいなければ居住支援法人を探す



頼れる親戚や友人もいない
保証人に加えて、親とのつながりを絶つもう1つが緊急連絡先です。
親を書くと、いざという時に親へ連絡が行ってしまいます。
僕は、当時の彼女と友人に頼みました。
- 頼める人がいなければ、居住支援法人を探す
→ 居住支援法人は、都道府県が指定した法人で、住まいの確保に配慮が要る人(住宅確保要配慮者)の入居の相談などを受けている。国土交通省の一覧で探せる
- 一覧の業務内容に、緊急連絡先の引き受けが書いてあるかを見る
→ 書いてある法人がある。引き受けてもらえるかは、一覧の問い合わせ先に聞く
頼める人がいないときに関係する、国の決まりを書いておきます。
- 国土交通省は、居住支援法人が緊急連絡先になることを禁じていません。
- 住宅確保要配慮者には、収入が一定の額より少ない人や高齢者など、法律で決めた人が当たります。
- 国土交通大臣の認定を受けた家賃債務保証業者は、12の事業者です(令和8年7月31日時点)。
- この12の事業者は、住宅確保要配慮者から保証の申込みを受けたとき、親族や友人・知人など個人の連絡先の提供を求めません。これが国の認定の基準です。
- この決まりは認定を受けた事業者のもので、大家さん・管理会社は対象ではありません。
出典: 国土交通省「認定家賃債務保証業者一覧」/住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律・同法施行規則(同法2条・72条、施行規則32条)/国土交通省ほか「改正住宅セーフティネット法等に関する全国説明会での主なQ&A」(令和7年9月末時点)
保証人の欄は空欄のまま、緊急連絡先は親以外にして、どちらの欄にも親の名前を書かずに部屋を借りました。
実家を出たいのにお金がない?初期費用の内訳と僕が実際にかかった金額
Q. 毒親から逃げて一人暮らしを始める初期費用はいくら?
A. 僕の実例では、家賃6万円台の部屋で、
敷金1ヶ月・礼金1ヶ月を含めて、
合計40万円以上かかりました。
(STEP1で書いた、自分名義の口座に貯めた50万円から払って、手元の残高は10万円を切りました)
僕が払った初期費用の内訳(金額が残っているのは敷金・礼金だけ。合計は口座の減り=50万円→10万円未満から出した額)
| 項目 | 僕の場合 |
|---|---|
| 敷金 | 家賃1ヶ月分 |
| 礼金 | 家賃1ヶ月分 |
| 前家賃と日割り | 払った(金額の記録なし) |
| 仲介手数料 | 払った(金額の記録なし) |
| 保証会社の初回料 | 払った(金額の記録なし) |
| 合計 | 40万円以上(家具家電・引越し代は含まない) |
40万円も用意できないなら、初期費用を抑える道もあります。
敷金・礼金・仲介手数料が無料の物件(ビレッジハウスなど)を探すか、住み込み・寮付きの求人を選ぶ道です。
(ただし、ビレッジハウスの公式サイトには、審査の結果で敷金を預かる場合があるとも書かれています)




物件を1つ見るか、寮付き求人のページを1つ開く。
見るだけでいいです。
出た後の追跡が怖い人へ:住民票の閲覧制限と行方不明者届の対策
Q. 親に新住所がバレたり、連れ戻されたりしない?
A. 「絶対にバレない・連れ戻されない」とは言い切れません。ただ、追跡が不安な人向けに、知っておきたいこと(自分で使える仕組みと、親が出す届)が2つあります。
1つめは、住民票の閲覧制限(住民基本台帳事務における支援措置)です。
総務省の案内では、申し出が認められると、親から住民票の写しなどを請求されても、役所は原則として交付しません。
原則は、先に警察などの相談機関へ相談し、そのあとで住民票のある役所へ申し出る、という順番です。
役所は相談機関の意見を聞いて、支援が要るかを確かめます。
僕自身はこの制度を市役所の業務で知りましたが、知ったのは家を出たあとで、自分では使っていません。
2つめは、行方不明者届(家を出て行方が分からない人について、親などの親族が警察に出す届)です。
親は届を出せます。
ただ、行方不明者発見活動に関する規則には、見つかった人を連れ戻す規定はありません。連れ戻されない約束でもありません。
届を受けた警察署長は、見つかった日時や場所などを届出人に知らせるのが原則です。ただし、本人の意思を考慮して、知らせないことや、知らせる中身を限ることが「できる」と書かれています(同規則26条)。


出る日を決めて、リュック1つに必要なものだけ詰めて出る
24歳の2月、土曜の午前。
僕は「彼女と旅行に行ってくる」と嘘をついて、契約した部屋へ向かった。
母は「行ってらっしゃい」と、ぶっきらぼうに返し、ドアを閉めると、体の緊張が一気に緩んだ。
持って出たのは、リュック1つ。
中身は、着替え数日分・財布・スマホ・通帳・印鑑・身分証・充電器だった。
新居に入ると、築10年くらいのアパートの匂いがした。
保証人と緊急連絡先のつながりを絶って、自分の部屋を借りて、リュック1つで出る。
ここまでが、STEP2です。



ただ、家を出たら全部終わり、ではありませんでした。
次のSTEP3で、出たあとも頭の中に残ったものと、実際に届いたものを話します。
STEP3 家を出ても、親は頭の中に住み続ける
最後にSTEP3、
【家を出ても、親は頭の中に住み続ける】です。
このSTEP3でやるのは、家を出たあとに親から何が来るか、自分の中に何が残るかを先に知っておくことです。
家を出た直後に襲ってくる罪悪感:「あの人は今ごろ…」



罪悪感が芽生えそう。
ぶっちゃけ、僕の場合、罪悪感がいちばん強かったのは家を出た直後でした。



夜中に突然目が覚めて、
『あの人は今ごろ、一人でご飯を食べているんだろうか』と考えたことがあります。
あの人というのは、母のことです。
でも、いちばん強かったそのときですら、ふと思う程度でした。引きずることもなく、そのまま普通にすぐ寝ました。
あとまで残ったのは、すぐに消えた罪悪感ではなく、親にされてきたことのほうでした。
母の言葉が頭の中に入り込んだのは、家を出るずっと前です。
小学生のころ「野球やってみたい」と言った僕に、母は呆れた顔で「どうせ続かないでしょう」と言いました。
それ以来、「やりたい」を口に出す前に飲み込むクセがつきました。
言う前に、「どうせ無理」が先に来るようになったんです。
32歳の今、親にされてきたことがどう出てくるかは、このあとで書きます。
家を出てからの1年で実際に起きたこと:非通知・徘徊・請求の手紙
出て1〜2ヶ月たった日の仕事帰り、夕方6時頃。
アパートのポストを開けると、公共料金の請求書と一緒に、茶封筒が入っていた。
表には何も書いていない。
部屋に持って帰って開けると、パソコンで打った文章だった。
「学費と生活費、約400万を返せ。返さないなら裁判する」
手紙を持つ手が震えた。血の気が引いた。
「そのお金って、俺に請求するもんなの?」と、声に出していた。
その場にいた彼女も、「それおかしくない?」と言った。
僕に届いたのは、裁判所からの書類ではなく、親からの手紙でした。
この親からの手紙は、放っておきました。
このときは裁判にはならず、1円も払っていません。
僕が出て1年の間に親側から来たものは、下の表のとおりです。
| 時期 | 来たもの |
|---|---|
| 出て1〜2ヶ月 | 学費と生活費、約400万の返還を求める手紙(1回) |
| 出てからの1年 | 非通知の電話(月1〜2回。出たら親の声だった) |
| 出てからの1年 | アパートの周りを車でうろうろ(自分で見た) |
| 出てからの1年 | 来なかったもの:親族や知人を通した連絡・職場への連絡や訪問 |
非通知の電話やアパートの周りの車には、「逃げても逃げ切れないのか」と腹が立ちました。
居場所はバレましたが、連れ戻されはしませんでした。
何が来るかを、先に知っておいてほしいんです。
僕のところは非通知の電話が月1〜2回でした。でも、離れてからも毎日のように連絡が来る人もいます。
知恵袋に、こんな声がありました。
「毎日朝昼夜とLINEがくるのはもちろん、
……
電話が止まりません。
……
こんな親が嫌で物理的に離れたのに家を出てから3年近く毎日こんな感じで、一応は親だから、と我慢していましたが気が滅入りそうです。」



僕の場合、手紙や非通知の電話は来ました。
でも、出てから、彼女に『本当に楽しそうに笑うようになったよね』と言われたんです。
出てからの1年は、
・好きなタイミングでラウンドワンに行って、オールでボウリングをしたり、
・深夜に山岡家に行って、ラーメンを食べたり、
・彼女と二人でカレーを作って、お酒を飲んだり…
なんのしがらみもなく、「生きてるな」って実感がありました。
8年が経った今も、僕の中に残っている2つのこと
24歳で家を出たあと、25歳頃に子どもが生まれたんです。
そのとき親から連絡が来て、子どものことなので応じました。
そこから、親とは和解しています。
ただ、和解=元通り、ではありません。
意図的に、心の距離を置いています。
連絡の頻度は自分で決めて、話す話題に線を引いています。
32歳になった今、残っているものは2つです。
1つは、自分の子どもへの接し方で、ハッとする瞬間があること。
子どもへの態度が、親にされてきたことと同じだったと気づいたときでした。
その瞬間、背筋が凍って血の気が引きました。怒りでも悲しさでもなく、自分が母になりかけていたことへの恐怖でした。
もう1つは、「もっと早く出ていれば…なんで20代前半の貴重な数年を、あの息苦しい家の中で浪費しちゃったんだろう」と思うことです。
残るものがあるのは、僕だけではありません。
家を出て8年の人は、知恵袋にこう書いていました。
「20歳の時に家を出て今は28歳です。家を出て8年経ちましたが、トラウマが年々酷くなり……」
親から離れて10年目の人は、noteの記事にこう書いています。
親から離れたことで軽くはなりましたが、おそらく一生付き合うであろう症状は今も残ったままです。
物理的に家を出ることと、頭の中から親が出ていくことは、別の話です。
だから、家を出れば全部終わるとは思わないでください。
同じ記事の中で、その人はこうも書いています。
しかし、迷いながらも親から離れる選択をしたことは、間違っていなかったと今なら断言できます。
僕も、出たこと自体を後悔したことはありません。
出たあとの心の話は、ここではとても書ききれないので、
別記事にまとめてあります。
家を出る前のことから読みたい人もいるかもしれません。
僕がどんなふうに親の言う通り「いい子」を演じて暮らし、どんな朝に実家を出たのかは、こちらのプロフィールに書いています。


出たあとの心の話を、「毒親と離れてわかったこと」の記事で読んでおく。
今日は、読むだけでいい。
実家を出たい時によくある質問Q&A
「契約書を見られたらもう終わりだ」と確かめないまま決めつけて計画を諦めてしまわないよう、よくある疑問を整理しました。
次は、あなたが自分の人生を取り戻す番だ
最後に、1つだけ打ち明けます。
記事の冒頭でイメージとして書いた「部屋の鍵を受け取って、『もう出られる』と分かる」あの日は、僕自身が実際に通った日でした。
順番どおりに進めていけば、その日に近づくことができます。それを伝えたくて、この記事を書きました。



家を出た日、ドアを閉めたときにも体の緊張は一気に緩みました。でも、僕が本当に楽になったのは、家を出たときではありません。
母に契約書を開けられたあとも解除しなかった部屋の鍵を、不動産屋で担当者から受け取りました。鍵を見て、「これから俺の人生がスタートする」と思った。『もう出られる』と分かった瞬間でした。
怖さも、一緒にありました。「居場所を突き止められて強制的に実家に連れ戻される恐怖」です。
それでも、いつ出るかを自分で決められる状態になったんです。
親から離れるための3つのSTEPをもう一度整理
- 勢いで飛び出す
- 親を説得してから出る
- 保証人を親に頼む
- 郵便の届き先を変える前に契約する
- 今夜:今夜を、どうやり過ごすか
- STEP1:親とのつながりを、動く前に全部絶つ
- STEP2:保証人なしで部屋を借りる
- STEP3:家を出ても、親は頭の中に住み続ける
「我慢すれば良くなる」と待っていた僕から、あなたへ
高校のときの家出とは別に、僕は大学進学で実家を離れ、学生寮で暮らしていました。でも、就職して実家に戻ってからの2年、
僕は「我慢していれば、そのうち良くなる」と思っていました。
心当たりはありませんか?
でも、母の態度は、良くなるどころか悪くなりました。



要するに僕は、何も動かずに、良くなるのを待っていたんです。
待っているあいだに、2年がたっていました。
いま、あなたが実家を出られずにいるのも、同じ理由ではありませんか?
23歳の10月、彼女と泊まりで出かけて帰ったあと、母に「そんな女といつまで付き合ってるの」と言われました。



僕は、お金が足りるか分からないまま、部屋を探し始めました。
でも、郵便の届き先を変える前に契約を進めたせいで、実家に届いた契約書類を母に開封されてしまったんです。
僕が契約書類を開けられてしまったのは、気合いが足りなかったわけではなく、順番を知らなかっただけでした。



かつての僕のように、
「我慢していれば、そのうち良くなる」と待ち続ける人が、1人でも減ればと思っています。
一度に全部やる必要はありません。
今いる場所から、1手ずつでいい。
親が毒親にどのくらい当てはまるか迷うなら、診断へ進んでください。



今夜を自室で過ごせるなら、最初の1手はSTEP1です。
今夜家にいられないなら、先に今夜の相談先へ。
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
一度家に戻ってしまっても、立て直す道はあります。
30代で出ようとしている人は、こちらの記事を読んでみてください。


この順番どおりにやっても、詰まる場面があります。
詰まったら聞いてください。
文字で相談(希望者のみZoom)。48時間以内に返信します。










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