【毒親脱出物語】「いい子」を演じた24年間とリュック1つで毒親から逃げた朝の話

毒親育ちが自己肯定感低いのは性格じゃない|自動自分責め12事例と7つの理由

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うき

親に言われるまま公務員になった毒親育ち。24歳の2月、リュック1つで家を出て、保証人ゼロ・貯金50万で自分の部屋を確保。10年勤めた市役所を辞め、今は「逃げ方の実務」を発信中。
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何があっても『全部自分が悪い』と思えてしまう…

人に褒められても『どうせお世辞だ』と裏を疑って怖い…

こんな悩みを抱えて自分を責め続けているあなたへ。

実際に毒親のもとで育った当事者としての経験から言うと、
なんでこんなに苦しまなきゃいけないんだ…と自分を責める一方で、

でも、『どうせ私なんてダメだ』と
自己否定が止まらないのも事実だしなぁ…

と絶望していました。

うき

記事内で僕の体験談もたっぷりお話ししますが、
自分をゴミだと思い込まされる環境って本当に地獄ですよね…


実際にあなたも、日常を送る中で、
「自分は人間として欠陥品なんじゃないか…?」
と感じて自信を失ったことが一度や二度ではないはずです。

もちろん、あなたの心が生まれつき弱くてネガティブなわけではありません。

本来のあなたは、”至って普通”に自分を肯定できる力を持っていますし、
安全な環境さえあれば自分の意志で伸び伸び生きられる人間です。

ただ、実際に

  • 毒親の否定によって自己肯定感が粉々に破壊されたこと
  • 毒親の家庭環境が「自動自分責め」の後遺症を作り出していること

これらもまた紛れもない事実です。



この記事でわかること
  • 結局、毒親育ちは自己肯定感が低くてダメな人間なのか?
  • 毒親育ちの「自動自分責め」と、それを作った親の理不尽攻撃のリアル事例12選
  • なぜ毒親育ちの自己肯定感は破壊されてしまうのか?【7つの構造的理由】
  • 自己否定の呪縛から抜け出し、自分を取り戻すための現実的な対処法

【うきのプロフィールと実績】

「実家にいれば生活は安定だし親孝行にもなるよね…」というありがちな義務感で実家にとどまるも、

過剰な監視・ヒステリックな暴言・自由のない生活などに発狂。

1年は耐えたが、2年目で限界。ついに決死の家出を決意する。

しかし、届いたアパートの契約書を勝手に開けられて計画が親にバレ、「今すぐ解約してこい」と詰められる。

それでも引き下がらず、「解約してきます」と嘘をついて水面下で準備を続行。

親の監視下で働きながら、仕事帰りに1人で不動産屋へ通う日々。

約2ヶ月で準備を整え、保証会社を使って自分名義で部屋を契約。貯金をフルベットしてリュック1つで脱出に成功。

実家時代にずっと欲しかった「自分暮らし」を実現。

現在は当事者の立場から、同じように「出たいのに出られない」人をサポートしている。

>>詳しいプロフィールはこちら

>>保証人ゼロで家を出た僕の方法はこちら

目次

毒親育ちは全員「自己肯定感が低くてダメな人間」なのか?

毒親育ちは自己肯定感が低くてダメな人間なのかを解説

まず大前提、
毒親育ちは「基本的には」
心が弱いわけでもないし、欠陥品でもありません。

むしろ、真面目で、優しくて、周りに気を遣いすぎている人の方が圧倒的多数です。

ちなみにこれ、日本全体で見ても似た数字が出てるんですよ。

こども家庭庁の国際比較調査「今の自分が好きだ」日本53.4%

こども家庭庁が日本・アメリカ・ドイツ・フランス・スウェーデンの13〜29歳に聞いた調査だと、

「今の自分が好きだ」と答えた割合は、日本が53.4%

アメリカ71.5%、ドイツ75.5%、フランス72.4%、スウェーデン71.8%。
日本だけ20ポイント近く低い。

国が変われば数字がこれだけ動く。

つまり「自分を好きになれるかどうか」は、生まれつきの性格じゃなくて、育つ環境で決まるってことです。

(出典:こども家庭庁「我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査(令和5年度)」)

ただし、

「否定攻撃を浴びせ続ける毒親という存在がいた」

これも残酷な事実です。

うき

僕も実家にいた頃、
自分の意思や感情を潰される恐怖を毎日感じていました

※この後、実際に僕が体験した自己否定の事例を詳しく語ります

これは僕の体感ですが、
毒親育ちの脳内は、

  • 5%:本来の自分の声(生きたい欲求)
  • 10%:周囲への過度な気遣い
  • 85%:頭の中に居座る『毒親の否定の声(残響)』

で占領されていると思ってます(異論は認めます笑)

毒親が攻撃してきたのは過去の一部だけなのは確かだけど、

一般的な家庭よりも
「否定の声」の比率は圧倒的に高いような感覚があります。
(毒親育ちなら、なんとなくわかるのでは…?)

しかも超厄介なのが、

その頭の中に残った毒親の否定の残響が、
あなたの自己肯定感すべてをぶっ壊すこと。

目立つんですよね、自分を責めるその声って。。

  • 親に否定された一部の記憶のせいで、「自分の人生=丸ごと終わってる」になる
  • 一度嫌な目に遭うと、その後の人の対応も全部「どうせまた否定される」になる
  • 実家は生活のすべてだったので、トラウマの記憶が残りやすい
うき

で、そこに「親に養ってもらっているのに…」という罪悪感も相まって、
「僕って価値のない人間じゃん」という印象になりやすい…

しかもそういう頭の中の毒親の否定の声が、
なぜか大人になっても居座り、なぜか消えてもくれず、なぜか自分が責任を背負わされる。

真面目に生きている人ほど、

いや、それ私のせいじゃないんだけど…

って思いながら、それでも自分が悪いのだと自分を責めることになる。

うき

そして、「本来の自分の声が消耗していなくなり、否定の声が残る」みたいな逆転現象すら起きる…

毒親育ちが陥ってしまう「自動自分責め」のリアル事例4選

毒親育ちの自動自分責めのリアル事例4選

では、実際に僕自身が見てきた、

「これは苦しい…」

という、自分を責めてしまう実例を紹介していきます。

まずは、

あなたの中で起きている
「自動自分責め」そのもの


の事例を並べていきます。

その自分責めを作った側

つまり親が何をしてきたのかは、
この後の見出しでまとめて並べます。

事例1:褒められても「どうせお世辞だ」「裏がある」と素直に信じられない

否定され続けて育った結果、
褒め言葉が全部「罠」に聞こえる、
むしろ褒められるほど怖くなる。

こういう「褒められると恐怖を感じる人」って、
毒親の元で育った場合、けっこういるんですよね。
(幼少期から否定され続けた人に多い印象)

僕が毒親の元にいた頃、
親との日常会話で、
何か自分なりに頑張ったことを報告したときの反応が、
まぁーーことごとく全否定で。

たとえばテストで良い点を取ったり、
先生に褒められた話をすると、

毒親

それって、たまたまでしょ?

毒親

それくらいで調子乗るなよ。もっと上いる子なんていくらでもいるから

毒親

そんなの、自慢することじゃないでしょ笑
もうちょっと考えてから言えば?

ん??褒めてほしかっただけなんだけど????

しかも、呆れたような顔で鼻で笑いながら言ってきたりする
マジで始末に負えない。

そりゃ、「自分は褒められる価値のないヤツだ」と刷り込まれても仕方ないですよ。

うき

こういう反応をされ続けると、
大人になっても人から褒められたときに
『裏があるんじゃないか』『後で地の底まで落とされるんじゃないか』と怯えるようになっちゃうんですよね…

事例2:人の顔色ばかり伺い、自分の意見や「こうしたい」が1ミリも言えない

僕が実家にいたときのこと。

うき

いわゆる家庭って、
本来なら心が安らぐ場所じゃないですか。
そんな感じの場所をイメージしてください。

で、僕の家に、

めっっっちゃ感情の起伏が激しい上に、
死ぬほど理不尽な不機嫌を一方的に撒き散らす親


がいたんですよ。

毒親

あんたの顔見てるとイライラする、どっか行って

毒親

あんたにいくらかかってると思ってるの? 感謝の気持ちがないからこうなるのよ

毒親

あんたが生まれてから私の人生ずっと最悪よ。分かってんの?

うるせえよ!!!!!!(怒)

で、これを、
僕が家にいるときだろうと、食事中だろうと、一切構わずやるわけです。

学校から疲れて帰ってきたら、
こんな理不尽な怒りを、
バカでかい声で無限に1人でぶちまけ続けてるやつがいる…

うき

そりゃ、息を殺して親の機嫌をうかがうのが最優先になりますよ。
『自分がこうしたい』なんて言おうものなら火に油ですからね…
階段を上がってくる足音だけでビクッとする体質が完成しますよ…

事例3:トラブルや親の不機嫌に遭遇すると「僕が悪いんだ」と即座に自動反省する

同じく毒親の元で暮らしていた頃、
子どもである僕のことを、

「大切な家族」ではなく、自分の人生がうまくいかない原因・ストレスの元凶

としか見てないっぽい親がいました。

うき

僕も手のかからない子どもじゃなかったし、
何か言われるたびに心の底では『なんで…?』って思ったりはしてました。

その親は、
「お前さえ生まれてこなければこんな苦労しなくて済んだ」
「お前が変なことして近所に恥かかせたらどうしてくれんの」

っていう空気が、言葉と態度の端々から滲んでいた。

僕がテストで悪い点を取った日じゃない。
なにも悪いことをしていない、
ただ普通に生活しているだけの日に。

親が仕事でイライラして帰ってきた。
そしたら、

毒親

あんた今日一日なにやってたの?
…はぁ、もういいわ。話にならない

何もしてないのに怒られた。
正直、理由が分からない。
でも子どもの脳は必死に「理由」を探す。

…僕が悪いんだ。」
「…僕がもっとちゃんとしてたら、母に怒られなかったんだ。」

この「自動反省」が、毎日繰り返されて固定化する

うき

そりゃね、毎日毎日こんなの浴びせられたら、
悪いことしたわけでもないのに『僕が存在しているから悪いんだ』って即座に反射するようになりますよ。条件反射みたいなもんです。
自分の意志じゃもう止められない…

事例4:「普通に愛されて育った人」が眩しすぎて猛烈な劣等感を覚える

周りとの比較で死ぬほど劣等感を覚える毒親育ちもかなり多いですね。

  • 愛されて育った人の無邪気な自己肯定感の高さに圧倒される
  • 「親と買い物行った」「家族仲良し」という友だちの雑談に絶望する
  • 自分の家庭の異常さを隠すために、必死で「うちは普通」のフリをする

たとえば、
学校や職場での何気ない日常会話。

今週末、お母さんと一緒にショッピング行ってさ〜!服買ってもらっちゃった!

うき

あ、そうなんだ…良かったね…
(心の声:親と楽しく買い物…?異次元の話か…?)

うきくんちは?親とどんな話するの?

うき

えっ、あ、うちはいつも何気ない会話だよ…

その日の帰り道で、

うき

なんで僕の親はあんなに異常なんだよ…
なんで普通に愛してもらえなかったんだよ…

とか、一人で消えたくなってる。

親との関係性の根本が壊れていると、
周囲の「愛されて育った普通の人」を見るだけで、
ただの猛烈な劣等感と嫉妬と孤独感の塊になります。

うき

大人になっても『親と友だちみたいに仲良し』って話を聞くだけで、
自分の存在そのものを全否定されたような気分になっちゃうんですよね…

その「自動自分責め」を作った親の理不尽攻撃リアル事例8選

自動自分責めを作った親の理不尽攻撃リアル事例8選

うき

僕が個人的にめっちゃ被害に遭ってるので、もう恨み節炸裂でいきます

その前に、1つだけ。
ここから並べるのは「言葉で子どもをブン殴る」タイプの話です。



実際に殴られたわけじゃないし大げさかな、と思うかもしれませんが、

こども家庭庁の集計だと、
令和6年度に児童相談所が対応した虐待22万3,691件のうち、

いちばん多いのは「心理的虐待」で13万3,024件(59.5%)

こども家庭庁の統計で心理的虐待が59.5%と最多



全体の6割近くを占めています。

暴言や否定は、虐待のなかで一番多い。

あなたが浴びてきたやつは、例外でも大げさでもないってことです。

(出典:こども家庭庁「令和6年度 児童相談所における児童虐待相談対応件数」)

※「殴られてないから、うちは違う」で外に出てしまう家がいちばん多い、という話は
こちらの記事で数字を並べています。

事例5:親の説教や怒る理由が支離滅裂・独自ルールの押し付けで子どもを完全に置いてけぼりにする

「子どものためを思ってしつけする」とかじゃなくて、
独自の謎ルールと感情論で子どもを完全に置いてけぼりにする説教をしちゃうタイプですね。

  • 親自身のイライラの発散が最優先
  • 説教が異常に長くて、結局何に怒っているのか支離滅裂
  • 「親に対する態度が気に入らない」という主観だけで数時間正座させる

「子どもを教育する」じゃなくて、

「自分の気分の不機嫌を解消するために、子どもをサンドバッグにして言いたい放題言う」
自分のストレス解消が目的になると、よくこうなる。

たとえば、ちょっとした返事や行動に対する説教。

毒親

あんたねぇ!その態度は親に対して感謝が足りない証拠なのよ!
そもそも昔からあんたは親をバカにしてて、私の苦労も知らないで勝手なことばかりして…
(以下、10年前の愚痴まで遡って脱線する無限ループ)

子どもはもう、この時点で置いてけぼりです。

で、散々長ったらし〜く怒鳴られて、
結局「自分が何に気を付ければいいのか」すら一切わからない。

うき

本人は『親として厳しく躾けてる』気でいるけど、
実際はただの『ストレス発散の暴力』なんですよね。
言われてる子ども側は脳がフリーズして、
ただ『自分が存在するから怒られるんだ』とだけ刷り込まれる…

事例6:家庭内で相談すると「お父さんに聞け➔お母さんに任せてる➔おばあちゃんに聞いて」とタライ回しにされる

毒親家庭の十八番。

重要な相談をすると、ひたすらタライ回しにされる。

これは親が子どもに向き合う責任から逃げ続けている構造上、
こうなっちゃってるって感じですね。

子ども「進路のこと(奨学金や学費)相談したいんだけど…」

→ 父親「俺は金のこと知らん、お母さんに聞け」

→ 母親「私じゃ判断できないからお父さんに頼みなさい」

→ 父親「母親が管理してるって言っただろ!(激怒)」

→ 母親「そんなこと言ったってない袖は振れないわよ!(夫婦喧嘩勃発)」

→ 子ども「………………(絶望)」

これはねー、
僕も家庭内で経験して、
言葉にならない虚しさを感じたんですよね…

自分の責任になりたくないから誰も向き合ってくれない。

子どもからしたら、
「家庭の中で誰一人として自分の人生を真剣に考えてくれない」
という絶望的な孤立感が残りますからね。

うき

責任の押し付け合いの末に
『あんたが余計なこと言い出すから喧嘩になったじゃない!』
って子どものせいにされるまでがセットです…

事例7:進路の同意書や大切な約束を数ヶ月放置し、直前に『聞いてない』とすべてをぶち壊す

こちらは、毒親育ちから本当に多く聞く被害エピソード。

子どもが「学校に提出する重要な書類(奨学金の申請書類や進路に関する同意書など)」を渡す。
親は「後でやる」と言って放置。

そして締め切り直前、未開封のまま
『こんなの大切だって聞いてない!』と逆ギレして、すべてをブチ壊す。

リビングの書類の山の中に、
「親の対応待ち」状態の書類が何ヶ月も放置されている。

うき

子どもは学校や提出先で怒られてパニックになるし、
自分の将来がかかってるから生きた心地がしないんですよね…

親に進捗を確認すると、

毒親

ちょっと!
忙しいのにこんなの急に持ってこられたって無理に決まってるでしょ!
お前がもっと早く言わないから悪いんじゃない!

嘘です。
その書類、2週間前から『お願いね』ってテーブルの真ん中に置いてあったの知ってます。

自分の怠慢や責任を全部子どものせいにして、
子どものチャンスや未来を平然と踏みにじる。

うき

『お前の準備不足だ』と責め立てられて、
子ども側も『僕がもっと早く確認しなかったからだ…』と自分責めに変換されちゃうのが本当に恐ろしい…

事例8:論破マウント親「なに親に口答えしてんの?やる気なら相手になってやるけど?で?」

親と自分の意見が食い違ったとき。

仁王立ちで腕組みして立ちふさがり、
高圧的に見下してきて、冷酷な口調で説教してきて、

毒親

で? お前が言ってること、世間一般的に通用すると思ってんの?
説明してみ?

……は?

親にとっての会話は、
「子どもの気持ちを聞く」ことでも「解決」でもない。

「屁理屈と親という絶対的権力で子どもを完膚なきまでに論破し、マウントを取って勝つこと」


でした。

僕が親の意に沿わない選択(進路や一人暮らし)を口にしようものなら…

毒親

なに? 親に口答えしてケンカ売ってんの?
いいよ、徹底的に相手になってやるけど?
で、お前いくら貯金あんの? どうやって生活すんの? 言ってみ?

話のゴールが「対話」じゃなくて
「子どもを屈服させて親の支配下に置くこと」なんだもん。

うき

何か言おうとすると全部言い返されて叩き潰されるので、
『自分の考えを言う=危険』と脳が学習して、
自分の意見が言えない大人になっちゃうんですよね…

事例9:都合が悪くなると「体調不良・被害者アピール」で子どもに罪悪感を植え付ける親

子どもから至極真っ当な正論を言われたとき。
親の過ちを指摘されそうになったとき。

急に

「胸が苦しい」
「頭が痛い」
「あんたにそんなこと言われて倒れそう」

そして部屋に閉じこもる。

これで子どもに強烈な罪悪感が植え付けられます。

1回2回ならともかく、
都合良く自分が悪くなりそうになるとすっかり体調不良や被害者を演じ出す。

毒親

お前みたいな親不孝者に育てた覚えはない…
私がこんなに体調悪くなったのは全部お前のせいだ…

うき

正論を言ったはずの子ども側が
『僕が親を追い詰めて体調を悪くさせたんだ…なんて親不孝なんだ』と激しい罪悪感に襲われる。
完全に罠です。

事例10:子どもの楽しみや予定を直前で理不尽に破壊し、自分だけちゃっかり楽しむ親

何ヶ月も前から楽しみにしていた友だちとの旅行を、
直前になって、

毒親

そんな遊んでる暇があるなら家にいなさい!
家族を置いて自分だけ楽しむなんて常識がないんじゃないの!?
キャンセルしなさい!

とネチネチ+激怒され、泣く泣くキャンセル。

で、旅行に行くはずだった当日、家で落ち込んでいたら、
その親は自分で楽しそうに友だちとランチに行っていやがった。

うき

子どもが楽しそうにしていること自体が気に食わず、
コントロールして不幸に落とし込むことでしか自分の優位性を保てないタイプです。
これをやられると『自分は楽しんじゃいけない人間なんだ』
と幸福感を感じることに罪悪感を覚えるようになります。

事例11:親としての義務や家事をボイコットし、指摘されると「誰のおかげで食えてるんだ!」と逆ギレする親

休日の昼間。
僕はお腹が減ったので、
リビングで横になっている母に聞きました。

「ご飯は?」

それだけです。
それだけで、こうなります。

毒親

誰のおかげでこの家で飯食えて、学校行けてると思ってんだ!
感謝もできないなら出ていけ!

と発狂して逆ギレ。

育児や家事という、
親としての最低限の役割は放棄しているのに、
子どもが一言聞いただけで、これです。

うき

『養ってもらっている』という恩の鎖を盾にされると、
子どもはぐうの音も出なくなります。
『生きているだけで親に迷惑をかけている』という自己否定の根本がここになります。

事例12:感情を爆発させて大声で怒鳴り散らす暴言毒親

夜ごはんが終わったあとのリビング。

不意に僕に対して気に入らないことがあると、
そこからいきなり母の大暴れが始まります。

壁を叩く。
リモコンが飛ぶ。
そしてバカでかい声で怒鳴り散らす。

毒親

死ね! 消えろ! お前なんか産まなきゃよかった!

体がこわばって、動けなくなる。

逃げるでもなく、言い返すでもなく、ただ固まっているだけ。

うき

僕は大人になっても『大きな音』や『人の強い口調』を聞くだけで動悸がして、頭が真っ白になります。
たぶん、体が勝手に身構えてるんですよね…

「毒親育ちの自己肯定感」がここまで徹底的に破壊されてしまう7つの理由

毒親育ちの自己肯定感が破壊される7つの理由

ここまでの実例を見てきて、
「毒親育ちって、なんでこんなに生きづらいの?」「なんで自分を責め続けてしまうの?」と思ったかもしれません。

ぶっちゃけ、
毒親の家庭環境そのものが、

自己否定を強固に作り出すシステム


になってしまっているんですよね。

しかも、

真面目で優しい子ほど先に消耗して心が病んで壊れる

という逆転現象が普通に起きる。

結果、

毒親の暴言が頭に残る

真面目な子どもの心が折れる

結果、さらに自己否定が加速する

そしてまた自分が悪かったのだと自分を責める

…という最悪の増殖ループが完成してしまっている。

じゃあ、その「自分責めの呪縛」を作り出す構造とは、
具体的に何なのか?
7つの構造を紹介していきます。

理由①:親という絶対的権力構造で「自浄作用(淘汰)」が起きない

親という絶対的立場。

社会や職場なら、こうはなりません。

理不尽なハラスメントや暴言を吐き続ければ、
周りの目と制度の改善で、その立場は少しずつ崩れていく。
人事やコンプラの自浄作用も働きます。

どんなクソな振る舞いをしても咎められない環境は、
減っていくわけです。

未だに家庭内の上下関係が
ここまで親の絶対支配を前提に硬直化してるのは、

さすがに毒親という家庭環境くらいのものです。

これによって、

  • どんなクソな否定攻撃を子どもにしても、
  • 親という立場さえ使えばマウントを取り続けられるし、
  • 密室の家庭に居座り続けられる


犯罪レベルの暴行でもしない限り、
どんな毒親であっても、
どんなにイカれた暴言を吐こうと

淘汰されない。

自浄作用がないのです。

自己否定を植え付ける毒親にとって、
こんなに都合の良い環境はありません。

理由②:家庭内の評価基準が親の気分でブレブレ(評価の形骸化)

家庭内の評価基準が、
ぶっちゃけ親のその日の機嫌だけでしかない

というのは毒親育ちであればあるほどよくわかると思います。

実際、
どれだけ子どもが努力しようが、親の不機嫌ひとつで全否定。
「どれだけ頑張ったか」という客観的な評価すら家庭内には存在しないと言っていい。

ここに親の絶対支配も相まって、

親に反論して怒りを買うくらいなら、
とにかく自分の意思も感情も殺して気配を消すことが最優先

という生存戦略が、
ガチで通用してしまうのが毒親の実態なのです。

「親を怒らせない」という明言できるルールがあればともかく、
そうでないグレーなもの

  • 子どもに親の顔色をうかがわせる・親の口調が冷たいとか、
  • 子どもに理不尽な感情をぶつけるとか、
  • 子どもに過度な罪悪感を植え付けるとか、

そういうのを
「親だから正義、お前が悪い」とされる構造

これも毒親の否定攻撃を加速させます。

理由③:「自分の意思を消す」が唯一の防衛術になる(事なかれ主義)

さらに、

「毒親の不機嫌をどうにかしようとしても、
損をするばかり。


これが毒親家庭のリアルです。

そもそも、毒親に育てられる家庭というのは
圧倒的に「事なかれ主義(自分の感情殺し)」になります。

何か自分の意向や本音を主張した結果、

・うまくいったら?
→ 褒められない。認められない。
むしろ「調子に乗るな」と足を引っ張られるばかり。


・失敗したら?
→ 「ほら見たことか!親の言うことを聞かないからだ!」と激しく全否定される。

よって、

「限界まで自分の意思を出さない」
「自分の本音を徹底的に隠す」

これが、最も賢い(?)毒親家庭での生き方となります。

同様に、

毒親に粘り強く向き合って、
心を込めて話し合って改善しようとしたとしましょう。

それで、
何かいいことがあるか?

何にもないです。
むしろ親の不機嫌の爆発を引き起こすリスクが増える。

でも、失敗したら?

毒親は、どう逆ギレし始めるかわかりません

  • 「親不孝者!」と怒鳴り散らされるかもしれない。
  • 過去の失敗を全部引っ張り出されて説教されるかもしれない。
  • 悲劇のヒロインを演じて体調不良アピールをし始めるかもしれない。


どんな家庭でも、
親の機嫌に怯えて波風立てずに我慢することはあると思います。
触らぬ神に祟りなし、で自分を消す。

でも
毒親の支配は、それを加速させるのです。

子ども側としても、

「まあ…自分が我慢して黙っていれば、とりあえず嵐は過ぎ去るか…」

で終わる。

そして毒親本人は、
「お、これでいいんだ!自分が正しいんだ!」と、
ダメな方向に成功体験を得てしまう。

本人は改善しない。
でも子どもが自分を殺して受け止めてくれる。
だから表面上の問題が解決したように見える。

うき

結果、毒親の否定の声がそのまま家庭内にのさばる、
というわけ

理由④:実家は「脱出(自立)」するまで逃げ場がなく耐えるしかない

実家という環境は逃げ場がありません。

小中高と育っていく中で、

自分が大人になって実家を出るか、
自立するまで耐えるしかない


という思考になりやすいです。

「自分が自立して家を出る」までは、
そこまで長期間耐え続ける必要があり、

うき

一度家を出ちゃえば、
毒親が実家でどんなに怒鳴り散らしていようが、
もはや完全に他人事です。

これは、子ども側の生存戦略としても例外ではありません

ヘタに反論して親と揉めたりすると、
学費を出してもらえなくなったり生活の場を失うかもしれない。

毒親の支配下で、わざわざリスクを負って親と戦うくらいなら、

波風立てずに大人になって自立するまで耐えた方が合理的なのです。

と言っても、
「その場を耐えてやり過ごす」だけで、

自分の自己否定感そのものの解決にはならないんですけどね(当たり前)。

心の中に薄く広く、自己否定の毒が拡散する。

そして誰も本気で助けてくれない。
なぜなら、
親の言動に逆らわない方が、その場の生存にとっては得だから。

理由⑤:自己肯定感の育て方を教わらず「自己否定」のまま大人になる

毒親家庭あるある、「自己肯定感の育て方が皆無」

一応、「子どもを育ててます」感は出すし、
塾に行かせたり服を買ったり、それっぽいことはやるんですけど。

「それっぽい」だけで、
子どもの心を育むことにはほぼ役に立たないんですよね。

例えば、僕が毒親の元にいた頃、

いわゆる「子どもを認めて褒める」に相当するものは、
ほぼゼロでした。

逆に、はっきり覚えてることがあります。

小学生のころ、野球をやりたかったんです。

友だちが公園でキャッチボールしてたその輪に混ぜてもらううちにめちゃくちゃ面白くなった。
当時激ハマりしていた「某パワプロ君」の影響もありました。

そしてその後、スポーツ少年団の見学まで行きました。

今の僕から見ても、
当時の僕にしては相当な行動です。

で、母に言いました。

「野球やってみたい」

毒親

お金かかるでしょう
どうせあんたは続かないでしょう

それと、呆れた顔

「あなたがそんなの続くわけない」って、最初から決めてかかってる顔でした。

当時の僕は言い返せませんでした。

そのとき頭の中で思ったのは、これです。

うき

ああ、やっぱりな。
何を言っても、何かを始めることはできないんだ。

これ以降、「やりたい」を口に出す前に飲み込むクセがつきました。

言う前に「どうせ無理っしょ…」が先に来る。

しかもわずかな日常の会話で、

  • 親の世間体や愚痴を聞かされるのに時間を割く
  • かと思えば、子どもの気持ちや悩みを聞く時間はゼロ

もうめちゃくちゃ。

じゃあ、実際にどうやって自分の価値観を覚えるかというと、

毒親当事者の価値観の覚え方
  • 周りの親の機嫌に頼って顔色をうかがう(親の顔色を察知できなかったら怒られる)
  • 親がやってる否定的な言い方に合わせる
  • あとは「自分ってダメな人間なのかな」の手探り


結局、
「とりあえず親の顔色をうかがって、あとは我慢して生きてね」
的な姿勢のまま、心の自己肯定感は永遠に進歩しない。

「家庭教育」といえば聞こえはいいけど、

ぶっちゃけ育児を放棄して
子どもの精神にすべてのしわ寄せを押し付けてるだけ。

その結果どうなるかというと、

  • 「なんとなく自分が悪い気がする」
  • 「親の言う通り、自分はダメな人間なんだろう」

という、めちゃくちゃフワッとした自己否定の感覚で生きるしかない。


それを補正される機会もないまま、
大人になっていくことになる。

「客観的に自分が悪いか」ではなく、
「親に否定され続けてきたから」で自己否定が固定化してしまう。

しかも家庭内には、
「自己肯定感が下がる」ことへの分かりやすいペナルティ(外部の指摘)がない。

だから、そのまま放置されがちです。

うき

結果、外から見たら
「え、この人なんでこんなに自分に自信がないの?」
みたいな大人が誕生する…

理由⑥:子どもなのに親の感情や家庭の問題の「全責任」を負わされる

毒親の家庭支配の弊害ですね。

「お前が悪いから親が不機嫌になる」で、
あたかもすべて子どもの責任



幼い頃から、です。

うき

なんなら僕、
親が夫婦喧嘩したとき、
『お前が余計なこと言ったからだ!』って八つ当たりされました笑

何の罪もない子どもの癖に
ムリヤリ責任をなすりつけられたので、

感情としては『何だコレ…?』となりましたね。

実際、親の機嫌が悪い原因は、親自身のストレスです。

なのに出てくるのは
「お前が部屋を散らかしてるからだ」
「お前の態度が悪いからだ」。

みたいに、
ストレスの原因が丸ごと子どもにすり替わる。これ、割と普通です。

でも、子ども側としては「親の期待に応えなきゃ」みたいに健気に頑張ってしまう。
(何もわからない子どもだからこそ)

そんなのまともに成立するわけがないのですが、
じゃあどうフォローされるかというと、

  • 自分の感情を聞いてもらえる機会はナシ。
  • 親の気分が治まるか、そして機嫌良く接してくれるか?に、すべてが委ねられる。
  • あとは自分の感情を押し殺して手探りするしかない。
うき

僕は毒親の元にいた頃、
・1ミリも悪くない家庭内のトラブル
・親の不機嫌の理由もわからず長期間無視
で、いきなり全部責任を丸投げされて、
『使えない』だの『お前が悪い』だの言われまくって
本っっっっっ当に辛かったです。

※僕のリュック1つで逃げた体験記はこちら


本当はまともな子どもなのに、
「自分はダメ人間だ」と思い込まされてしまう理由でもあります。

理由⑦:真面目で優しい子ほど心を病んで壊れ、毒親の否定の声だけが頭に残る

真面目で優しい子ほど、先に心が壊れていく。

これは、毒親育ちの当事者の中で痛切に感じる流れですね。

責任感がある。
親を喜ばせようと頑張る。
自分が我慢すればいいと思ってしまう。

そういう子ほど、

  • 理不尽な暴言を真っ直ぐ受け止めてしまう
  • 「全部自分のせいだ」と罪悪感を溜め込む
  • 感情のやり場がなくなり、心が折れる

しかも、これは僕の家だけの話じゃありません。

児童相談所への虐待相談は、この10年ちょっとで約3倍になっています。(平成25年度 7万3,802件 → 令和6年度 22万3,691件)

まさに家庭内の子育て環境がブラックボックス化していると言っていい。

毒親当事者なら知っておくべき毒親環境の現状はこちら

となれば、
心がどんどん削られて壊れていくのは、
当たり前のことです。

その一方で、毒親自身は、
意地でも自分の過ちを認めず家族という名の偽りのカタチの中に鎮座し続けます

すると、

真面目な子どもの心が折れる

頭の中の毒親の否定の声の割合が上がる

ますます自分が嫌いになる

さらに心が病んで動けなくなる


この「否定の声が頭を占領していく」って、
本来の自分の人生を奪われるってことです。

そして自己肯定感がゼロになるってことでもある。

ガチで危機的状況なのですが…

しかも、「毒親が反省して優しくなる」ならまだ救いがあります。

でも当事者としての実感で言うと、
「子どもの心が壊れていく」ことはあっても、
「毒親が自分の非を認めて改心すること」、あるでしょうか??

ほぼなくないですか?

うき

こうして、頭の中の『毒親の否定の声(残響)』の比率がどんどん上がっていく…

…ここまで読んで、しんどくなってませんか。

大丈夫です。

この構造からは、抜けられます。

その具体的な話は、この記事の後半でちゃんとします。

実は当事者である毒親育ちこそ「自分はダメだ」「欠陥品だ」と傷ついている

毒親育ちの当事者こそ自分を欠陥品だと責めている

ここまで見てきたように、

毒親の否定攻撃は凄まじいし、
家庭環境としてもそれを助長するようなシステムになっています。

ですが実は、この辛さを誰よりも痛感して傷ついているのは、
外から見てる周りの人じゃありません。

毒親育ちの当事者自身です。

うき

そう、『自分ってマジで欠陥品なんじゃないか…』
って1番自分を責めて苦しんでいるのは、
当事者自身なのです。

ここで、少しだけ僕の話をさせてください。

僕は祖父母から、

「素直で優しい、真面目な子」

とよく言われていました。

褒め言葉だと思ってました。
ずっと。

でも、今ならわかります。

あれ、全部ちがうんですよ。

  • 素直=ただの従順さ
  • 優しい=合わせていただけ
  • 真面目=装っていただけ

自分の意見がない。
誰にでも従う。
当たり障りのないことしか言わない。

それを「いい子」と呼ばれていただけでした。

で、それを高校のときに、他人から言い当てられます。

友だち4人くらいで雑談してたときです。
何の話だったかは覚えてません。

そのうちの一人が、半分ふざけて、半分本気みたいな顔で、こう言いました。

お前って中身無いよなー。

その場は笑ってごまかしました。

でも内心は、図星すぎてゾッとしてました。

(あ、バレてる)って。

必死で、何も感じてないフリをしました。

深い意味で言われたわけじゃないと思います。
でも、何年経っても忘れられない。

これが子どものころだけの話なら、まだマシでした。

社会人になって、会議に出るようになります。

当然、意見を求められる機会があります。

喉が詰まって、体が固まる。

何を言えばいいのか、わからないんです。

結局、何も言わずに会議が終わる。
席に戻ってから来るのは、この3つが同時でした。

  • 情けない
  • 悔しい
  • そして、ホッとした

何も言わずに済んだことに、安心してるんですよ。

自分で自分が嫌になります。

うき

この頃はまだ、
これが親のせいだなんて1ミリも思ってませんでした。
ただ『自分がダメなんだ』とだけ思ってた…

そして「自分には価値がない」という感覚が、ふとした瞬間に湧いてくるようになる。

人と比べたとき。
一人でいるとき。

特にきっかけもなく、スッと沈み込む。

親から浴びせられた理不尽な暴言。
自分の意思を言えないもどかしさ。
人の顔色ばかり伺ってしまう情けない自分。
何かあると「自分が悪い」と自動反省してしまう癖。

それを全部、一番近くで体感しているのは誰か。
毒親育ち自身です。

毒親の存在感が大きすぎて自分を責めてしまいがちですが、
本当は、真面目で優しい感性を持った人の方が圧倒的大多数なのです。

うき

いや、自分のこの自己否定の癖、
マジで苦しいよな…

って。

そして同時に、これも悲しい現実です。

真面目で優しい感性を持っていればいるほど、
毒親の暴言や理不尽な否定に

反論して言い返すことができないのです。

  • 何か言い返したところで、何にも報われない。
  • むしろ、余計なことを言うとさらに激怒されて面倒なことになる。
  • 親に逆らうなという恐怖と罪悪感の圧力。

結局、

どうすることもできないし…
自分が悪いと思うしかないか…

と自分を責めて飲み込むしかない。

で、優しい感性で自分を客観的に見れるほど、

「周りの愛されて育った普通の人と比べて、自分はなんて歪んでるんだろ…」

と、どこかで自分を責めてしまう。

「自己否定の呪縛」を解き、自分を取り戻すための現実的な対処法は?

自己否定の呪縛を解く現実的な対処法3つ

毒親の否定攻撃はある。
構造的に頭に残る。
真面目な人ほど自分を責めて消耗する。

もちろん理想論なら、

  • 親が本気で反省して
  • 接し方を変えて
  • ちゃんと愛してくれて

…ってやるべきではあります。

でも、あなたも分かってるはずです。

毒親はそんな簡単に変わる人間じゃない

じゃあ、現実的にはどうすべきか?

ポイントは3つです。

① 毒親を変えようとしない、とにかく関わらない

ぶっちゃけ、

「あの親を変えなきゃ」「理解してもらわなきゃ」と思っても、
完全にムダです。

うき

僕らにできる最善の策は、
何とかして物理的・精神的に関わらないこと。

それしかありません。

もちろん理想としては、
話し合って、理解し合って、親子関係を良くするべきでしょう。

でも、子どもが泣いて訴えたくらいで変わる親なら、
とっくに変わってます。

それどころか、

  • 「親不孝者!」と逆恨みされる
  • 「生意気だ」とさらに圧力をかけられる
  • 泣き落としで罪悪感を植え付けられる

みたいな副作用の方があまりにもデカい。

どんな美しい理想論を掲げたところで、

無理なんですよ。
モンスターを親に戻すのは。

実家の密室構造が、
毒親の暴言を増長させるシステムになってしまっているのだから、
なおさらです。

うき

そしておそらくこの性質は、
毒親自身がいよいよ自分の人生を破滅させるその瞬間まで、
変わることはないでしょう。

だから冷たいようですが、
毒親の理不尽な言動に遭遇しても、

「この人はこういう仕様なんだ」

と割り切る。

そして、
何とかして物理的・精神的に関わらないように立ち回る

ヘタに関わってクソみたいな暴言を吐かれたり、
いらん罪悪感を植え付けられたりするリスクを、徹底的に排除するのです。

毒親を変えようとするより、
巻き込まれない距離感(物理的離脱)を作る方が、よほど現実的です。

② 不機嫌の尻拭いを引き受けない

真面目な子ほどやってしまいます。

  • 不機嫌な親の顔色のフォロー。
  • 家事を放棄する親のリカバリ。
  • 感情爆発した親の宥め役。

気づいたら、

毒親のマイナスや不機嫌を、
あなたの善意と我慢で埋めている構図


になっていませんか?

もちろん、分かります。

あなたがやらないと、家の中が地獄になる。
放っておくと余計に暴れる。
怒鳴り声をこれ以上聞きたくない。

でも、それを続けるとどうなるか?

毒親は何も学びません。
学ぶ気がないのです。

説教され、あなたに感謝などしません。
むしろ「この子が機嫌を取るのが当たり前」くらいに増長します。

うき

親の不機嫌の件で、自分の精神をゴリゴリ削ってまで僕が機嫌を取って代わりにやってあげたのに、
マジで礼の1つも言われなかったですからね…

しかもそれで毒親は、
「これで家族が何不自由なく成立しているんだからOKだよね」
とか勘違いをする。

あなたは毒親の感情の奴隷じゃありません。

毒親の不機嫌の尻拭いを“子どもの義務”だと思い込む必要は一切ありません。

③ 自分の逃げ道を確保しておく

最も人の立場を弱くするのは「選択肢の無さ」です。

かつての僕が、

  • 毒親に暴言を吐かれても、
  • 家事を押し付けられても、
  • 自分の進路や夢を直前でブチ壊されても、

何をされても我慢して毒親に振り回され続けたのは、

「実家にいて親に従うしか選択肢がない」

と思っていたからです。

「もし家を出て失敗したらどうしよう」
「お金もないし一人で生きていけるわけがない」

などなど色々考えてしまって、
結局自分が毒親のしわ寄せを引き受けざるを得なくなる。

やっぱり、
「実家にいるしか選択肢がない」という状態では、
どんなに嫌でも逃げ場がないんですよ。

しかし、「その気になればいつでも家を出て一人暮らし・自立できるわ〜笑」
という状態になった瞬間、
親の意味わからん言動にも振り回される必要が全然なくなって
とてつもなくラクになりました。

昔↓

毒親

親に向かってその態度はなんだ!
言うこと聞けないなら出ていけ!

うき

(いや、僕が悪いわけじゃないのに…でも出ていくお金もないし…) …ごめんなさい、僕が悪かったです…

「逃げ道(脱出手段)がある」となった後↓

毒親

親に向かってその態度はなんだ!
言うこと聞けないなら出ていけ!

うき

(あ、いつでもリュック1つで家出られるし、別にこの人の機嫌取るメリット1ミリもないわ〜)
あ、出ていくのはいつでもOKでーす(笑)

と、これまでは恐怖でしかなかった親の暴言が、
アホの独り言くらいに感じるようになりました。

自己否定を植え付ける毒親に対する最大の解決策は、
親と正面から喧嘩して説得することではありません。

毒親を見限ったところで
自分は全然困らない状態(物理的脱出・自立)

に持っていくことです。

たとえば、

  • 寮付き求人(リゾバ)でお金ゼロから即日家を出られる
  • 自立して自分の力で生活できる知識と準備がある

という状態だと、
同じ毒親環境でも、感じ方が全然違います。

「最悪、今すぐ出ていけばいーや笑」

そう思えるだけで、
毒親の言動に振り回されにくくなります。

「今すぐ着の身着のままで飛び出せ」という話ではありません。

でも家を出て自立できる選択肢(逃げ道)を作っておくこと
これがあなた自身の自己肯定感を取り戻す、最大の武器になる。

毒親は変わりません。
毒親環境といういびつな家族関係も変わりません。

自分が自立して強くなる(物理的に離れる)方が圧倒的に早いし確実です。

うき

そのための第一歩は、
『毒親の元で耐え続けるしかない』という思考を捨てることです。

自分の逃げ道(脱出の選択肢)を増やしておく。

それが1番現実的で、
1番心へのダメージが少ない戦い方です。

🔶何から始めればいいか分からない人へ。毒親から逃げる5STEPロードマップはこちら

まとめ:自分を責めるのをやめて、あなたの人生を歩き出そう

自分を責めるのをやめて自分の人生を歩き出そう

今日のまとめ。

…の前に、ひとつだけ。

毒親の元を出て、しばらく経ったころです。
当時つきあっていた彼女に、こう言われました。

本当に楽しそうに笑うようになったよね

僕は、まったく気づいてませんでした。

自己肯定感が上がった実感なんてなかったし、
何かを頑張ったわけでもない。

ただ、否定してくる人がいない場所に移っただけです。

それでも、外側から見たら変わってた。

うき

あのとき思ったのは、
『やっと本当の僕を取り戻したかな』ってことでした。

自己肯定感が低いのは、
あなたの性格が弱いからでも、
心が貧しいからでもありません。

毒親という否定の実験室で長年受け続けた
「環境の後遺症」に過ぎないのです。

うき

あなたは1ミリも悪くありません。
『全部自分が悪いんだ』という自動反省のスイッチをオフにして、
まずは自分を責めるのをやめること。
そして、自分の人生を取り戻すための第一歩を踏み出しませんか?


「このまま親の言いなりで生きて本当に大丈夫だろうか…」
「でも、何から始めればいいかわからない…」
そんな毒親育ちのあなたのために脱出ロードマップを作りました。

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