【毒親脱出物語】「いい子」を演じた24年間とリュック1つで毒親から逃げた朝の話

毒親育ちで友達がいないのはなぜ?性格のせいじゃない3つの理由と6つの型!

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うき

親に言われるまま公務員になった毒親育ち。24歳の2月、リュック1つで家を出て、保証人ゼロ・貯金50万で自分の部屋を確保。10年勤めた市役所を辞め、今は「逃げ方の実務」を発信中。
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友達がいないのは、自分の性格が悪いのかな

周りには普通に友達がいるのに、
自分だけおかしいんじゃないか

このまま一人で生きていくしかないのかな


この記事は、
そう思い詰めているあなたに
向けて書いています。


友達がいないのは、
あなたが人として劣っているからではなく、
育った環境の中で身についた型が原因です。
この記事を読めば、友達がいない理由を
親のせいにしていいと納得でき、
自分を責める苦しみから抜け出せます。


うき

僕も中学や高校の頃、
17時の門限や親の許可を理由に
友達の誘いを断り続けて、
誘われなくなりました。
友達の家に泊まるのも禁止でした。


精神科医の
「それは性格ではなく、生き延びるために身につけた反応かもしれない。」
という文を読んで、僕は力が抜けました。


大勢の友達を作らなくても、
素の自分を受け止めてくれる人が一人いれば、
十分にやっていけると思えて
心が軽くなるはずです。


この記事では次の内容をお伝えします!
  • 毒親育ちで友達がいないのは自分だけではない理由
  • 友達ができない、親に原因がある3つの理由
  • 性格のせいだと思い込んでしまう無意識の6つの型
  • 無理に友達を作らなくても「このままでいい」と言える理由

【うきのプロフィールと実績】

就職先の市役所が実家から歩いて20分。引っ越す理由が見つからないまま実家に戻るも、

出かけるたびに行き先を報告させられ、不機嫌と無視が続く毎日に限界を感じる。

1年は耐えたが、2年目で限界。ついに決死の家出を決意する。

しかし、届いたアパートの契約書を勝手に開けられて計画が親にバレ、「契約解除してこい」と言われる。

それでも引き下がらず、「してきます」と嘘をついて水面下で準備を続行。

実家で暮らしながら、仕事帰りに1人で不動産屋へ通った。

約2ヶ月で準備を整え、保証会社を使って自分名義で部屋を契約。貯金をフルベットしてリュック1つで脱出に成功。

実家時代にずっと欲しかった「自分暮らし」を実現。

現在は当事者の立場から、同じように「出たいのに出られない」人に向けて、逃げ方の実務を発信している。

>>詳しいプロフィールはこちら

>>保証人ゼロで家を出た僕の方法はこちら


目次

毒親育ちで友達がいないのは本当?「自分だけ?」と悩む必要がゼロな理由

毒親育ちで友達がいないのは本当?「自分だけ?」と悩む必要がゼロな理由


最初にお伝えしておくと、
毒親育ちのあなたが
「友達がいないのは自分だけ?」と
思い詰める必要はまったくありません。


自分だけがおかしいんじゃないか

性格が悪いからなのかな


周りに友達がいないと抱いてしまうその不安は、
ごく自然なことです。

ここでは、
自分を責める必要がないと言える理由を
3つお話しします。


友達がいないのは性格のせいじゃない。親との関係で作られた「型」にすぎない


まず1つ目の理由からお話しすると、

友達がいないのはあなたの性格のせいではなく、

家庭で生き延びるために身につけた
「親との関わり方の型」を、
そのまま周りの友人関係にも
当てはめてしまっているだけだからです。

人との距離の縮め方が分からないまま、
「自分は人と仲良くなれない人間なんだ」と
思い込んで大人になっていきます。


実際に、Yahoo!知恵袋にも
「毒親育ちに加え、友達のつくり方がよくわからなかったが故に友達少ないです。」
といった切実な相談が書き込まれています。

(出典:Yahoo!知恵袋)


家庭の中で親から
「あなたが悪い」と責められ続けて育つと、

自分がダメだから友達ができないんだ

と何でも自分自身を
責める癖がついてしまうもの。


この「親との関わり方の型」については
記事の後半で「6つの型」に分けて
詳しくお話ししますので、
ご自身の振る舞いと照らし合わせながら
読んでみてください。


30代の36%は「友人がいない」と回答。「自分だけ」ではない大人の現実


株式会社クロス・マーケティングが行った
「人間関係に関する調査(2025年)」
(2025年1月・有職者対象)によると、
「友人がいない」と答えた人は
30代で36%と最も高く、
「親友がいない」と答えた人も
58%で最多でした。

また、BIGLOBEの「若年層の意識調査」
(2022年9月)でも、
「友だちがいない」という項目に
「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた人が
40代で52.0%にのぼっています。

(出典:クロス・マーケティング、BIGLOBE)


このように実際の調査データを見ても、
大人の多くに友達がいない現実が分かります。

大人になれば進路や仕事によって
生活リズムが変わり、
学生時代の付き合いが自然と切れていくのは
当たり前のことだからです。


つまり、「友達がいない」「親友がいない」
というのは大人の世界では珍しくないことで、
「自分だけがおかしいんじゃないか」と
焦る必要はどこにもありません。


「0人」だけじゃない。素の自分を出せず苦しさを抱えるのが毒親育ちの「いない」


数字に出るような
「連絡先に誰の名前もないこと」だけが、
毒親育ちの抱える「友達がいない」の
正体ではありません。


表面上は誰かと過ごしていても、
心の中では強い孤独を抱えているのです。


心理カウンセラーのしんさんの記事
(心理ノート・2021年5月)でも、

毒親育ちの人の相談で
「友達と呼べる人が一人もいない」
という声だけでなく、
「友達はいるけど、素の自分は誰にも見せられない」
という声をとても多く聞いてきたと
書かれています。

その記事では、
毒親育ちの友人関係の形には
次の3つがあると紹介されています。

毒親育ちの友人関係の形

・本当に友達と呼べる人が一人もいない

・1人や2人ほど、飾らない自分を見せられる相手がいる

・知り合いの輪は広いものの、誰一人として心から「友達」だと実感できていない

そのうえで、
つながりの形は人によって違っても、
友人関係のどこかに
苦しさや違和感を抱えている点では
共通していると述べられています。

(出典:毒親育ちで友達がいない?友人関係で起きている「親との関係の再現」|心理ノート)


Yahoo!知恵袋にも
「今まで全て親に制限、監視されてきた人生だったので、友達も恋人もいません。逃げ場もありません。相談できる相手もいません。」
という相談や、
「私には寄り添える場所がありません。独りぼっちです。」
といった切実な悩みが書き込まれています。

(出典:Yahoo!知恵袋、Yahoo!知恵袋)


たとえ周りに人がいても、
素の自分を隠し続けなければならない
関係にいれば、誰だって息苦しさを覚えるもの。
友達がゼロの人も、
素を出せない関係に苦しんでいる人も、
その違和感やつらさは本物ですし、
決しておかしなことではありません。


※うちの親が普通じゃないのか20問で判定する毒親度診断や次の一歩は
 こちらの記事で

なぜ毒親育ちは友達がいない・できない状態になるの?親に原因がある3つの理由

なぜ毒親育ちは友達がいない・できない状態になるの?親に原因がある3つの理由


では、ここからさらに踏み込んでお話しします。

なぜ毒親のもとで育つと友達ができなかったり、
孤立してしまったりするのか。

育ってきた家庭の中で、
人と安心して仲良くなる練習やきっかけを
もらえなかった理由は、次の3つです。

  • 幼少期に怒声や過干渉で意思表示を封じられ、友達の輪に入る方法を奪われた
  • 思春期に親の心理的コントロールを受け、対等な友人関係を築く土台が育たなかった
  • 親の「支配か我慢」しか見せられず、対等な人間関係の作り方を教わっていない

順番にお話ししていきます。


理由①(幼少期):怒声や過干渉で意思表示を封じられ、友達の輪に入る方法を奪われた


子どもの頃はそうだったとしても、
中学や高校に上がったら自分で輪に入ればよかったのに

と、自分を責めてしまうかもしれません。

けれど、幼少期に身についてしまった
人との距離の取り方は、
進学したからといって
急にリセットできるものではありません。


幼い頃から感情を抑えつけられたり
親が人間関係に割り込んできたりすると、
自分の足で友達の輪に入っていくやり方が
身につきません。

素直に自分の気持ちを口にしたときに
親から怒鳴られたり殴られたりすると、子どもは
「自分の希望を言うのは悪いことなんだ」と
思い込んでしまいます。

殴られていなくても、
親から「その子と遊ぶのはダメ」
「あの子と仲良くしなさい」と
口を出されることで、
同じように子どもの自立は妨げられます。

また、しっかり者の子どもほど
親の代わりに家事をさせられたり
愚痴の聞き役にされたりして、
友達と遊ぶ時間そのものがありません。

幼少期の家庭で、
友達の輪に入る練習をする機会そのものを
奪われていたのです。


うき

僕の家でも、
小学校から高校1年生頃までの門限は17時で、
友達の家に泊まることや外泊は一切禁止されていました。
後になって友達との雑談の中で、友達の家の門限は22時くらいだったと
知ったんです。


※過干渉の親がしんどいときにどうすればいいかや伝え方についての
 当事者体験記はこちらの記事で

理由②(思春期):親の心理的コントロールで、対等な友人関係を築く土台が育たなかった


ここでいう
「親の心理的コントロール」というのは、

外から見える行動を制限するにとどまらず、
子どもが何を感じてどう考えるか、
自分でどう決めるかという
心の中身にまで親が踏み込んで、
親の望む通りに動かそうとすることです。


アメリカの学術誌『Child Development』に2015年に載ったバージニア大学の
研究者による研究では、

心理的コントロールのやり方として
「罪悪感を使う」
「愛情を引っ込める」
「不安をあおる」
が挙げられており、
こうしたやり方で子どもを縛ります。

この研究では、
13歳のときに親から心理的にコントロールされていた子ほど、
18歳までに、友達と意見が食い違ったときに自分の考えを言いながら関係を保つ力が
下がっていたと報告されています。

(出典:Child Development(2015年)、Society for Research in Child Development)


また、イェール大学のエミリー・クック博士らが行った研究では、
思春期に親から心理的なコントロールを受けて育つと、
友人と深い信頼関係を築いて支え合うことや、
意見がぶつかったときに関係を続けていくことが
難しくなりやすいと示されています。

(出典:Social Development(2012年))


このように思春期に親から縛られ続けると、
対等な友人関係を築く土台が育ちません。

僕の中学・高校時代を振り返っても、
誰と遊ぶかに口を出され、
遊びに行くのも部活に行くのも
毎回親の許可が必要でした。
もちろん友達を家に呼ぶことも許されませんでした。


家庭の中で対等に向き合う経験を
させてもらえなかったのですから、
友達関係がぎこちなくなってしまうのは
無理もありません。


理由③(お手本):親の「支配か我慢」しか見せられず、対等な人間関係の作り方を教わっていない


なぜ、対等な人間関係の作り方が
分からないのでしょうか。

それは、
家庭で対等な関わり方を
見せてもらえなかったからです。


イェール大学のエミリー・クック博士らの論文(2012年・学術誌『Social Development』)では、
親が子どもに敵意や心理的コントロールで接すると、子どもは
「人とのもめごとは、敵意や押しつけで片づけるものだ」と、
親を見て覚えてしまうことがある、
という考え方が説明されています。

(出典:Social Development(2012年))


僕は親の夫婦喧嘩を見て育ちましたし、
母が家に人を呼ぶことはほぼなく、
母から人の悪口や愚痴をよく聞かされていました。


あなたが育った家では、
大人同士がどんなふうに関わっていたでしょうか。

お互いに話し合う姿ではなく、
どちらかが押しつけたり我慢したりする姿ばかり見てきたなら、
対等な関わり方が分からなくても無理はありません。


つまり、
家で見てきた関わり方のほかを知らないまま、
外で人と付き合い始めることになるのです。


毒親育ちで友達がいないのは自分の性格が悪いから?無意識にやってしまう「6つの型」

毒親育ちで友達がいないのは自分の性格が悪いから?無意識にやってしまう「6つの型」


ここまで読んでも、やはり

自分の性格が悪いのかな

と思ってしまうかもしれません。

確かに、友達からの誘いを断ったり、
人付き合いを避けたりしてきたのは自分自身です。


ただし、友達付き合いでつまずくのは、
あなたの性格が悪いからではありません。

理不尽な家庭環境の中で
自分の心や身を守るために、
無意識に身についてしまった行動のパターンが
あるからです。

毒親育ちが無意識にやってしまう行動には、
次の6つの型があります。


型①:門限や親の許可が染みつき、誘いを断り続けていつの間にか誘われなくなる


まず1つ目は、
親の顔色や言いつけに縛られて友達の誘いを断り続けた結果、
次第に声がかからなくなるパターンです。


毒親のいる家庭では、
親の機嫌や言いつけに逆らえません。
怒られたり詮索されたりする恐怖が常にあるため、
友達との約束よりも親の言いつけを優先してしまいます。


たとえば、
「門限があるから」「母が心配するから」と、
友達からの誘いを何度も断ってしまう。
そうやって断り続けているうちに、
相手からも気を使われてしまい、
いつの間にか誰からも声をかけられなくなっていくのです。

親に怯えて暮らす中で、
友達付き合いを諦めることでしか
自分の心を守れなかっただけで、
そうするしかなかった環境にいたことが、
友達から誘われなくなってしまった原因です。

記事の最初でお話しした、
僕が中学や高校の頃に門限や親の許可を理由に誘いを断り続けていたのも、
まさにこの型でした。


うき

大学時代に気づいたのですが、
用事がない限り自分から友達に連絡を取ることがなく、
連絡を取り合う感覚が今でもよく分からないんです。


型②:「気にする自分が悪い」と我慢して相手に合わせ、利用されてしまう


型①は断る側でしたが、
型②は断れずに合わせる側です。


家で意見を言えば否定される環境にいると、
合わせていた方が安全だと身につきます。

そうして合わせ続けると、
自分の意見が無い人として都合よく扱われやすくなります。


高校時代の僕も周りに合わせていました。


うき

友達と「どこ行く?」となっても、
「どこでもいい」しか言えませんでした。


高校の同級生4人くらいの雑談中、
一人が半分おふざけ・半分本気みたいな顔で
「お前って中身無いよな」と
言われことがあります。

その場は笑ってごまかしましたが、
内心は「あ、バレてる」と
図星すぎてゾッとしました。

必死で何も感じてないフリをしましたが、何年経っても忘れられません。

その言葉の意味が腑に落ちたのは、
毒親から抜け出した後でした。

「中身がない」というのは、
自分を表現できていない、
つまりその他大勢になりきっていた
ということです。


要するに、
家で「合わせるのが安全」だった習慣が、
外では自分を消すことになるのです。


型③:嫌なことを断れず人に頼れない、もしくは距離感が分からず踏み込みすぎる


前の章でも触れたように、
毒親のいる家庭では「支配か我慢」という極端なお手本しか見せられません。

そのため、人との距離の取り方も
「ゼロか100か」のように極端になりがちです。


安心できない環境で育つと信頼関係が分からず、
本当は嫌なのにきっぱり断れなかったり、
誰にも頼れなかったりします。

さらに、信頼していい相手か
利用しようとする人かの
見分けもつかなくなります。

その一方で、距離がつかめず
急に馴れ馴れしく接して
相手に引かれてしまうこともあるのです。


このように、安心できる人との関わり方を
教わらないまま育ってきたために、
ほどよい距離感が分からなくなっています。


型④:「私なんていない方がいい」と罪悪感を抱き、最初から人と関わるのを諦める


なぜ、最初から人付き合いの輪を
避けてしまうのかというと、
周りの空気や相手の不機嫌をすべて
自分の責任のように感じてしまい、
人と関わること自体が重荷になるからです。


他人の顔色に敏感になりすぎるあまり、
誰かと一緒にいて
周囲が楽しそうにしていないと、

私なんていない方がいい

と罪悪感を抱いて、
自分から関係を遠ざけてしまいます。


こうして人と関わらない選択をしているのは、
むしろ傷つかないように
自分の心を守るための反応なのです。


※毒親育ちの自動自分責め12事例や自己肯定感が低くなる7つの理由はこちらの記事で

型⑤:少し期間が空くと関係がゼロに戻り、連絡先やSNSを全消ししてしまうリセット癖


世間では「人間関係リセット症候群」という
呼び名でも知られていますが、
少し連絡が途絶えただけで
相手との関係が白紙に戻ったように感じ、
自らすべてを断ち切ってしまう
「リセット癖」も典型的な例です。


本当は大切に思っている相手なのに、
連絡先やSNSを突然消して
周囲とのつながりを絶ってしまう人も
少なくありません。
これは、これ以上傷つかないよう
無意識に心を守ろうとする反応といえます。


一度仲良くなった友達でも
期間が空くと関係がゼロに戻った感覚になり、
関係を長く続けられない悩みを
抱えていることに、
僕自身も大学時代になって気づきました。


一度染みついたこの感覚はすぐには消えず、
僕自身、今でも友達関係の続け方は
よく分からないままなのです。


型⑥:親にされたのと同じ接し方を、自分も身近な人に対してやってしまう


ここまでの5つは自分が傷つく側の型でした。
しかし、親にされたのと同じ接し方を、
自分が身近な人にしてしまうこともあります。


理由③で紹介した論文でも、
親の接し方を見て覚えてしまうことがある、
という考え方が示されています。


僕も、恋人に対して、
親と同じような接し方をしていたと
気づいたことがありました。


自分も親と同じなんじゃないか

そう気づいたとき、
強い自己嫌悪を抱いてしまうかもしれません。
ですが、
それは家で見て覚えたやり方かもしれないので、
気づいたこと自体を責めなくていいのです。


※毒親の特徴7つや親も子も気づかない現実についての当事者の話はこちらの記事で

友達がいない毒親育ちは今から作れる?作れないなら「このままでいい」と言える理由

友達がいない毒親育ちは今から作れる?作れないなら「このままでいい」と言える理由


ここまで読んで、

今からでも頑張って友達を
作らないといけないんじゃないか

と思うかもしれません。


中1の友達が高3まで続く確率は1%。利用されるリスクがあるなら無理に作らなくていい


まず前提として、
「昔からの付き合いが残っていない」と
焦って新しい人間関係を探そうとする必要は、
まったくありません。


アメリカのフロリダ・アトランティック大学
ほかでエイミー・ハートル博士らが行った研究
(410人・573組の友達関係を調査)
によると、中学1年生(7年生)で始まった
友達関係のうち、
高校3年生(12年生)まで続いたのは
1%であることが分かっています。

(出典:フロリダ・アトランティック大学)

そのうえで、
「友達を作らなきゃ」と焦っていると、
信頼できる相手なのか
自分を利用しようとする人なのか
見分けがつきません。
そのまま親切なふりをして
近づいてくる人に利用される危険があります。
だからこそ、無理に人付き合いを
広げようとしなくていいのです。


うき

実家を出た後も、
僕の友達の数は昔と変わっていません。
今もほとんどいないです。


友達と呼ぶかは別として、
職場や趣味で話せる人はできました。


そうは言っても、
休日に一人で過ごしているとふと寂しくなるし、
本当にこのままでいいのかな……

そう不安になる瞬間もありますよね。

僕自身、
ゲームをするときやキャンプに行くときに、
ふと寂しさを感じたり、
このままでいいのかなと思ったりすることは
今でもあります。


ですが、寂しさを埋めようと焦って、
自分を利用するような人に
引っかかるくらいなら、
焦って動かないほうがずっと安全です。
友達がいないのは毒親育ちの影響であって、
あなたの落ち度ではありません。
まずは無理に友達を増やそうとするよりも、
自分の安全を守ることが何より大切です。


大勢の友達はいらない。素の自分を受け止めてくれる人が「たった1人」いればいい


ここで一番お伝えしたいのは、
連絡先の登録件数やグループの人数に、
なんの価値もないということです。

大切なのは、

自分を傷つけずにいてくれる人が
たった一人でもいるかどうかです。


ありのままの自分を否定せず
受け止めてくれる人がいるだけで、
日々の生きづらさは大きく変わるからです。
その相手は、
必ずしも「友達」でなくても大丈夫です。


そうは言っても、
その一人を見つけることすら
今の自分には無理なんじゃないか

そう途方に暮れてしまうかもしれません。

けれど、
焦ってすぐに誰かを探し出す必要はないのです。
いつかそんな相手に巡り合えれば、
それだけで十分に前を向いて生きていけます。


僕は18歳で一度寮に入って一人暮らしをして、
22歳で市役所に就職して実家に戻り、
24歳でリュック1つで家を出ました。

実家に戻っていた22歳から24歳のころ、

当時の彼女に
「うちの家庭なんか変なんだよなあ」と
相談したら、

「それ、毒親なんじゃない?」と言われて
初めてその言葉を知りました。

そのたった一人の存在が、
実家を出る大きな転機になったのです。


うき

そのとき、
「僕がダメだったんじゃない、あの家が普通じゃなかったんだ」
と心から思えたんです。


※実家を出たいのに出れない理由や毒親とのつながりを絶って自立する3つの順番はこちらの記事で

「でも心配してくれてるんでしょ?」と流す友達に話しても逆効果。家庭の事情を知らない人の励ましはつらさとずれる


僕は大学時代に一度だけ、
友人に実家の厳しさについて
話したことがありました。

けれど、
「親なんてそんなもんじゃない?」
「社会人になれば離れられるよ」
と言われました。

毒親の家庭環境を知らない人に
実家の苦しさを打ち明けても、
苦しみを分かってもらうのは難しいものです。

問題のない家庭で育った人からすれば
純粋な善意かもしれませんが、
こちらのつらさとは
どうしてもズレてしまうからです。


あなたも勇気を出して
家のことを打ち明けたのに、
「でも心配してくれてるんでしょ?」と
軽く流されたことはありませんか?


相手の善意を受け止められないからといって、
自分を責めなくていいのです。

家庭の事情を想像できない相手に話すのは、
あなたがこれ以上傷ついてしまうだけで、
自分の心を守るうえで逆効果にしかなりません。


否定せずに受け止めてくれる人に会えても、すぐには信じられなくて当然


否定しない人に会えたら安心できそうなのに、
実際は、
すぐには信じられないことがあります。


家で否定されるのに慣れているため、
傷つかないように
無意識に心を守ろうとするからです。


僕も、当時の彼女にも、
家を出てから出会った人にも、
安心より先に疑ったり怖くなったりしました。


もし同じように感じたとしても、
その疑いや怖さは決して異常ではありません。


まとめ:毒親育ちで友達がいないのは性格のせいじゃない。素の自分を受け止めてくれる人が「たった1人」いれば十分


改めて整理すると、

  • 毒親育ちで友達がいないのは性格のせいではなく、親との関係の中で生き延びるために作られた「型」にすぎない
  • 調査でも30代の36%が「友人がいない」と答え、40代の52.0%が「友だちがいない」に当てはまると感じており、「自分だけがおかしい」と思い詰める必要はゼロ
  • 幼少期の過干渉や思春期の心理的コントロールにより、対等な人間関係を築く土台やお手本を家庭で教わっていない
  • 人と関わるのを諦めたり相手に合わせてしまったり、身近な人に親と同じ接し方をしてしまったりするのは、家庭で身についたり見て覚えたりしたやり方かもしれないので自分を責めなくていい
  • 中学1年生で始まった友達関係が高校3年生まで続くのは1%。
    利用されるリスクがあるなら無理に友達を作る必要はない
  • 大勢の友達はいらない。
    素の自分を受け止めてくれる人が「たった1人」いれば十分にやっていける
  • 家庭の事情を想像できない友達に打ち明けるのは、傷つくだけで逆効果になるため、無理に理解を求めなくていい
  • 否定せずに受け止めてくれる人に会えてもすぐには信じられず、安心より先に疑ったり怖くなったりするのは異常ではない

ここまで読んで、

友達がいないのは、
自分の性格が悪かったわけじゃないんだ

と思えたなら、本当にその通りで、
少し肩の荷を下ろして大丈夫ですよ。


友達がいなかったり、
誰かと仲良くなれなかったりするのは、
あなたが悪いからでも、
冷たい人間だからでもありません。

理不尽な家庭環境の中で生き延びるために、
人付き合いを避けたり相手に合わせたりするしかなかったからです。

「友達がいない自分はおかしくない。親のせいにしていい」
と納得して大丈夫なのです。


ただ、


「原因は親にあったんだ」と
頭で納得できたとしても、
それだけでは日々の息苦しさまでは消えてくれません。


理由が分かったからといって、
親がこれまでの過干渉を反省してくれるわけでもなければ、
実家の重苦しい空気が急に変わるわけでもないからです。

いま親と暮らしていて、言いつけに縛られ
親の顔色をうかがう生活の中にいれば、
また自分を責めてすり減らす毎日に引き戻されてしまいます。


僕が本当に伝えたいのは、
いつまでも親の機嫌に怯えて
自分を責める生活に耐え続ける必要なんてない、
ということです。


うき

僕も友達はほぼいませんが、
家を出てから友達に
「本当に楽しそうに笑うようになったよね」
と言われました。


今すぐ無理に動く必要はありませんが、
親から離れたあとの暮らしが
どうなるのかを知っておくだけでも、
これからの見通しが持てるようになります。


実際の暮らしがどうなるのかを知る参考として、
僕が24歳で実家を出て
親から離れたあとの暮らしがどう変わったのか、
体験談として詳しく書いています。

※毒親と離れてわかったことや、24歳で逃げてよかった5つの理由はこちらの記事で

「このまま親の言いなりで生きて本当に大丈夫だろうか…」
「でも、何から始めればいいかわからない…」
そんな毒親育ちのあなたのために脱出ロードマップを作りました。

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