【毒親脱出物語】「いい子」を演じた24年間とリュック1つで毒親から逃げた朝の話

「過干渉の親がしんどい…」どうすればいい?伝え方が悪いの?【当事者体験記】

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うき

親に言われるまま公務員になった毒親育ち。24歳の2月、リュック1つで家を出て、保証人ゼロ・貯金50万で自分の部屋を確保。10年勤めた市役所を辞め、今は「逃げ方の実務」を発信中。
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「うちは毒親ってほどじゃない…はず」と思いながら読んでいるあなたは必読。

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出かけるたびに行き先を聞かれて、息が詰まる…

友達に毎回謝って時間を調整してもらうのが、本当に申し訳ない…

もう大人なのに、どうして親に許可を取りに行ってるんだろう…

その問いに、この記事で答えます。

僕自身も社会人2年目まで、
出かけるたびに「どこ行くの」と聞かれる家にいて、


息苦しくてたまらないし、さんざん悩みました。

出かけるたびに「どこ行くの」と聞かれ、
答えても母は返事もせず去る。


自分の行動を全部チェックされている窮屈さが、
毎日ずっとまとわりついていました。


…でも、今になってきちんと考えると、

「親から離れたい」と思うことも、実際に家を出ることも、親の許可を取るようなことではありません。

「殴られてるわけじゃないから、毒親とは言えないのかも」と思うかもしれませんが、
境界線は暴力の有無ではなく、自分の決定が自分のものとして扱われているかどうかです。

そもそも、親は「許可を取る相手」ではありません。

「どう言えば許してもらえるか」を探し続ける限り、来週も同じ週末が来ます。
この記事の結論は、境界線は言葉ではなく距離で引くこと。

僕自身の脱出体験も交えて、詳しくお伝えします。

【うきのプロフィールと実績】

就職先の市役所が実家から歩いて20分。引っ越す理由が見つからないまま実家に戻るも、

出かけるたびに行き先を報告させられ、不機嫌と無視が続く毎日に限界を感じる。

1年は耐えたが、2年目で限界。ついに決死の家出を決意する。

しかし、届いたアパートの契約書を勝手に開けられて計画が親にバレ、「契約解除してこい」と言われる。

それでも引き下がらず、「してきます」と嘘をついて水面下で準備を続行。

実家で暮らしながら、仕事帰りに1人で不動産屋へ通った。

約2ヶ月で準備を整え、保証会社を使って自分名義で部屋を契約。貯金をフルベットしてリュック1つで脱出に成功。

実家時代にずっと欲しかった「自分暮らし」を実現。

現在は当事者の立場から、同じように「出たいのに出られない」人に向けて、逃げ方の実務を発信している。

>>詳しいプロフィールはこちら

>>保証人ゼロで家を出た僕の方法はこちら

目次

親の干渉が止まらないと感じるなら、伝わらないことはあなたの伝え方のせいじゃない

親の干渉が止まらないと感じるなら、伝わらないことはあなたの伝え方のせいじゃない


改めて言いますが、
「何度伝えても親の干渉が止まらない」と悩むのは、
あなたの伝え方のせいじゃありません。

むしろ、「許可を取る関係じゃない」と、
あなたが気づき始めた証拠だとすらいえます。


だって、思い出してみてください。

「どう言えば許してもらえるんだろう…」
「私の言い方が悪いのかな…」
と苦しみながら、

いつ「男でしょ?変な人とつるんでないよね?」と言われるかもわからない、

いつ最寄駅の改札を出たところに、母の車が待っているかもわからない…

自分のプライバシーを尊重してくれるわけでもない親のために、

日々「どう言えば波風立てずに済むか」と顔色を窺う毎日を繰り返すこと、5年・10年・20年…

気付いたときには、

もう自分の人生を自分で選べないまま、30代、40代と年月が過ぎている…


うき

僕ももし、『どうやって説得しようか』と頭を悩ませたまま動かないでいたら、
ずっと親の顔色を窺って自分の人生を失う未来に足を踏み入れていたことは間違いないはず…


そんな未来に進む道を、自ら軌道修正して、


「言葉で伝えても親は変わらない」と現実を受け止め、
自分の人生を取り戻すために距離を取ろうと動き出す。

これのどこが、「あなたの伝え方の問題」なのでしょうか。

少なくとも僕は、

あなたの言い方のせいどころか、自分を守るための「まっとうな一歩」だと思いますね。

「言葉で伝えれば止まる」は、話し合いが成り立つ関係の話

そもそも、
ネットでよく見る「正直な気持ちを言葉にして伝える」が成り立つのは、

「お互いの境界線を尊重できる関係」

が、前提にある場合の話です。

対等な相手なら確かに、
「わかりやすく、はっきり断る」ことで、こちらの意思が伝わることもあったでしょう。

しかし、過干渉な親に対しては、
言い方は悪いですが、

「どう言えば分かってもらえるか」と伝え方を工夫して、
変わるはずのない親の機嫌を取り続けながら実家に留まる方が、
1兆倍くらい心をすり減らすリスクが高い

という現実があるのです。

実際、ネットを見ても、
この記事で引いた相談も、どれも同じ声です。

知恵袋でも、「過干渉な親に疲れています」と吐露する23歳社会人女性の相談があり、

行く場所や写真を送ったり、名前を伝えなければ「男でしょ?」と言われたり、
毎日最寄駅まで送り迎えがついたり…などなど、

「それを許してもらうにはどうすればいいでしょうか」と悩んでいる現状…


伝える以前に、許可をもらう側に立たされているのです。

そして、過干渉に悩む人はこの手の話を、

「私の言い方がキツかったからかな」
「もっと優しく言えば分かってくれるかも」と、


自分の伝え方の問題にしてしまいがちですが、

実際には、

あなたの言い方ひとつでどうにかなるような話ではありません。

「話し合いの前提が成り立たない相手」と向き合っている

のです。

過干渉な親に「言葉」が通用しない現実
  • 出かけるたびに「どこ行くの」と玄関で止められ、行き先を報告させられる
  • 友達と遊ぶ日も「誰と?男でしょ?」と疑われ、写真を送らされる
  • 心配を理由に、仕事でも遊びでも毎日最寄駅まで送り迎えされる
  • 自分宛ての新居の契約書類を、先に勝手に開封されて問い詰められる
  • 「考え中」と常々言っているのに、先んじて口を出してくる
  • 「このストレスで倒れたら介護離職してもらう」と脅される
  • 「もう大人だから」と言えば言うほど、未熟者扱いされて干渉が激しくなる
  • 親に「心のプライバシー」にまで侵入される
  • 気づけば「どう言えば許してもらえるか」と親の顔色を窺う思考に支配される


うき

親の過干渉から自分を守るために必要なのは、
「どう言えば許してもらえるか…」と、言い方を探して耐え続けることじゃない!


もちろん、


あなたの親が子どもの境界線を理解できて、
「もう大人なんだから自分で決める」と言って聞き入れてくれる関係なら、
多少の意見のすれ違いがあっても、


言葉で伝えて解決していくことは可能でしょう。


しかし、すでに何度も伝えても干渉が止まらず苦しみながら、
それでもどこかで、

「自分の言い方を変えれば、いつか分かってくれるはず」と思い続ける…

感情論を抜きにして、
フラットに、シビアにこれまでの結果を見て、

それは本当に、あなたのこれからの人生を守れる方法でしょうか?


うき

もちろん、明日いきなり親と縁を切って出ていけという話ではありませんが、
伝わらないことを自分のせいにせず、物理的に距離を取る準備を始めることは、決してわがままなんかじゃないと断言します…!

あなたが過干渉の親に疲れた・離れたいって思った理由は?

あなたが過干渉の親に疲れた・離れたいって思った理由は?


ここからは、実際によくある、

「過干渉の親から離れたい・逃げたい」と思う理由を整理していきます。


うき

僕自身が実家から離れたくてたまらなかった理由や、
ネットにあふれる当事者のリアルな声を元にお話ししていきますね


実際に過干渉な親に悩んできた当事者の、
重いリアルな声も中には含まれていますので、ご注意ください。

結論を言うと、下記のとおりです。

行動を全部チェックされる日常の実物
  • 出かけるたびに行き先や帰る時間の報告を求められる
  • 写真の提出や送迎、交友関係の詮索
  • 線が引けず、「毒親」と名前がつくまで分からなかったこと
  • 親の過干渉が明らかにヤバい

順にお伝えしていきますね。

子どもの行動を全部チェックする家庭の体質

まず、親から離れたいと感じる最も多い理由が、

行く場所も会う相手も、親に全部報告させられる毎日です。

僕自身も含め、

「心配してくれてるだけ、と自分に言い聞かせている」という方は、本当に多いです。


例えば、下記。

知恵袋に投稿されていた、ある社会人の方の切実な声です。

知恵袋に投稿された23歳社会人女性の相談のスクリーンショット


「心配だから」と言って何でも把握したがるが、
こちらのプライベートも、尊厳も、尊重されることはなにひとつない。

子どもの我慢と犠牲の上に成り立つ家庭のルール。


あなたも、身に覚えはないでしょうか?

例えば僕が市役所に勤めて実家にいた頃、
出かけて帰ってきたとき、

母から、
「誰といたの」と、彼女のことを問い詰められました。

出かけるときにも「どこ行くの」と聞かれ
「彼女のところ」と正直に答えたはずなのに、

母は返事もせず去っていく。それなのに、帰ってきたらこれです。

要するに、
「報告しても無視するけど、行動は全部チェックして問い詰める」という状態。

自分の行動を全部チェックされている窮屈さにもほどがあるだろ、と…

(そしてそのたびにうんざりしていたのは、言うまでもなく…)


うき

当時、出かけるたびに『どこ行くの』と聞かれ、
行き先を常に報告させられる日常が本当に息苦しくて、
『心配してくれてるだけ』と自分に言い聞かせて我慢していたのがめちゃくちゃつらかった…


※親の過干渉によって自己肯定感が削られていく実態はこちらの記事で

そして、管理される子どもである僕たちは、
親の言う通りに行動するのが当たり前で、
報告を怠ったり少しでも遅れたりしたら不機嫌になられ、問い詰められる。

「23歳社会人女です。過干渉な親に疲れています。友達と遊ぶのにも行く場所や写真を送ったり、名前を伝えなければ男でしょ?変な人とつるんでないよね?と言ってきます。また、心配だからという理由で仕事、遊びの日関係なく毎日最寄駅まで送り迎えつきで(…)遊んでいる友達にも毎回謝って時間を調整してもらったりしています。(…)それを許してもらうにはどうすればいいでしょうか……」

(出典:Yahoo!知恵袋)


こんなの、親から逃げたくもなりますよね。

写真の要求・交友関係の詮索…プライバシーの完全崩壊

2つ目に、
写真の要求や交友関係の詮索などによる、プライバシーの崩壊。

別の当事者の方から投稿された生の声をご紹介します。

心のプライバシーへの侵入について書かれた知恵袋の相談のスクリーンショット


  • 友達と遊ぶだけなのに「名前を伝えなければ男でしょ?」と疑われる
  • 出先から行く場所や写真を送らされる
  • 親に心のプライバシーに侵入され、逃げ場がなく疲弊していくだけの日々


この息苦しさからは、

実家にいる限り、永遠に逃れられない。

親の機嫌に怯えながら暮らす毎日は、

もはや社会人になっても、仕事でも遊びでも毎日最寄り駅まで送り迎えをされ、行く場所の報告や写真の送信までさせられるようなもの。

いつ母が不機嫌な顔や声のトーンになるのやら、

わかったもんじゃありませんよね。

しかも、ある人は「心配だから」と毎日最寄駅まで送り迎えされ、
別の相談では「このストレスで倒れたら介護離職してもらう」と言われ、


断るほど、あなたが罪悪感を抱えることになる。


うき

僕自身も、出かけるたびに『どこ行くの』と聞かれ、
正直に『彼女のところ』と答えているのに返事もされず、行動を全部チェックされて、
あげく帰ってから問い詰められて、本当に気が狂いそうでした…


実際、「親が心配してくれるのはありがたいこと」なんて、


家の中を見ていない人の言葉です。

本当に息苦しい話ですが、

過干渉の家庭において、プライバシーの侵害はもはや日常的な現実。

「過干渉な親に疲れています」


(出典:Yahoo!知恵袋)

「長いことカウンセリングに通ってたんですが、ついに私の根本にあるものが判明したんです。。親に心のプライバシーに侵入されることの拒絶でした。」

(出典:Yahoo!知恵袋)

  • 「基本的に『娘は未熟で非常識。私が正解で常識人』という思いがあり(…)常に『私がチェックしてあげる』という姿勢なのです。」
  • 「友達と遊ぶのにも行く場所や写真を送ったり、名前を伝えなければ男でしょ?変な人とつるんでないよね?と言ってきます」

(出典:Yahoo!知恵袋)

これらはどれも、断り続けるほど自分が悪いことをしている気になっていく話です。


あなたも、
もしかしたら既に強烈な監視と詮索に息が詰まっているかもしれませんね。

もしくは、
次の週末もまた「どこ行くの」「誰といるの」と問い詰められるかも…

と考えると、やはり親から離れたくなるのは自然なことです。


※毒親育ちで友達がいない・できない状態になる、親に原因がある3つの理由はこちらの記事で

線が引けない苦しさ・違和感…「毒親」と名前がつくまでの圧倒的ストレス

3つ目に、
「うちの親はおかしくない」と思い込まされることの圧倒的なストレス。

最も厄介なのが、
「殴られているわけじゃないから、毒親とは言えないのかも」という迷いですよね。


僕自身も、大学で自由を知って「うちは普通じゃないかも」と芽生え、実家に戻って確信に変わって、

「こんなことで悩む自分が甘えているだけかも」と自分を責めていた時期がありました。

殴られていなくても家を出ていいのか、しんどいだけで離れるのは甘えなのかという判断基準は、この記事に書きました。
【実体験】「家族と離れたい」は甘え?殴られていなくても20代が実家を出ていい理由

※毒親のチェックや診断についてはこちらの記事で


そもそも過干渉な家庭では、

「心配だから」と言いさえすれば、親のすることは何でも通ってしまいます。


理由は2つ。

  • 親が「心配だから」と言えば、子どものプライバシーをいくらでも侵入していいルール
  • 外からは異常が見えず「普通の家庭」に見えてしまう


うき

あなたも一度くらいは、
『心配してあげてるのに』と不機嫌になる親に息が詰まったことはないでしょうか?


また、僕自身も「うちは普通じゃないかも」とはずっと思っていましたが、


それを何と呼ぶのか、どう線を引き直せばいいのかが全く分かりませんでした。

  • 彼女の家族と接して「普通の家ってこんなに穏やかなんだ」と知ったこと、
  • 怒鳴り声も長い無視もなく、ただ穏やかに会話が交わされている空間があること、
  • 「僕がダメだったんじゃない、あの家が普通じゃなかった」と気づいたこと、などなど…


うき

当時付き合っていた彼女にうちの家庭の相談をしたとき、
『それ、毒親なんじゃない?』とはじめて言われて調べたら、
特徴が全部うちに当てはまって、
「僕がダメだったんじゃない、あの家が普通じゃなかった」とわかりました…


「こんな管理される日常から解放されたい!離れたい!」


という声は、本当に多いのです。

親の過干渉が明らかにヤバい


最後に、明らかに親の過干渉がヤバいということ。

  • 「心配だから」
  • 「正直な気持ちを言葉にして伝える」

↑こんな声が、もはや完全に的外れな勘違いになってしまってることも、


うすうす勘づいているのではないでしょうか?

そもそも、明らかに限度を超えて管理されている。

行く場所や写真を送り、名前を伝え、友達に毎回謝って時間を調整してもらう日常が止まらないし、

23歳社会人女です。過干渉な親に疲れています。
友達と遊ぶのにも行く場所や写真を送ったり、名前を伝えなければ男でしょ?変な人とつるんでないよね?と言ってきます。
また、心配だからという理由で仕事、遊びの日関係なく毎日最寄駅まで送り迎えつきで(…)遊んでいる友達にも毎回謝って時間を調整してもらったりしています。(…)それを許してもらうにはどうすればいいでしょうか……

(出典:Yahoo!知恵袋)


じゃあ年齢を重ねれば親の干渉が収まるかと言えば、

30代後半になっても、

『娘は未熟で非常識。私が正解で常識人』と言われ続けている人がいる。


過干渉な母親に、私の意思を尊重してもらうには。30代後半女性(…)基本的に『娘は未熟で非常識。私が正解で常識人』という思いがあり(…)常に『私がチェックしてあげる』という姿勢なのです。

(出典:Yahoo!知恵袋)


それどころか、

本人が「考え中」と伝えても先回りして口を出してくる。


(…)『考え中』ということは常々言っているのですが、もうとにかく先んじて口を出してくるのです。

(出典:Yahoo!知恵袋)


で、
カウンセリングに通った当事者がたどり着いた答えだと、


親に心のプライバシーへ侵入されることへの拒絶なんですよね。


「それは親が心配性なだけで悪気はない…」と言う人もいますが、
その人たちは、長いことカウンセリングに通った当事者が、


ついに自分の根本にあるものを突き止めた生の声を知らないんです。

長いことカウンセリングに通ってたんですが、ついに私の根本にあるものが判明したんです。。親に心のプライバシーに侵入されることの拒絶でした。

(出典:Yahoo!知恵袋)


「別れてほしい」「介護離職してもらう」という親の脅し

母から『父が鬱になったのはあなたの交際が原因だ。だから別れてほしい』(…)『このストレスで倒れたら介護離職してもらう』

(出典:東京都 TOKYOメンターカフェ)


うき

これは心配ではなく、完全に『脅し』ですよね。
別れるかどうかや仕事を辞めるかどうかといった本人が決めることを親に条件にされたら、逃げ出したくなって当然です


で、距離を置こうと決断した人の場合、


『ほぼ絶縁』に近いのは非常識ではないかと悩み、罪悪感も強く感じるという現実があります。

引っ越して両親との連絡を最小限にすることを決めました。
ただ、それは『ほぼ絶縁』に近く、非常識ではないかと悩んでいます。
これまで何不自由なく育ててもらったという思いから、罪悪感も強く感じています。

(出典:東京都 TOKYOメンターカフェ)


「親の言うことを聞いていれば、
いつか分かってくれて、円満な関係になれる」

という期待が、どんどん崩れていっている。

こんな猛烈な勢いで、
親との境界線が根底から壊されていってるのを横目に、

「でも親は心配してくれてるだけだから…」なんて、
さすがに自分に言い聞かせすぎると思いませんか?

>>毒親育ちが自己肯定感低いのは性格じゃない|自動自分責め12事例と7つの理由


あなたが言葉で伝えても過干渉が止まらない親の特徴

あなたが言葉で伝えても過干渉が止まらない親の特徴


では、そもそも、

「いくら伝えても過干渉が止まらない親」って、どんな親でしょうか?

もちろん、一概に決めつけることはできませんが、
ひとつ言えるのは、

「『娘は未熟で非常識。私が正解で常識人』と思い込んで先んじて口を出してくる」

という場合は、
間違いなく、言葉で伝え方を変えても過干渉はやめさせられないでしょう。

具体的に言うなら、
言葉で伝えても過干渉が止まらない親のサインは、こんな感じです。

言葉で伝えても過干渉が止まらない親のサイン
  • 「考え中」と常々伝えているのに、先んじて口を出してくる
  • 行く場所や写真を送らされ、名前を言わなければ「男でしょ?」と疑われる
  • 「心配だから」という理由で、仕事の日も遊びの日も毎日最寄駅まで送り迎えをする
  • 出かけるたびに「どこ行くの」と行き先を常に報告させられる
  • 「娘(息子)は未熟で非常識。私が正解で常識人」という思い込みが根底にある
  • 恋人のことにまで口を出して「別れてほしい」と言ってくる
  • 常に「私がチェックしてあげる」という姿勢を崩さない
  • 自分の体調を持ち出して「このストレスで倒れたら介護離職してもらう」と子どもの仕事にまで口を出す


これらの問題は、


実家にいて言葉で伝えようとしている限り、ずっとついて回りますよね?

つまり、これが苦痛だとしたら、

実家にいる限り一生その監視と共に生きることになるってことです。

そりゃ、「言葉で伝えてやめさせよう」なんて無理って言わざるを得ないですよね。


うき

来週も同じことが起きて、それに耐えられますか?という話です

「気持ち」で親は動かない。動いたのは反論できない材料だけ

しかし、
もし頭では「伝えても無理だ」と分かっていたとしても……

「言い方をもっと工夫すれば分かってくれるんじゃないか…」とか、
「私の伝え方が下手だから親を怒らせるのかな…」とか、

色々とグルグル悩んじゃいますよね。

おそらく、
あなたもネットや相談サイトでこんな言葉を見たことがあるんじゃないでしょうか。

  • 「正直な気持ちを言葉にして伝える」
  • 「わかりやすく、はっきり断る」
うき

かつての僕も、自分から親のところへ切り出しに行ったことがあります。
結果は全否定。
詳しくはこのあと書きます。

でも、
そもそも、よく目にする「ちゃんと伝えれば分かってもらえる」っていうアドバイスって、

過干渉の親と暮らしたことがないか、
話が通じる普通の親しか知らないか、どっちかじゃないですか?


「話し合えば分かる」という世間の空気も、


少なくとも、僕の家のような親を前提にはしていない。
「伝え方を変えればやめさせられる」というよく見る言い方は、
「話し合えば分かり合える家族」を前提に書かれている。

つまりは、
よくある「伝え方を変えれば止まる」なんて前提、うちの家にはどこにもなかった。

言っちゃ悪いですが、

すべては話が通じる親に向けた話です。


だって、その前提が、僕の家にはなかったんだから。

もちろん、親が心配してくれている面もあるとは思いますよ。

なんだかんだ衣食住は用意されているし、

進学も、最後は認めてもらえました。

けど、それが、

毎日の行動を監視されながら実家に居続ける理由になるかといえば、そんなことはないと僕は思います。


だって、

  • 高3の春、親に自分から「やっぱり就職じゃなくて大学行きたい」と気持ちを伝えに行った
  • 親に相談したのは、そのときが最初の1回だった
  • 返ってきた言葉は「お金はない」「就職って言ってたじゃないか」で、完全に全否定された
  • 気持ちを伝えただけでは親の反対は1ミリも動かず、動いたのは「国立+奨学金ならいける」という反論できない客観的な材料を出したときだけだった
  • しかも自分一人ではなく、祖父母と担任を巻き込んでようやく通した


どれだけ気持ちを伝えても、親は言葉では止まらないという話です。


「話し合えば分かる」と言っている人は、この現実を知らないんだと思います。

一人暮らしを親に反対されたとき、
説得がどう通用しなかったかを書いた記事はこちら。

この現実を知らないと、何年も「伝え方」を工夫し続けて実家で消耗するハメになるかもしれません。


引ける境界線が距離だけだとしたら、あなたがとれる行動は?

引ける境界線が距離だけだとしたら、あなたがとれる行動は?

では、現実的に、

うちの親、過干渉なんじゃないか?

正直、もう実家を出たい…

と思った時、


一体何をすべきなのか?

息苦しいから明日出ていこーっと!

と、いきなり家を出られたらラクですが、

現実そうはいかないから、悩むわけですよね。

となると、取るべき行動は何か?

結論、
いきなり「親を変える or 我慢する」と、
0か100かで考えるのではなく、

親が変わっても変わらなくても
どっちでも自分の人生を選べる状態

を作ることです。


いきなり荷物をまとめてドーンと家を出られなくても、

「その気になればいつでも離れられるような準備をする」

これなら建設的ですよね。


うき

1番避けなきゃいけないのは、
何も手を打たないまま、
「親が嫌だ」「どう言えば許してくれるか」と思い詰めるだけでズルズル時が過ぎること。
これじゃ、消耗する一方です


では、現実的に打てる手は、何があるのか?


選択肢は、下記2つしかありません。

  • 言葉で境界線を引く(話し合い・説得)
  • 物理的に距離を置く(部屋を借りて出る)


順に見ていきます。


親の過干渉をやめさせる方法 → 言葉での説得・話し合い

もっとも一般的な選択肢が、


親と話し合ってやめさせようとすることでしょう。

ネットで「親の過干渉をやめさせる方法」を調べて、
伝え方を工夫してみるのはタダですし、
やってみたくなる気持ちはよく分かります。

ただ、個人的には、言葉での説得はあんまりオススメしません。


うき

僕自身、
親に切り出す前の段階で『あの親が認めるわけがない、話し合いも無理』と悟ったから、というのもありますが…

理由は大きく3つ。

1つ目は、
シンプルに過干渉な親との話し合いは、そもそも成立させるのが難しすぎるから。

もちろん、親の性格や家庭環境によっても話は変わってきますし、


話し合えば分かってくれる親もいるとは思います。

が、少なくとも僕の家では、話し合いの前提がなかったし、

この記事で引いた4件の相談でも、話し合いで親が変わった話は1件も出てこないのは事実です。


特に、

  • 『娘(息子)は未熟で非常識。私が正解で常識人』と思い込んでいる
  • 行動や郵便物まで先んじて口を出し、チェックしてくる
  • 「心配している」を理由にこちらの境界線を無視する


上記1個でも該当してると、

言葉で説得するのは途端にめちゃくちゃ厳しくなります。


(大げさではなく、本当です)

実際、僕の場合、


彼女との結婚を意識して「親に言わなきゃいけない」と気づいたとき、


頭の中は「面倒くさいな」「どうやって説得しようか」という悩みでいっぱいだったのですが、


考えれば考えるほど、

「あの親が認めるわけがない、話し合いも無理」と悟りました。あったのは絶望感と焦燥感だけです。


さらに、過去を振り返っても、気持ちだけで伝えたときは、


「全否定された」

という現実に向き合うことになります。


うき

高3の春に『やっぱり就職じゃなくて大学行きたい』って気持ちを伝えたときも、

『お金はない』『就職って言ってたじゃないか』って完全に否定されましたからね…


そして2つ目の理由、


必死に言葉で説明して分かってもらおうとしたところで、

こちらの境界線が守られるとは限らないこと。

  • 新居の契約書類が実家に届き、母が先に封を切っていた!
    →夜に呼び出されてテーブルに現物を置かれ「契約解除してこい」と言われた
  • 高3の春、自分から「大学行きたい」と伝えた!
    →「お金はない」「就職って言ってたじゃないか」で全否定
  • 「どこ行くの」に正直に「彼女のところ」と答えた!
    →返事もせずに去っていく


みたいに、


フタを開けたら何の解決にもならなかった

ってことは、めちゃめちゃあり得る話です。



うき

とはいえ、
「考え中」と言ったら待ってくれる親なら、
言葉で線を引く道も、
あると思うのですが…


最後に、これが1番大きいのですが、


親に許可を取ってから動こうとすると、
その許可が出ない限り、一歩も動けなくなる

からです。


だって、「親を変えよう」「認めてもらおう」とする以上、
主導権を親の機嫌や価値観に握らせることになります。

なのに、あなたが本当に求めている本音は、

  • 「親の顔色を窺わずに自分の時間を過ごしたい」
  • 「一刻も早くこの息苦しい家から離れたい」


という、

「自分の自由を守る」ことそのもののはずですよね。
それを親に「認めてくれ」と差し出す時点で、話が噛み合わないに決まっています。

でも、「ちゃんと話せば分かってくれるはず」と期待した瞬間に、


「私の伝え方が悪いから伝わらないんだ」という自責の錯覚を生み出してしまう…


うき

僕も新居の契約書類が実家に届いて、母が先に封を切っていたとき、
夜に唐突に呼び出されて、テーブルに置かれた現物を見せられて、

『契約解除してこい』

と言われましたからね…

あの場で説得を始めていたら、解除させられていたと思います

もし親の言う通りに納得させようと粘ったり引き下がったりしていたら、

結局「親の監視下で我慢する毎日をずっと続ける」ということになるので、
結果的に、何の解決にもなってないと思いませんか?

物理的な距離をとる

意外と盲点になりがちなのが、
「親を変えようとせず、物理的な距離をとる」こと。

なぜなら、

親を変えようとして消耗するのをやめて、
自分の時間と部屋を取り戻せる、
現実的な手

だからです。


例えば、

僕が大学4年間の一人暮らしの自由を終えて、実家に戻った日のことです。
実家の玄関のドアを開けた瞬間、

戻った瞬間、あの空気が全部よみがえって、

「この家、おかしかったんだ」と確信しました。


リビングに漂う実家独特の生活臭や、
廊下に響く母のスリッパの音を聞いたとき、
「鳥籠の中に入れられたような感覚」と、玄関を開けたときの絶望感は、未だに覚えています。

一度でも「他の家の空気」を知ってしまったら、
親の過干渉がどれだけ異常だったか、もう自分の感覚をごまかすことはできません。


うき

よって、
親との話し合いに時間とメンタルをすり減らすのをやめて、
黙ってアパートを借りて距離をとる準備を進める
というのは、めちゃくちゃ現実的な手段です


物理的に離れるにあたって最も気になる部分、
「一人暮らしに反対されたらどうするか?」
については、
こちらの記事を参照してください。


ということで、僕は断然、
物理的に距離を置く準備を始めることをオススメします。

小さな準備から進めていけば、
本気で毒親の元から脱出することも、現実の話になってきます。


なのにもったいないことに、
「一人暮らし」や「毒親の元から脱出」と聞いた瞬間、

お金が貯まってからじゃないと無理だし…

と反射的に選択肢を「捨てる」人が多い。

ですが、本当に

  • 毎日の過干渉や監視に息が詰まっていたり、
  • このまま親の言いなりで人生が終わることに恐怖を感じているなら、


自分の心と人生の時間を守るためにも、

「お金が貯まるまで待つ」という思考停止はマジでNG。


うき

・親の過干渉がもう限界…
・本心では、今すぐ逃げ出したい…

と思っているなら、なおさらです


結局、どんなキレイごとや「親への恩」を並べ立てようが、

自分で距離を取った人から順に、自分の時間を取り戻していて、
親の顔色を窺って我慢し続ける人ほど、時間と心を削られっぱなし

というのが、残酷な現実だからです。


うき

僕も今となっては、
夜に自分の部屋で「実家から脱出する方法」みたいなワードを調べていた時期があるんですが、
あの検索の時間を、1回でも不動産屋に行く時間に回していれば、と今は思います…
調べて終わりにしていた時間は大後悔です


親の顔色を窺い続けてきた人ほど距離を取るチャンスあり

ちなみに、個人的には、


「親の顔色をうかがうのに疲れた人ほど、一人暮らしの準備には向いている」と思っています。


というのも、
過干渉な親のもとで限界まで我慢してきた人の日常って、こんな感じですよね。

親の過干渉に耐えてきた人=距離を置く準備ができる人の特徴
  • 親の足音やドアの開閉音だけで機嫌を察知してしまう
  • 出かけるたびに『どこ行くの』と聞かれるのが当たり前になっている
  • 聞かれる前に行き先や写真を送る癖がついている
  • 親の不機嫌を避けて、先回りして動いてしまう
  • 親に納得してもらうために、反論されない理由を必死に探したことがある
  • 「家を出るため」と決めたお金なら、コツコツ貯められる
  • 「この家、おかしかったんだ」と、一度は気づいたことがある


こういう人は、

親の干渉に耐えてきたからこそ、水面下で距離をとる準備に向いています。


なんでかっていうと、この準備って、

まさに
その「警戒心」と「先回りの段取り力」を自分のために使う作業だからです。


親の許可なんて一切いらないし、
誰に報告する必要もないし、
自分の人生を守るためだけに動けばいいし、
動いた分だけ『自由』が近づいてくる。

僕が毒親の元にいたころ、
今日できることなんて1つしかありませんでした。

自室にいる時間を増やしていた。それ以外の対策はしていません。

そうやって毒親との関わりを減らしながら、家を出る準備を始めました。

実際僕も、
お金が完璧に貯まるのを待たずに、足りるか分からないまま部屋を探し始めました。

「親の過干渉から逃げ出したいけれど、
お金も自信もないし、何から手をつければいいかわからない」

そんなあなたには、「まず順番だけ知っておくこと」が、間違いなく大きな一歩です。

と言っても、具体的にどんな順番で進めればいいのかわからない…


となるかと思いますので、
進め方の順番だけ書いておきます。


進める順番は、
「①スマホの単独名義化 → ②必要最低限のお金を貯める → ③毒親に秘密で部屋(住所)を確保する」の3つだけです。

今すぐ全部やれなくても、「こういう順番で距離を取れるんだ」と知っておくだけで、
それだけで大きな意味があるはずです。


「親を見捨てるのか」と罪悪感があるなら、離れたいと思うことはわがままじゃない

「親を見捨てるのか」と罪悪感があるなら、離れたいと思うことはわがままじゃない


「親から離れたい」と思うことは、決してあなたのわがままじゃありません。

むしろ、「自分の人生を選ぶこと」だとすらいえます。

だって、少し立ち止まって考えてみてください。

「育ててもらった恩があるのに…」と自分を責め続け、
「お母さんを一人にするの?」と言われた言葉が残っている。
遊びに行く場所や写真を送らされ、親の顔色を窺って過ごす時間……。

「親のために」と自分の気持ちを押し殺して耐え続けること、5年・10年・20年……。
気付いたときには、自分で選んだことが増えないまま、取り返しのつかない年月が過ぎてしまいます。

そんな未来に進む道を自ら軌道修正し、
「これ以上、親の許可を取りにいかない」と自分で決め、
自分の人生を選べる場所に立とうとする。

これのどこが「わがまま」なんでしょうか。


「育ててもらった恩がある」は、罪悪感を刷り込まれていただけの話

「家を出たい」と決意した途端、ブレーキがかかる方は本当に多いです。
「何不自由なく育ててもらったのに、親を捨てるような真似をしていいんだろうか」とためらってしまうんですよね。


例えば、下記。

東京都の相談掲示板に書き込まれた、ある方の声です。

「引っ越して両親との連絡を最小限にすることを決めました。ただ、それは『ほぼ絶縁』に近く、非常識ではないかと悩んでいます。これまで何不自由なく育ててもらったという思いから、罪悪感も強く感じています。」

(出典:東京都 TOKYOメンターカフェ)


「何不自由なく育ててもらった」という思いがあるからこそ、
離れることに強い罪悪感が生まれます。
あなたも、「育ててもらったのに」と自分の気持ちにブレーキをかけてこなかったでしょうか。


離れたあとに罪悪感が湧いても、実家に戻る必要はない

例えば、実家を出たあと。

夜中に突然、目が覚めたことがありました。

暗い部屋の中で、天井を見つめながら、
「あの人は今ごろ、一人でご飯を食べているんだろうか」と考えました。


でも、引きずるほどのことじゃなくて、普通にすぐ寝たし、実家には戻っていません。

少なくとも僕は、
わがままどころか「自分の人生を選ぶこと」だと思いますね。


うき

もちろん、ふと罪悪感が湧いてくる日もあるかもしれませんが、
「離れたい」と自ら決めて距離を取ることは、わがままなんかではないと断言します…!

実際に家を出て親と物理的な距離を取ったあと、
自分の心や日常にどんな変化が起きたのか。
その記録は、こちらの記事に詳しくまとめています。

まとめ:親は変わらないと思うなら、離れる行動をしてOK!

結論ですが、

「過干渉の親から離れたい、逃げたい」と思うことは、
わがままでもなんでもありません。

大人になれば、親から離れて自分の人生を生きるのは当たり前ですし、
それをわがままだと責めることのほうがズレています。

そして、

「親が変わってくれるかも」という期待だけを頼りに、
何も決められないまま実家で年だけ取っていくほうが、
よっぽどリスクが高い

というのが現実なのです。


そう考えれば、
むしろ「親は変わらない」と受け止めて離れるための行動を始める、
これは、わがままどころか自分の人生を守る選択です。

だからこそ、今からでも、

親が変わっても変わらなくても
どっちでも自分の人生を選べる状態


を作るべく、小さく動き出すべきです。


むしろ「そのうち」と先延ばしにして何もしないほうが、よっぽど危ない。

いきなり明日家を飛び出すとか、
まとまったお金が貯まるまで何年も耐えるとか、
まずはそんな大きな決断はいりません。


ただ、小さくでも
「どんな道があるのかを知る」こと
。

僕自身も、実家の自分の部屋で、夜に『実家から脱出する方法』みたいなワードで調べていました。
でも、調べるだけで終わっていた時間は大後悔でした。
知って、動いて初めて、抜け出せました。

まず順番を知るだけで、出口が見えない毎日の景色が変わっていきます。

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